「沢田重治と外池素之展 常滑古今」6日目

沢田重治と外池素之展 常滑古今」の6日目。

外池素之さんの片口3選。大きな片口鉢は注器というよりも、注ぎ口が付いた大鉢と言った方が良いでしょう。見込みの部分に重ね焼きをしたうつわの高台がくっついて残っています。本来なら窯の中の事故にあたりますが、むしろそこを見どころとして活かしている点が、この大片口鉢の個性になっています。またその見込みに向かって藍色とくすんだ灰色が混ざり合い、湖の衛星写真のような景色を描いています。普段使いにはサイズが大きいですが、どう使いこなすか楽しい鉢でしょう。他の2点は鉄釉の流れの変化が見どころの手頃なサイズの片口です。釉薬を流して景色をつくる。これは沢田重治さんの壷と繋がる共通点です。

写真順)
2)特大片口鉢 Φ36H12.5cm
26)鉄鉢片口 Φ16H7.0 cm
27)端鉄片口 Φ17H6.5 cm

【沢田重治・外池素之展のオンラインストア】
8月3日(水)20時~8月7日(日)23時まで

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沢田重治と外池素之展 常滑古今
Tokoname Past and Present
2022年7月30日(土)~ 8月7日(日) 
営業時間 11:00~18:00 最終日は17時まで
ギャラリーうつわノート 
埼玉県川越市小仙波町1-7-6

沢田重治(さわだ・しげじ)略歴
1906年(明治39)江戸時代から続く窯元「丸四」の長男として常滑で生まれる。
1920年(大正9) 14歳で常滑高等小学校を卒業後、家業(製陶業)を継ぐ。
当時常滑で主流であった土管や建築陶器よりも江戸時代の伝統を引き継ぐ甕や壺などの大物造り一筋に作陶を続ける。
1969年(昭和44)60歳 長男に家業を譲り、より一層大物造りに専念する。
1979年(昭和54)70歳 伝統工芸士認定される。
1982年(昭和57)73歳 に認定される。
1986年(昭和61)77歳「勲七等青色桐葉章」を授与。
1999年(平成11)92歳 老衰により鬼籍に入る。

外池素之(トノイケモトユキ)略歴
1992年 愛知県大府市 生まれ
2014年 愛知大学 地域政策学部 卒業
2014年 広告代理店勤務
2019年 とこなめ陶の森 陶芸研究所 修了
2022年 常滑を拠点に製作活動


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# by sora_hikari | 2022-08-04 18:20 | 沢田重治・外池素之展

「沢田重治と外池素之展 常滑古今」5日目-2

沢田重治と外池素之展 常滑古今」の5日目-2。

沢田重治と外池素之展のオンラインストアを公開しました。ご利用は8月3日(水)20時~8月7日(日)23時までとなります。尚、店頭でも同時販売しておりますので、先に売約済みになる場合がございます。何卒ご了承ください。

写真は沢田重治さんの三筋壷4選です。三筋壷(さんきんこ)とは、平安末から鎌倉時代に作られた古い壺で経筒や蔵骨器に使われました。常滑焼の古陶を代表するもので、三本の筋は五輪塔の「空風火水地」を表現している説や、木製桶の箍(たが)を装飾化したもの、あるいは中国陶磁の模倣説があるようです。沢田さんの三筋壷は形や大きさはこれに倣うものですが、焼成は薪窯ではなく、ガス窯あるいは重油窯による甕を焼いていた方法です。口から肩に流れた灰被りがこれらの壷を特徴づけています。サイズは高さ26cmから29cmほどで、部屋の中で花を受けるには良いサイズです。

写真順)
#29 三筋壷 (高さ26cm)22,000円
#23 灰被三筋壷 (高さ28cm)27,500円
#30 灰被三筋壷 (高さ25.5cm) 22,000円
#25 鉄釉掛三筋壷 (高さ29cm)27,500円

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沢田重治と外池素之展 常滑古今
Tokoname Past and Present
2022年7月30日(土)~ 8月7日(日) 
営業時間 11:00~18:00 最終日は17時まで
ギャラリーうつわノート 
埼玉県川越市小仙波町1-7-6

沢田重治(さわだ・しげじ)略歴
1906年(明治39)江戸時代から続く窯元「丸四」の長男として常滑で生まれる。
1920年(大正9) 14歳で常滑高等小学校を卒業後、家業(製陶業)を継ぐ。
当時常滑で主流であった土管や建築陶器よりも江戸時代の伝統を引き継ぐ甕や壺などの大物造り一筋に作陶を続ける。
1969年(昭和44)60歳 長男に家業を譲り、より一層大物造りに専念する。
1979年(昭和54)70歳 伝統工芸士認定される。
1982年(昭和57)73歳 に認定される。
1986年(昭和61)77歳「勲七等青色桐葉章」を授与。
1999年(平成11)92歳 老衰により鬼籍に入る。

外池素之(トノイケモトユキ)略歴
1992年 愛知県大府市 生まれ
2014年 愛知大学 地域政策学部 卒業
2014年 広告代理店勤務
2019年 とこなめ陶の森 陶芸研究所 修了
2022年 常滑を拠点に製作活動


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# by sora_hikari | 2022-08-03 19:50 | 沢田重治・外池素之展

「沢田重治と外池素之展 常滑古今」5日目

沢田重治と外池素之展 常滑古今」の5日目。

本日は常滑にある「とこなめ陶の森 資料館」の学芸員である小栗康寛さんにギャラリーにお越し頂き、常滑焼の歴史や沢田重治さんのことをインスタライブでお聞きしようと思います。開始時間は、店内の状況を見て午後を予定しております。またインタビューはアーカイブする予定ですので、ライブ後もご覧いただけます。

とこなめ陶の森 資料館
https://www.tokoname-tounomori.jp/

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【沢田重治と外池素之展オンラインストア】只今プレビュー中
ご利用は8月3日(水)20時~8月7日(日)23時まで
https://utsuwanoteshop.stores.jp/

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Tokoname Past and Present
2022年7月30日(土)~ 8月7日(日) 
営業時間 11:00~18:00 最終日は17時まで
ギャラリーうつわノート 
埼玉県川越市小仙波町1-7-6

沢田重治(さわだ・しげじ)略歴
1906年(明治39)江戸時代から続く窯元「丸四」の長男として常滑で生まれる。
1920年(大正9) 14歳で常滑高等小学校を卒業後、家業(製陶業)を継ぐ。
当時常滑で主流であった土管や建築陶器よりも江戸時代の伝統を引き継ぐ甕や壺などの大物造り一筋に作陶を続ける。
1969年(昭和44)60歳 長男に家業を譲り、より一層大物造りに専念する。
1979年(昭和54)70歳 伝統工芸士認定される。
1982年(昭和57)73歳 に認定される。
1986年(昭和61)77歳「勲七等青色桐葉章」を授与。
1999年(平成11)92歳 老衰により鬼籍に入る。

外池素之(トノイケモトユキ)略歴
1992年 愛知県大府市 生まれ
2014年 愛知大学 地域政策学部 卒業
2014年 広告代理店勤務
2019年 とこなめ陶の森 陶芸研究所 修了
2022年 常滑を拠点に製作活動


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# by sora_hikari | 2022-08-03 09:00 | 沢田重治・外池素之展

「沢田重治と外池素之展 常滑古今」4日目

沢田重治と外池素之展 常滑古今」の4日目。

「沢田重治と外池素之展」のオンラインストアのプレビューを開始しました。ご購入手続きは、8月3日(水)20時~8月7日(日)23時まで承ります。尚、店頭でも同時に販売しておりますので、先に売約済になる場合がございます。何卒ご了承下さい。
https://utsuwanoteshop.stores.jp/

写真は外池素之さんの灰釉を掛け分けた皿です。土は中部地方(常滑、瀬戸、岐阜)の原土をベースに、いくつかをブレンドしています。その上に木灰(檜、樫、いちじく、藁、雑灰など)を釉薬に用い、施釉の際に二種以上を掛け分けることで、焼成の段階で天然の木灰の含有する成分が土と溶け合い、複雑な景色を描きます。手法は作為的ですが、素材の変数によって引き起こされる結果は、作為を超えた自然現象です。その景色は、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が捉えた宇宙のガス星雲のようでもあり、神の手による神秘的な世界に引き込まれます。

写真順
#83 掛分け盛皿 Φ23.5/H5 cm
#84 白土掛分けリム皿 Φ25.5/H3.5 cm
#68 掛分けパスタ皿 Φ23/H6 cm
#11 掛分け平皿 Φ22.5/H3.5 cm


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沢田重治と外池素之展 常滑古今
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2022年7月30日(土)~ 8月7日(日) 
営業時間 11:00~18:00 最終日は17時まで
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埼玉県川越市小仙波町1-7-6

沢田重治(さわだ・しげじ)略歴
1906年(明治39)江戸時代から続く窯元「丸四」の長男として常滑で生まれる。
1920年(大正9) 14歳で常滑高等小学校を卒業後、家業(製陶業)を継ぐ。
当時常滑で主流であった土管や建築陶器よりも江戸時代の伝統を引き継ぐ甕や壺などの大物造り一筋に作陶を続ける。
1969年(昭和44)60歳 長男に家業を譲り、より一層大物造りに専念する。
1979年(昭和54)70歳 伝統工芸士認定される。
1982年(昭和57)73歳 に認定される。
1986年(昭和61)77歳「勲七等青色桐葉章」を授与。
1999年(平成11)92歳 老衰により鬼籍に入る。

外池素之(トノイケモトユキ)略歴
1992年 愛知県大府市 生まれ
2014年 愛知大学 地域政策学部 卒業
2014年 広告代理店勤務
2019年 とこなめ陶の森 陶芸研究所 修了
2022年 常滑を拠点に製作活動


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# by sora_hikari | 2022-08-02 19:32 | 沢田重治・外池素之展

「沢田重治と外池素之展 常滑古今」3日目

沢田重治と外池素之展 常滑古今」の3日目。

沢田重治さんの大壷2点。常滑の伝統的な技法である「ヨリコ造り」による大きな壷です。見ての通り形は中世の常滑の壷を踏襲しています。しかし焼成は古典的な炻器に回帰する窯変を狙うのではなく、地の茶色に意図的に掛け流された灰釉が景色として主張しています。沢田さんは「生涯一陶工」と自ら言い続けたように作家的な作品を志向してはいませんが、しかし無作為な中世の壷に比べると、江戸以降の釉薬の施された壷や明治期の常滑らしい「土管」色をした壷を現代性を持って再生しています。このように沢田さんの壷の見どころは、「ヨリコ造り」による成形に加えて、常滑の民陶の流れを汲む壷や甕の肌合いを活かしたところにあります。つまり中世と昭和の「常滑焼」らしさを掛け合わせて昇華させたことが沢田さんの壷の到達点なのです。この時代が混合された作行を是とするかが沢田さんの壷の評価に繋がるでしょう。この仕事を当時の民藝運動家たちが目にしていれば、伝統の継承と見たのか、作為と見たのか、どういう評価であっただろうと興味が湧きます。

写真順
#2 灰被大壷 H66 Φ65cm
#3 灰被大壷 H55 Φ57cm

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沢田重治と外池素之展 常滑古今
Tokoname Past and Present
2022年7月30日(土)~ 8月7日(日) 
営業時間 11:00~18:00 最終日は17時まで
ギャラリーうつわノート 
埼玉県川越市小仙波町1-7-6

沢田重治(さわだ・しげじ)略歴
1906年(明治39)江戸時代から続く窯元「丸四」の長男として常滑で生まれる。
1920年(大正9) 14歳で常滑高等小学校を卒業後、家業(製陶業)を継ぐ。
当時常滑で主流であった土管や建築陶器よりも江戸時代の伝統を引き継ぐ甕や壺などの大物造り一筋に作陶を続ける。
1969年(昭和44)60歳 長男に家業を譲り、より一層大物造りに専念する。
1979年(昭和54)70歳 伝統工芸士認定される。
1982年(昭和57)73歳 に認定される。
1986年(昭和61)77歳「勲七等青色桐葉章」を授与。
1999年(平成11)92歳 老衰により鬼籍に入る。

外池素之(トノイケモトユキ)略歴
1992年 愛知県大府市 生まれ
2014年 愛知大学 地域政策学部 卒業
2014年 広告代理店勤務
2019年 とこなめ陶の森 陶芸研究所 修了
2022年 常滑を拠点に製作活動


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# by sora_hikari | 2022-08-01 18:55 | 沢田重治・外池素之展