「森岡成好展 君たちはどう生きるのか 」4日目

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森岡成好展 君たちはどう生きるのか 」の4日目。

森岡成好展オンラインストアのプレビューを開始しました。ご購入手続きは明日12月4日(水)20時~7日(土)23時まで承ります。関心のある方はどうぞご覧ください。尚店頭でも同時に販売しておりますので先に売約済みになる場合がございます。どうぞあらかじめご了承ください。

【森岡成好展オンラインストア】
https://utsuwanoteshop.stores.jp/
現在プレビュー中
販売期間:12/4(水)20時~12/7(土)23時迄

写真は森岡成好さんの焼〆鉢です。鉄分の濃い原土を薪窯で10日間かけて焼いて発色する赤褐色や灰褐色です。釉薬をかけず土だけをストレートに焼いています。大地の恵みを受けた焼き物には、やはり自然の食材を使ったお料理が似合います。日々の食卓で油ものも気にせずお使い頂き、食べ終わった後に、たわしでがしがしと洗い続けていくと、やがて表面は滑らかに、手触りはすべすべになっていきます。それぞれの鉢は、それぞれのご家庭の中で唯一の食器に育っていきます。焼〆の楽しみ方は、使う方の暮らしと共にあり続けます。オンラインストアでもご紹介しております。

【森岡成好展 君たちはどう生きるのか】
2024年11月30日(土)- 12月7日(土)
作家在廊日 11月30日
11:00~18:00 最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6

【略歴】
1948年 奈良県吉野に生まれる
高校・大学時代は登山に没頭
1970年 渡米し映画制作技術を学ぶ
1974年 種子島を訪れ南蛮焼締めに出会う
    和歌山県 天野の地に築窯
国内外の窯場を訪ね土器を学ぶ
1991年 ネパールヒマラヤに登頂
2024年 和歌山県かつらぎ町下天野にて制作

【動画】
https://youtube.com/shorts/PjyEPnhUL-Y

【解説】
「どういうものを作りたいかの前に、どう生きたいのか。」若い作家さんからの問いかけに対する森岡さんの回答です。これはご自身の人生訓でもあるのでしょう。土と炎だけのストレートな焼き物。軽やかに洗練されていく器の文脈の指からこぼれ落ちていく物としての存在感。それは魂だったり、愛だったり、人情や土着から滲み出たような器で、それがかえって時代の対極として新鮮に映ります。和歌山県の高野山の麓にある森岡さんの自宅を訪ねると、いつもそのスケールに圧倒されますが、一方で基本に忠実であり続ける生き方に大いに感化されます。毎日朝早く起きて夕方まで仕事をする。三食の食事をおこたらず、季節ごとの素材を使って料理をする。山や海の恵みを大切にし、手間を惜しまず出汁をとる。複雑に加工された料理や菓子よりも、素材を素直に生かした単純な料理が一番美味しい。毎晩の晩酌は怠らない。本を読み、学び、山を歩き、鳥の声を聞く。多くの人が集い、語り、笑い、歌う。暮らしの一環の中に器づくりがある。原土を掘って薪で焼く。素材が肝心。難しいことはしない。愚直な経験の積み重ね。昔から脈々と人の営みの中にあった仕事。無理のない循環。継続すること。等身大の器。実践こそ言葉。飾らないお人柄。そういう器には嘘が入らない。複雑化した社会構造の中にいると、当たり前の事がなかなか実践出来ないものです。「なんのために生きるの?」と問われているようで心の奥に刺さります。自分へ悔恨でもあり、心の沐浴でもある。そういう文脈のなかで森岡さんの器の意味を感じるのです。店主

「森岡成好展   君たちはどう生きるのか 」4日目_d0087761_14020086.jpg「森岡成好展   君たちはどう生きるのか 」4日目_d0087761_14020680.jpg




# by sora_hikari | 2024-12-03 18:00 | 森岡成好展2024

「森岡成好展 君たちはどう生きるのか 」3日目

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森岡成好展 君たちはどう生きるのか 」の3日目。

本日よりオンラインストアの準備を進めております。明日の夕方からプレビューする予定です。

写真は森岡成好さんの片口です。森岡さんは一日の仕事を終える夕刻になると、台所の焼酎瓶からたぷたぷと片口に注ぎ、いかにも旨そうに焼酎を嗜むのを日課にしています。ご本人曰く、パブロフの犬のごとく、その時間になると体が欲するのだとか。奥様の由利子さんから飲み過ぎないように窘めれながらも、日々怠ることはありません。そんな森岡さんが作る片口ですから、当然のん兵衛向けのたっぷりサイズで、お酒を美味しくさせる日々の友が自ずと生まれる訳です。森岡さんの片口を見ていると、なんとも言えないあの晩酌の笑顔が浮かんでくるのです。もちろんお酒に限らず、お料理の盛付にも使い易い片口がいろいろ揃っています。

【森岡成好展 君たちはどう生きるのか】
2024年11月30日(土)- 12月7日(土)
作家在廊日 11月30日
11:00~18:00 最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6

【略歴】
1948年 奈良県吉野に生まれる
高校・大学時代は登山に没頭
1970年 渡米し映画制作技術を学ぶ
1974年 種子島を訪れ南蛮焼締めに出会う
    和歌山県 天野の地に築窯
国内外の窯場を訪ね土器を学ぶ
1991年 ネパールヒマラヤに登頂
2024年 和歌山県かつらぎ町下天野にて制作

【動画】
https://youtube.com/shorts/PjyEPnhUL-Y

【解説】
「どういうものを作りたいかの前に、どう生きたいのか。」若い作家さんからの問いかけに対する森岡さんの回答です。これはご自身の人生訓でもあるのでしょう。土と炎だけのストレートな焼き物。軽やかに洗練されていく器の文脈の指からこぼれ落ちていく物としての存在感。それは魂だったり、愛だったり、人情や土着から滲み出たような器で、それがかえって時代の対極として新鮮に映ります。和歌山県の高野山の麓にある森岡さんの自宅を訪ねると、いつもそのスケールに圧倒されますが、一方で基本に忠実であり続ける生き方に大いに感化されます。毎日朝早く起きて夕方まで仕事をする。三食の食事をおこたらず、季節ごとの素材を使って料理をする。山や海の恵みを大切にし、手間を惜しまず出汁をとる。複雑に加工された料理や菓子よりも、素材を素直に生かした単純な料理が一番美味しい。毎晩の晩酌は怠らない。本を読み、学び、山を歩き、鳥の声を聞く。多くの人が集い、語り、笑い、歌う。暮らしの一環の中に器づくりがある。原土を掘って薪で焼く。素材が肝心。難しいことはしない。愚直な経験の積み重ね。昔から脈々と人の営みの中にあった仕事。無理のない循環。継続すること。等身大の器。実践こそ言葉。飾らないお人柄。そういう器には嘘が入らない。複雑化した社会構造の中にいると、当たり前の事がなかなか実践出来ないものです。「なんのために生きるの?」と問われているようで心の奥に刺さります。自分へ悔恨でもあり、心の沐浴でもある。そういう文脈のなかで森岡さんの器の意味を感じるのです。店主

「森岡成好展   君たちはどう生きるのか 」3日目_d0087761_14020086.jpg「森岡成好展   君たちはどう生きるのか 」3日目_d0087761_14020680.jpg




# by sora_hikari | 2024-12-02 18:01 | 森岡成好展2024

「森岡成好展 君たちはどう生きるのか 」2日目

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森岡成好展 君たちはどう生きるのか 」の2日目。

本日はannon(@annon_yakigashi)さんとすずのや(@suzunoya0620)による「日本酒と焼き菓子の会」を開催しました。シゲさんの徳利、片口、ぐい呑で日本酒を、由利子さんの白磁蓮弁皿で焼き菓子を楽しんで頂きました。天気にも恵まれ庭の紅葉を見ながら、リラックスして会を楽しまれる皆様の笑顔が印象的な一日でした。ご参加下さいました皆様に、またこの会を快くお受け下さった豪さんと茜さんに御礼申し上げます。

【森岡成好展 君たちはどう生きるのか】
2024年11月30日(土)- 12月7日(土)
作家在廊日 11月30日
11:00~18:00 最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6

【略歴】
1948年 奈良県吉野に生まれる
高校・大学時代は登山に没頭
1970年 渡米し映画制作技術を学ぶ
1974年 種子島を訪れ南蛮焼締めに出会う
    和歌山県 天野の地に築窯
国内外の窯場を訪ね土器を学ぶ
1991年 ネパールヒマラヤに登頂
2024年 和歌山県かつらぎ町下天野にて制作

【動画】
https://youtube.com/shorts/PjyEPnhUL-Y

【解説】
「どういうものを作りたいかの前に、どう生きたいのか。」若い作家さんからの問いかけに対する森岡さんの回答です。これはご自身の人生訓でもあるのでしょう。土と炎だけのストレートな焼き物。軽やかに洗練されていく器の文脈の指からこぼれ落ちていく物としての存在感。それは魂だったり、愛だったり、人情や土着から滲み出たような器で、それがかえって時代の対極として新鮮に映ります。和歌山県の高野山の麓にある森岡さんの自宅を訪ねると、いつもそのスケールに圧倒されますが、一方で基本に忠実であり続ける生き方に大いに感化されます。毎日朝早く起きて夕方まで仕事をする。三食の食事をおこたらず、季節ごとの素材を使って料理をする。山や海の恵みを大切にし、手間を惜しまず出汁をとる。複雑に加工された料理や菓子よりも、素材を素直に生かした単純な料理が一番美味しい。毎晩の晩酌は怠らない。本を読み、学び、山を歩き、鳥の声を聞く。多くの人が集い、語り、笑い、歌う。暮らしの一環の中に器づくりがある。原土を掘って薪で焼く。素材が肝心。難しいことはしない。愚直な経験の積み重ね。昔から脈々と人の営みの中にあった仕事。無理のない循環。継続すること。等身大の器。実践こそ言葉。飾らないお人柄。そういう器には嘘が入らない。複雑化した社会構造の中にいると、当たり前の事がなかなか実践出来ないものです。「なんのために生きるの?」と問われているようで心の奥に刺さります。自分へ悔恨でもあり、心の沐浴でもある。そういう文脈のなかで森岡さんの器の意味を感じるのです。店主

「森岡成好展   君たちはどう生きるのか 」2日目_d0087761_14020086.jpg「森岡成好展   君たちはどう生きるのか 」2日目_d0087761_14020680.jpg




# by sora_hikari | 2024-12-01 17:42 | 森岡成好展2024

「森岡成好展 君たちはどう生きるのか 」始まりました

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森岡成好展 君たちはどう生きるのか 」は本日よりスタートしました。今日は森岡さんご夫妻を囲んで楽しい宴を開催しました。すずのやさんの美味しいお料理とお酒、そして森岡さんご夫妻の笑顔で楽しい時間をお過ごし頂けたかと思います。参加されました皆様に御礼申し上げます。

明日12/1の「日本酒と焼き菓子の会」は森岡さんご夫妻の器を使って、川越のannnon(@annon_yakigashi)さんが焼き菓子と日本酒をご提供します。ご予約の皆様のご来店をお待ちしております。

【森岡成好展 君たちはどう生きるのか】
2024年11月30日(土)- 12月7日(土)
作家在廊日 11月30日
11:00~18:00 最終日は17時迄
12/1 日本酒とお菓子を楽しむ会 (お菓子:annon)
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6

【略歴】
1948年 奈良県吉野に生まれる
高校・大学時代は登山に没頭
1970年 渡米し映画制作技術を学ぶ
1974年 種子島を訪れ南蛮焼締めに出会う
    和歌山県 天野の地に築窯
国内外の窯場を訪ね土器を学ぶ
1991年 ネパールヒマラヤに登頂
2024年 和歌山県かつらぎ町下天野にて制作

【動画】
https://youtube.com/shorts/PjyEPnhUL-Y

【解説】
「どういうものを作りたいかの前に、どう生きたいのか。」若い作家さんからの問いかけに対する森岡さんの回答です。これはご自身の人生訓でもあるのでしょう。土と炎だけのストレートな焼き物。軽やかに洗練されていく器の文脈の指からこぼれ落ちていく物としての存在感。それは魂だったり、愛だったり、人情や土着から滲み出たような器で、それがかえって時代の対極として新鮮に映ります。和歌山県の高野山の麓にある森岡さんの自宅を訪ねると、いつもそのスケールに圧倒されますが、一方で基本に忠実であり続ける生き方に大いに感化されます。毎日朝早く起きて夕方まで仕事をする。三食の食事をおこたらず、季節ごとの素材を使って料理をする。山や海の恵みを大切にし、手間を惜しまず出汁をとる。複雑に加工された料理や菓子よりも、素材を素直に生かした単純な料理が一番美味しい。毎晩の晩酌は怠らない。本を読み、学び、山を歩き、鳥の声を聞く。多くの人が集い、語り、笑い、歌う。暮らしの一環の中に器づくりがある。原土を掘って薪で焼く。素材が肝心。難しいことはしない。愚直な経験の積み重ね。昔から脈々と人の営みの中にあった仕事。無理のない循環。継続すること。等身大の器。実践こそ言葉。飾らないお人柄。そういう器には嘘が入らない。複雑化した社会構造の中にいると、当たり前の事がなかなか実践出来ないものです。「なんのために生きるの?」と問われているようで心の奥に刺さります。自分へ悔恨でもあり、心の沐浴でもある。そういう文脈のなかで森岡さんの器の意味を感じるのです。店主

「森岡成好展   君たちはどう生きるのか 」始まりました_d0087761_14020086.jpg「森岡成好展   君たちはどう生きるのか 」始まりました_d0087761_14020680.jpg




# by sora_hikari | 2024-11-30 17:59 | 森岡成好展2024

「森岡成好展 君たちはどう生きるのか 」11/30(土)より

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明日11月30日(土)11時から始まる「森岡成好展 君たちはどう生きるのか 」の準備が整いました。壷、花入、碗、鉢、皿、片口、徳利、ぐい呑、土瓶、湯呑など出品総数約250点。食事会用も含めると300点を超える見応えのある内容です。初日11/30は昼頃から森岡さんご夫妻を囲む宴会を開催します。紅葉の進む庭木を眺めながら、森岡さんとお話されたい方はどうぞこの機会にお越しください。お料理は川越の美味しいお店 すずのや(@suzunoya0620)さんにお願いしました。席は限りがありますので、譲り合ってご参加ください。

2日目12/1の「日本酒と焼き菓子の会」は残り1席となっております。森岡さんご夫妻の器を使って、川越のannnon(@annon_yakigashi)さんが焼き菓子と日本酒をご提供します。オンラインストアよりお申込みください。

【森岡成好展 君たちはどう生きるのか】
2024年11月30日(土)- 12月7日(土)
作家在廊日 11月30日
11:00~18:00 最終日は17時迄
11/30 森岡さんご夫妻を囲む宴会(料理:すずのや)
12/1 日本酒とお菓子を楽しむ会 (お菓子:annon)
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6

【略歴】
1948年 奈良県吉野に生まれる
高校・大学時代は登山に没頭
1970年 渡米し映画制作技術を学ぶ
1974年 種子島を訪れ南蛮焼締めに出会う
    和歌山県 天野の地に築窯
国内外の窯場を訪ね土器を学ぶ
1991年 ネパールヒマラヤに登頂
2024年 和歌山県かつらぎ町下天野にて制作

【動画】
https://youtube.com/shorts/PjyEPnhUL-Y

【解説】
「どういうものを作りたいかの前に、どう生きたいのか。」若い作家さんからの問いかけに対する森岡さんの回答です。これはご自身の人生訓でもあるのでしょう。土と炎だけのストレートな焼き物。軽やかに洗練されていく器の文脈の指からこぼれ落ちていく物としての存在感。それは魂だったり、愛だったり、人情や土着から滲み出たような器で、それがかえって時代の対極として新鮮に映ります。和歌山県の高野山の麓にある森岡さんの自宅を訪ねると、いつもそのスケールに圧倒されますが、一方で基本に忠実であり続ける生き方に大いに感化されます。毎日朝早く起きて夕方まで仕事をする。三食の食事をおこたらず、季節ごとの素材を使って料理をする。山や海の恵みを大切にし、手間を惜しまず出汁をとる。複雑に加工された料理や菓子よりも、素材を素直に生かした単純な料理が一番美味しい。毎晩の晩酌は怠らない。本を読み、学び、山を歩き、鳥の声を聞く。多くの人が集い、語り、笑い、歌う。暮らしの一環の中に器づくりがある。原土を掘って薪で焼く。素材が肝心。難しいことはしない。愚直な経験の積み重ね。昔から脈々と人の営みの中にあった仕事。無理のない循環。継続すること。等身大の器。実践こそ言葉。飾らないお人柄。そういう器には嘘が入らない。複雑化した社会構造の中にいると、当たり前の事がなかなか実践出来ないものです。「なんのために生きるの?」と問われているようで心の奥に刺さります。自分へ悔恨でもあり、心の沐浴でもある。そういう文脈のなかで森岡さんの器の意味を感じるのです。店主

「森岡成好展   君たちはどう生きるのか 」11/30(土)より_d0087761_14020086.jpg「森岡成好展   君たちはどう生きるのか 」11/30(土)より_d0087761_14020680.jpg




# by sora_hikari | 2024-11-29 17:12 | 森岡成好展2024