hibi @ 茨城県古河市

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茨城県古河市にある「hibi」に行ってきました。ここは、2007年から営業されている暮らしの道具を扱うお店です。器をはじめ、布もの、かご、手ぬぐい、琺瑯、ほうき、洋服、装身具など、ご店主の眼で選ばれた品質の高い暮らしの用具が並んでいます。それらは個人作家ものばかりでなく、暮らしの心地よさという軸でまとめられた品々です。元は理髪店だったというかわいらしい建物は、落ち着いたグレーで塗られ、店内はリニューアルしたばかりという白木の棚やテーブルでシンプルに構成された清潔な空間になっています。店内の窓からは小さな神社のお社が見え、お店の佇まいを静かに演出しているように思いました。古河市は、東京方面から電車で約1時間程。大きく開発され過ぎない駅周辺には、時代感のある建物も残り散歩するにも楽しそうです。大都市から少し離れたこういう場所で、生活を大切にする品々が扱われ、地元周辺の方々から支持されるお店が根付くのはとても嬉しいことだと思います。こういう静かな文化が、点と点で結ばれ、やがて地域を超えた面になればと思います。


hibi
茨城県古河市本町2-14-6
12:00‐19:00
定休日:月曜日(祝日も休み)
ホームページ
ブログ

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お店でいただいた古河市の町あるきマップ。
楽しそうなお店がいろいろ紹介されています。

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(画像をクリックで拡大)


# by sora_hikari | 2011-06-16 02:24 | 見て歩き

風呂上がりの一杯をどれだけおいしく飲めるか展 @ Gallery Yamamoto

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栃木県野木町にあるGallery Yamamotoで開催されている「風呂上がりの一杯をどれだけおいしく飲めるか」展に行ってきました。この長いタイトルの展示会は、同ギャラリー主宰の山本千夏さんと、元麻布「さる山」主人の猿山修さんによるコラボレーション企画展です。展示会はテーマごとに三部で構成されており、第一部が「あつくなる編」(5月に終了)、第二部の「お風呂編」(現在開催中)、そして最終の三部が「飲む編」(7月、8月開催)となっています。会場は、栃木のGallery Yamamotoで開催した後に、東京のさる山に巡回という順序になります。従来の展示会が「モノ」を中心とした内容だとすると、本展は、そこにストーリーの乗せた「コト」から展示物を紹介する切り口になっています。春から夏にかけて、体のほてり→お風呂で流し→お酒をおいしく、といった一連の流れに添ってセレクトされた商品を展開するユニークな内容です。猿山修さんの「静」な音楽に、山本千夏さんの「動」な歌詞が加わったようなと言えば良いでしょうか。もしくは猿山さんの精神世界を、山本さんが翻訳しているようでもあります。野木町にある緑に囲まれたファサードの落ち着いたGallery Yamamotoと、研ぎ澄まされた空間の元麻布のさる山。お二人が今後見せてくれる仕掛けを楽しんでみたいと思います。

今回のセレクト品
・東屋-風呂道具等()        
・かぐれ-にがり石けん、タオル(
・babu-ハーブの石けん、シルククレンジングクロス(
・濱中史朗×猿山修-蓋付香炉(
・ギュメレイアウトスタジオ-自在鉤、うちわ掛 () 
・金森正起-ハンガーラック等()    
・家田紙工株式会社-水うちわ()  
・松原伸生-藍形染/長板中形 浴衣()      
・一高斎-つげ櫛(


風呂上がりの一杯をどれだけおいしく飲めるか 展
第二部:お風呂編

Gallery Yamamoto
2011年6月11日(土)~26日(日)
11:00~17:00
栃木県下都賀郡野木町南赤塚786-2 (Google Map
ホームページ

さる山
2011年7月8日(金)~10日
13:00~18:00
東京都港区元麻布3-12-46 和光マンション101
ホームページ



第三部:飲む編

Gallery Yamamoto / 2011年7月16日(土)~31日(日)
さる山 / 2011年8月5日(金)~7日

・内田鋼一-器等
・辻野剛-飲み物のための器
・辻野剛・猿山修-ワイングラス
・マティアスカイザー-酒器、蕎麦猪口、ポット
・東屋-箸、箸置、小皿等
・渡辺遼-箱膳等
・田中茂樹-盛り器、花籠等

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# by sora_hikari | 2011-06-16 01:30 | 見て歩き

ギャラリー うつわノート 常設展示のお知らせ

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本日(5月27日)より常設展示を行っております。4月のオープニングから続けて展示会を開催した為、今回がはじめての通常展示となります。日程の詳細は営業カレンダーでご確認ください。

ご覧いただける作家の器
安部太一、川淵直樹、小嶋亜創、寒川義雄、清水善行、田鶴濱守人、田村文宏、田淵太郎、松村英治、三笘修、村田森、山本忠正、吉田次朗、他(敬称略)

5月29日(日)は臨時休業となります。

# by sora_hikari | 2011-05-27 15:23 | おしらせ

高田竹弥・渡辺遼 二人展 @ 桃居

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西麻布の桃居で開催されている高田竹弥さんと渡辺遼さんの二人展に行ってきました。高田さんは絵画を中心にした抽象の世界を、渡辺さんは金属造形による立体物を制作されています。普段、用途のある器の展示会を開催している桃居では、新たな試みになります。まず高田さんの作品。白を基調としたタブローや立体造形。時間が堆積した深い記憶を見るような平面と立体。古い街角の壁や朽ちた舟の板のような景色です。次に渡辺さんの作品。鉄の塊や刀のようなスライス片。自然界には存在しない形状ですが、種や石のような自然物、そしてモノリスのような象徴性も同時に有しています。お二人は、年代も違えば、作る素材も異なります。面識もなく、本企画での引き合せ。しかし、お互いの作品が自然に共鳴し合い違和感なく混ざり合っていました。お二人の造形をカテゴライズするなら、アートや美術ということになるのだろうと思いますが、もっと違うフィールドのようにも思えます。例えば、日常生活空間の中で季節ごとに花を活けたり、旅先で拾った貝殻や石ころを窓辺に置いてみたり。そんな生活と密着して気持ちの美意識の延長と繋がったところにあるもののように思いました。多分、器も食のための道具でありながら、同様の気持ちを感じさせる共通性があると思います。そういう意味で、心の道具としてお二人の展示会が、当ギャラリーで開催されるのは、実に自然な流れのように思いました。


高田竹弥・渡辺遼 二人展
2011年5月20日(金)~24日(火)
11:00~19:00
桃居 (東京・西麻布) ホームページ

高田竹弥・渡辺遼 二人展 @ 桃居_d0087761_0491118.jpg


# by sora_hikari | 2011-05-22 01:25 | 渡辺遼さん

大谷工作室 展 @ 日々

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銀座の日々(にちにち)で開催されている大谷工作室展に行ってきました。大谷工作室とは、滋賀県在住の大谷滋さんの活動名。おひとりで作られていますが、個人の名前でなく「工作室」。そこに個人追求型のものづくりでなく、もっと軽やかな手仕事を表しているのが、大谷さんらしくあるように思います。お作りなるものは、オブジェ、彫刻、うつわ、人形など多様な造形。いまのところ陶土によるやきもの作品が中心です。大谷さんの作り出すものは、「遊び」の延長のようでありながら、実は独特の世界観をもった稀有な「本気」を感じます。まじめを抜いたまじめ。そんな緩さが、誰をも受け入れる寛容な存在を生み出します。自身を突き放す客観性。例えば、共同工房に捨てられて固まった粘土を基に作品にしたり。またはぎゅっと手で絞っただけの地蔵のような人形。そんな距離の取り方が、ものとの緩やかな関係を生み出しているように思います。疲れたり、悩んだり、そんな時に、ああこれでいいんだなと思わせてくれる、そんな精神浄化をさせてくれる才能が嬉しいです。


大谷工作室 展
2011年5月20日(金)~25日(水)
12:00~19:00 (最終日は17:00迄)
日々 (東京・銀座) ホームページ

大谷工作室 展 @ 日々_d0087761_0124940.jpg


# by sora_hikari | 2011-05-22 00:45 | 大谷工作室