井内素さんの中鉢

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東京南青山 うつわ楓さんにて 2006年12月

昨年、うつわ楓さんで開催された際の井内素さんの中鉢です。井内さんは京都伏見で制作されています。この写真の鉢は、土を紐状にして積み上げ手びねりで作れられています。外側は赤化粧を、見込みは白化粧にイラボを掛けているそうです。井内さんの代表的な赤化粧で、土に残った指跡の凹凸に陰影がついて暖かな仕上がりを見せています。緑の食材を盛り付けると色合いが綺麗になりそうです。

# by sora_hikari | 2007-01-06 00:33 | 井内素さん

村上躍さんの急須

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東京西麻布 桃居さんにて 2006年12月

昨年、桃居さんで開催された際の村上躍さんの急須です。村上さんの器は手びねりで丁寧にひとつひとつ作られています。この写真の急須は化粧土を掛け、炭化焼成しているようです。この急須はとても水切れが良く、お茶を注いだ後、注ぎ口の水が吸い込まれるように中にシュッと入り、垂れ落ちることがありません。注ぎ口の角度やちょっとした反しに工夫をされているようです。評判の良い器を作られるには、このような行き届いた手仕事の技があるのだと感心しました。

# by sora_hikari | 2007-01-04 14:45 | 村上躍さん

おじいちゃんの封筒 -紙の仕事-




先日、古道具・坂田さんで目にし、as it isで購入した本です。デザイナーの藤井咲子さんのおじいちゃんが、80歳の頃から95歳までに作った数々の紙の封筒を写真集にしたものです。どの封筒もぎこちなく貼り合わせられていたり、皺になったり、剥がれたりしているのですが、それがなんとも素朴で味わいの深いものになっています。じっと見ていると抽象絵画のようでもあるし、骨董品のようでもあるのですが、こつこつとひたむきに作った手の感じが伝わってきて、不思議と心の奥をじんわりとさせるものがあります。古道具・坂田の坂田和實さんもこの封筒が誰に向けたものでもなく、何の変哲もない、そんな"ただ"そこにある美しさに感動されたようです。

おじいちゃんの封筒 -紙の仕事-
藤井 咲子 (著)
出版社: ラトルズ (2006/12)

※来年3月にas it isにて展示会をやるようです。
 ・おじいちゃんの封筒 (as it is個人コレクション展2)
 ・2007年3月16日~9月9日
 ・museum as it is

# by sora_hikari | 2006-12-28 23:41 |

小野哲平さんの大鉢

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東京西麻布 桃居さんにて 2006年11月

先日、桃居さんで行われた小野哲平さんの個展の際のものです。径30㎝×高さ20㎝ぐらいあるどっしりとした大きな鉢です。素焼きに鉄釉を塗ってから長石釉を厚めにかけた小野さんらしい作風です。それぞれの材料にはあまり混ぜ物はせず、自分の入り込む余地を残すことを意識されているとおっしゃっていました。小野さんのお作りになるものは、力強くまっすぐな感を受けます。お人柄もまさに作風そのもので、自然体で作陶が好きでしょうがないという芯の通ったお心が器にも表れているように思います。

# by sora_hikari | 2006-12-27 23:06 | 小野哲平さん

museum as it is へ

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千葉にある古道具・坂田さんの主宰する「museum as it is」へ行ってきました。現在、グラフィックデザイナーの山口信博さんの個人コレクションの骨董品を展示しています。「白の消息」という書籍の中で紹介された白を基調とする何の変哲もないモノが中心です。モノとしての役割が抜けてしまったが故に見せる何気なさ、飾らない美しさに魅了されます。建築家・中村好文さんの設計による空間とそれらが相まって、現代の普通美の見立てとはこういうものかと感ずるものがありました。お抹茶代わり(?)に出されるホットミルクの白にも心憎い演出を感じます。当日、ちょうど展示を見にこられていた伊藤環さんや李朝好きの方ともお話をさせて頂き刺激の多い日でした。決して利便性の良い場所ではありませんが感度の高い方々が吸い寄せられる何かがあるのだと思います。西欧的な加飾とは違った引き算の美を楽しんだ静かな和のクリスマスになりました。

白の消息 展
~骨壷から北園克衛まで~
2006年9月26日~2007年3月11日迄
museum as it is
千葉県長生郡長南町岩撫41(0475-46-2108)
※来年より展示品が入れ替わるそうです。

白の消息



書籍も美しいモノが素敵な写真で紹介されており見ごたえがあります。

# by sora_hikari | 2006-12-25 00:54 | 見て歩き