笠間のひいらぎ坂文化祭へ

日曜日は笠間に行って来ました。

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笠間にあるひいらぎ坂という陶芸作家さんの工房が点々と集まる所へ行ってきました。今回は、この周辺にお住いの作家さんの工房をそのまま使ってオープンな展示を行う文化祭です。薪窯のある工房での展示ですので、実際にお作りになる現場を見ながら、作家さんとお話もできるので貴重な体験でした。参加作家は、今野春雄さん、佐藤泰正さん、松田博さん、仲本律子さんの4人のベテランの方々です。作品の良さもさることながら、自然に囲まれた中での作陶環境が素晴らしく、憧れを持って拝見してきました。都心のような便利さはないけれど、心も体も自然体な暮らし。何が本当に豊かなことなのか、少し考えさせられる気もしました。

# by sora_hikari | 2006-11-27 00:10 | 見て歩き

森岡成好さんの灰釉中碗と南蛮焼締め碗

灰釉碗
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南蛮焼き締め碗
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東京中落合 器スタジオTRYさんにて 2006年10月

10月に器スタジオTRYさんで行われた森岡成好(しげよし)さんの個展の際のものです。以前もご紹介しましたが、森岡さんは和歌山の山奥で鉄砲窯という薪窯で焼成されています。灰釉碗は、気持ちよくひかれた轆轤による形に、とろりと掛かった灰釉が暖かいグレー色になり、高台には梅華皮(かいらぎ)が出ていて井戸茶碗のような仕上がりです。また南蛮焼き締めの方の碗は、緋色とともに土にある雑味が出てとてもいい色をしています。どちらの碗も豪快ながらも美しい佇まいを見せてくれる器です。現在、奈良県にある古民家をギャラリーにした夢雲というところで、森岡さんをはじめとし、若い陶芸家たちとの企画展が開催されています。お近くにお住いの方はご覧になっては如何でしょうか。

森岡成好と若い陶芸家達
11/17~26まで
ギャラリー夢雲
奈良県宇陀郡室生村向渕415

# by sora_hikari | 2006-11-24 23:00 | 森岡成好・由利子さん

小沼智靖さん、吉岡萬理さんの個展へ

23日のお休みは小沼さんと吉岡さんの個展にお伺いしました。

小沼智靖さんの個展
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埼玉県吹上で漆器の制作をされている小沼さんの個展が恵比寿の知器さんで開催されていました。木目を大胆に活かし、擦れたように仕上げた漆塗りが木地のもつ自然さを失わないように表現されており、味わいのある漆器が並んでいました。

小沼智靖 漆の仕事
11/17~23
知器(恵比寿)

吉岡萬理さんの個展
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奈良県で作陶されている吉岡萬理さんの個展を見に、鎌倉のうつわ祥見さんに行って来ました。吉岡さんの作る器は、黒化粧や刷毛目による土の味わいを出したものと、マジョリカ陶器やトルコタイルのような色彩豊かに彩色された上絵の器と両極端なものを並行して作っておられます。一見みると同じ作家さんのもの?というようにも思いますが、それが不思議と同じ空間にあっても違和感なく共存しています。陶芸家とともにアメリカンフットボールの監督もされているという吉岡さんですが、お話をさせていただいてとても気さくで男気のありそうな印象を受けました。

吉岡萬理展
11/23~12/2
うつわ祥見(鎌倉)

# by sora_hikari | 2006-11-24 00:35 | 見て歩き

須田二郎さんの木のボウル

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東京千駄ヶ谷 SHIZENさんにて 2006年11月

先日、SHIZENさんで行われた須田二郎さんの個展の際の木のボウルです。材質は、あさだという木です。楕円形に削られた器にオイル仕上げされた木目が綺麗に浮かびあがっています。たっぷりオイルを塗られた木なので、油ものを盛り付けても大丈夫らしいです。須田さんは森林保護のお仕事にも関わられておられ、そんな関係から障害木や間伐材などの木を活かすために木の器づくりを始められたそうです。個展当日は、木工旋盤を持ち込まれ、ワークショップを開かれていましたが、赤いつなぎを来てF1のメカニックのごとくプロの手付きで寡黙に作業されるお姿が、なんともかっこよく見えました。上の写真にある独楽は、須田さんが、するするとあっという間に削って作って下さったものです。

# by sora_hikari | 2006-11-22 23:11 | 須田二郎さん

「手しごとを結ぶ庭」と「美しいもの」

クラフトに関連する本を読みました。

手しごとを結ぶ庭
稲垣 早苗 (著)  アノニマスタジオ (2006/10)


こちらは先日、千葉県市川市で行われた「工房からの風」というクラフトマーケットを企画・運営された稲垣早苗さんの著書です。「工房からの風」の実現に至る経緯が書かれています。クラフトマーケットは楽しいお祭りという見学者としての視点しか持っていなかったのですが、これを読むとどれだけ深い思いで工芸に接して来られ、作家さんのことやモノへの慈しみを持ちながらイベントが実現に至ったのかが伝わってきて、味わいながら読みました。三谷龍二さんの寄せられたエッセイも良かったです。


美しいもの
赤木 明登 (著)  新潮社 (2006/10/19)


こちらは輪島で漆器の塗師をされている赤木明登さんのエッセイ集です。赤木さんと親交のある14人の作り手、音楽家、経済学者などの感じる美しい暮らしや考えを読み易い文章と綺麗な写真で綴っています。元々編集者であった赤木さんですが、魅力のある方々を優しい視点で見つめながら、それぞれの方の生活にある美しいものを描き出そうとされているようです。

# by sora_hikari | 2006-11-21 22:58 |