「山本亮平・ゆき 展 白瓷考」 7日目-3

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山本亮平・ゆき 展 白瓷考」(4/15迄)の7日目-3。

色気とは目で見るよりも漂うもの。藍の上に微かな金彩の花文様が描かれた瑠璃刷毛徳利。


山本亮平・ゆき 展 白瓷考(はくじこう)
2018年4月7日(土)~15日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市小仙波町1-7-6) 地図

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山本亮平プロフィール
1972年 東京都生まれ
1998年 多摩美術大学油絵科卒業
2000年 佐賀有田窯業大学短期修了
2018年 佐賀県有田町にて制作

山本ゆきプロフィール
1978年 長崎県生まれ
2000年 佐賀有田窯業大学短期修了
2018年 佐賀県有田町にて制作


# by sora_hikari | 2018-04-13 18:32 | 山本亮平・ゆき2018

「山本亮平・ゆき 展 白瓷考」 7日目

山本亮平・ゆき 展 白瓷考」(4/15迄)の7日目-2。

山本さんの煎茶道具他。雑念のない清廉な白もあれば、哀愁を含んだ白もあります。これは心の機微を汲みとる白でしょうか。茶には自身の気持ちが映り込みます。

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山本亮平・ゆき 展 白瓷考(はくじこう)
2018年4月7日(土)~15日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市小仙波町1-7-6) 地図

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山本亮平プロフィール
1972年 東京都生まれ
1998年 多摩美術大学油絵科卒業
2000年 佐賀有田窯業大学短期修了
2018年 佐賀県有田町にて制作

山本ゆきプロフィール
1978年 長崎県生まれ
2000年 佐賀有田窯業大学短期修了
2018年 佐賀県有田町にて制作


# by sora_hikari | 2018-04-13 15:55 | 山本亮平・ゆき2018

「山本亮平・ゆき 展 白瓷考」 7日目

山本亮平・ゆき 展 白瓷考」(4/15迄)の7日目。

有田→唐津→李朝と歴史を遡ると青磁にも辿りつく訳で、最近の作としている青瓷です。釉薬に含まれる僅かな鉄分が還元炎によって発色しますが、人工的な金属によるものではなく、有田の自然石を砕いた釉薬でこの色を得ています。あくまで白瓷を核に据えたうえでの呈色というのが山本さんのこだわりでしょう。

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山本亮平・ゆき 展 白瓷考(はくじこう)
2018年4月7日(土)~15日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市小仙波町1-7-6) 地図

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山本亮平プロフィール
1972年 東京都生まれ
1998年 多摩美術大学油絵科卒業
2000年 佐賀有田窯業大学短期修了
2018年 佐賀県有田町にて制作

山本ゆきプロフィール
1978年 長崎県生まれ
2000年 佐賀有田窯業大学短期修了
2018年 佐賀県有田町にて制作


# by sora_hikari | 2018-04-13 11:30 | 山本亮平・ゆき2018

「山本亮平・ゆき 展 白瓷考」 6日目

山本亮平・ゆき 展 白瓷考」(4/15迄)の6日目。

山本亮平さんの唐津手。砂岩を砕いて胎土とした石質に近い組成です。土の在り方から仕事を見直すきっかけになった器です。400年前に作られた唐津の原形は、土ものよりも石ものに近い。当時作られた器は、磁器に成りきる前の姿であった。その境界の曖昧さが、山本さんの現在の仕事に繋がっています。

400年前に使われたであろう素材と方法に倣って作られた器は、当時の姿そのものに近づきます。時代を経て味の付いた器ではなく、うぶなまま。敢えて後処理をして装うことはしていません。この再現性ゆえに、古典や骨董に興味がある方から評価を得る仕上がりです。

しかし山本さんの関心は古典再現の原理主義でありません。古典を根底から見つめた時に浮かび上がってくる現代の美しさに着目することです。例えば、グレン・グールドによる「ゴールドベルク変奏曲」。古典を如何に解釈したか。クラシック領域から新たな世界を広げたか。そこが今に生きる作家が古典に取り組む肝であるでしょう。

古典は単に写すのではなく如何に奏でるかに意味があります。今の演奏を聴いてみたい。それが今の山本さんの仕事への興味です。昭和レガシーな陶芸の文脈とは違った、新たな古典の可能性が聴こえてくるのです。

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山本亮平・ゆき 展 白瓷考(はくじこう)
2018年4月7日(土)~15日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市小仙波町1-7-6) 地図

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山本亮平プロフィール
1972年 東京都生まれ
1998年 多摩美術大学油絵科卒業
2000年 佐賀有田窯業大学短期修了
2018年 佐賀県有田町にて制作

山本ゆきプロフィール
1978年 長崎県生まれ
2000年 佐賀有田窯業大学短期修了
2018年 佐賀県有田町にて制作


# by sora_hikari | 2018-04-12 18:07 | 山本亮平・ゆき2018

「山本亮平・ゆき 展 白瓷考」 5日目

山本亮平・ゆき 展 白瓷考」(4/15迄)の5日目。

山本亮平さんの粉白瓷(こっぱくじ)。朝鮮の粉青沙器に通じる作風ですが、褐色の胎土の上に白い泥を塗ることで白磁に似せるそれとは異なり、磁器質の白色の胎(主に陶石)に、同質の白を施した山本さんの独自の考えに基づく作行です。

白に白。一見すると分かりづらく思いますが、それはまるでカジミール・マレーヴィチの「白の上の白」の様な抽象画を見るようです。表現することを限りなく抑えたシュプレマティスム。その絶対性がこの器の魅力でしょう。

古典的手法に倣いながら、その隙間に見える新たな気づき。今まで当たり前だと思っていたことに、如何に違った視点を持ち得るか。それは繰り返しの日常に生れる「はっ」とする瞬間。つまり脳内でおこるクオリアです。この意識が山本さんは大切だと考えています。

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山本亮平・ゆき 展 白瓷考(はくじこう)
2018年4月7日(土)~15日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市小仙波町1-7-6) 地図

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山本亮平プロフィール
1972年 東京都生まれ
1998年 多摩美術大学油絵科卒業
2000年 佐賀有田窯業大学短期修了
2018年 佐賀県有田町にて制作

山本ゆきプロフィール
1978年 長崎県生まれ
2000年 佐賀有田窯業大学短期修了
2018年 佐賀県有田町にて制作


# by sora_hikari | 2018-04-11 18:22 | 山本亮平・ゆき2018