日本民藝館、UNTIDY、high-kyo(アンティーク店)へ

日曜日は民藝館とアンティーク店へ行ってきました。

日本民藝館

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東大駒場キャンパス近くにある日本民藝館へ。ここは民藝運動の創始者である柳宗悦の蒐集品を展示している所です。陶磁器、織物、漆器、家具、金工など幅広い民藝品や河井寛次郎、濱田庄司などの民藝運動の要となる方の作品も陳列されています。その中でも特に心惹かれたのは、李朝時代の白磁、粉引き、刷毛目などの器です。当時の雑器であったはずの器のもつ外連味のない美しさに目を奪われました。高麗/李朝の茶碗は国宝級の井戸茶碗など有名ものがありますが、同時代の器を権威を脱いで民藝という視点で平易に接することができると親近感が沸いてきます。

UNTIDY(アンタイディ)

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南青山にあるアンティーク店、UNTIDYさんです。ヨーロッパ、アジア、日本のセンスの良いアンティーク品が並んでいます。小物も多くあるので一つ一つ手に取って見ていると楽しくなってきます。どれも一品ものばかりでしょうから、お店としての品質を保つための選択や仕入れにはきっと大変努力をされているのだろうなと思いました。都内で行われている骨董市を気軽にいくつか教えて頂いたので今度機会があれば行ってみようと思います。

high-kyo(ハイキョ)

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こちらは麻布十番の近くにあるアンティーク店、high-kyoさんです。1階には1960年代~80年代ぐらいの古家具、小道具や現代作家さんのアンティーク風の作品などが並び、また地階にはギャラリーとカフェが併設されています。伺った日にはちょうど値引き交渉ありの古道具展が開催されており楽しく拝見させて頂きました。オーナーの方は大変気さくに接してくださり心温まる思いでした。また企画展の際に伺ってみたいと思います。

今回は、民藝館とアンティーク店を同じ日に見て周りましたが、民藝という視点で日常品に美しさを見出す眼と、現代のアンティークが朽ちていくものに再価値を見出す視点は、奇しくも通ずるところがあるように感じました。

# by sora_hikari | 2006-12-18 01:43 | 見て歩き

森田春菜さんの個展へ

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森田春菜さんの個展を見に西荻窪のブリキ星さんへ伺いました。森田さんは多摩美の陶専攻ご出身の25歳になるお若い作家さんです。展示作品は朽ちてしまった古道具や何かのかけらのようなノスタルジックな感じのするオブジェが中心です。もしこれらの作品が道端に置かれていたら多分なんの違和感もなく寂れてしまった裏路地の風景と一体化してしまいそうです。アンティーク品も扱うブリキ星さんの展示空間にとても良く馴染んでいました。会期中にあの村上隆さんも来られて気に入っておられたそうです。森田さんのイメージする向こう側にはどんな世界が見えているのかちょっと覗いてみたくなります。

森田春菜展  機 ki ~モノ・版~
ギャラリーブリキ星(西荻窪)
12月6日~16日

森田さんのHP

# by sora_hikari | 2006-12-14 23:05 | 森田春菜さん

長谷川奈津さんの花器

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東京恵比寿 ギャラリー介さんにて 2006年11月

先日、ギャラリー介さんで行われた長谷川奈津さんの個展の際のものです。大きさは高さ15㎝×径20㎝ぐらいの中ぶりのものです。全体に掛けられた化粧土が肌色のようになって粗土に含まれる鉄粉の粒が浮き出ています。薪窯で焼かれたそうですが、釉薬の照りも火の当り具合でところどころ変化しており自然の火ならではの感触が伝わってきます。長谷川さんの花器は、豪華に飾られた花々よりも楚々とした自然の野花をさりげなく活けるのに似合いそうです。

# by sora_hikari | 2006-12-14 00:23 | 長谷川奈津さん

後藤義国さんの個展へ

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益子で作陶されている後藤義国さんの個展を土庵さんに見に行きました。さらりとした粉引きやしのぎの綺麗な器を作る後藤さんの器は、大きな主張をすることなくさりげない食卓での演出に似合いそうです。女性に人気のある理由はそんなお料理映えがしそうなところにあるのかもしれません。器屋さんではなかなか手にする機会がなかったのでお皿、鉢、急須など幅広いお仕事が見れて楽しめました。

後藤義国展
12月12日~17日まで
土庵(浅草/吾妻橋)

# by sora_hikari | 2006-12-13 01:08 | 後藤義国さん

升たかさん、吉田次朗さんの個展へ

■升たか 陶展
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升(ます)たかさんの個展を見に桃居さんへ伺いました。升さんの器はちょっとエスニックな異国情緒の漂う絵が描かれたものです。かつて劇団員をやり、その後イラストレーターを経て50歳を目前にしてから陶芸の世界は入られたそうです。経歴もユニークな方ですがその手を経た器の形と絵付けを見ていると、不思議な升たかワールドへ引き込まれそうです。

12月11日~17日
桃居(西麻布)

■吉田次朗 陶とハリガネ展
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吉田次朗さんの個展を見てきました。今回は器も少しありますが、多くはオブジェ中心の展示です。白化粧に渋で仕上げたアンティークな風合いの陶板や花器などの陶作品。そして酸で錆仕上げされたハリガネで作られたオブジェ。新しくて古い擦れたマチエールが骨董のような趣を醸し出しています。

# by sora_hikari | 2006-12-11 23:27 | 見て歩き