富本憲吉展へ


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世田谷美術館で開催されている富本憲吉展へ行ってきました。生誕120年を記念した回顧展です。色絵磁器の実績により人間国宝になった富本憲吉の作品が若い頃から晩年まで通観できます。元々東京藝大の図案科で建築と室内装飾を学んだ背景があるためか、色絵で施される紋様もデザイン的な要素を感じさせます。技術の粋を極めた中国陶磁器に比較すると、緻密で意匠的な色絵でありながらもどこかに手跡を感じさせる味わいがあり日本的な要素を見たように思いました。配色も大胆、金銀彩も綺麗な器ばかりですが、何故か心ひかれたのは、若い頃の民藝運動に影響されたような素朴な作品や、何の絵もない白磁の作品でした。時にはこのようなオーセンティックな器展を見に行くのも世界観が広がって楽しいです。

生誕120年 富本憲吉展
2007年1月4日~3月11日迄
世田谷美術館

# by sora_hikari | 2007-01-22 01:22 | 見て歩き

森田春菜さんのオブジェ

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東京西荻窪 ギャラリーブリキ星さんにて 2006年12月

昨年、ブリキ星さんで行われた際の森田春菜さんのオブジェです。まだお若い作家さんですが、独自の世界観を陶土で表現される個性豊かな方です。古い道具のようなもの、かけら、断片など朽ちていく様を表した作品をお作りなります。用途が無いだけに作陶する中で迷いも生じるかもしれませんが、ぜひ今後も続けて頂ければと思っています。

来週、ギャラリーit'sさんでグループ展を開催されるそうです。
2007. 1 . 21(日)- 28 (日)
標本」 ( グループ展 )

# by sora_hikari | 2007-01-17 22:56 | 森田春菜さん

旧白州邸「武相荘」へ

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東京町田市にある武相荘へ行ってきました。こちらは白州次郎さん、正子さんがお暮らしになった古民家を一般に開放した所です。昔はきっと東京とはいえ、随分と郊外のひっそりとした所だったでしょうし、ご経歴を考えれば随分とこじんまりとした藁葺きの慎ましい家屋だったのではないかと思えます。きっと偉ぶらず基本に忠実に生きようとしたご夫妻のお心がお住まいにも表れているのだろうなと思いました。白州正子さんは随筆家としても美術評論家としても著名であったようですが、骨董にも造詣が深く大変な目利きであったそうです。そんな目で選ばれた品々も屋内に展示してあり、興味深く拝見しました。日本の歴史に関わってこられた方々の粋な暮らしぶりが随所に感じられ、感慨深い思いになりました。

武相荘のHP
(母屋は現在藁葺き屋根の葺き替え中でした)

# by sora_hikari | 2007-01-15 02:08 | 見て歩き

デンマークのアンティーク品

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東京日本橋浜町 ヒナタノオトさんにて 2006年12月

これらのアンティーク品もヒナタノオトさんで手にしたものです。ご店主の稲垣さんがデンマークに良くいらっしゃるようで、向こうの蚤の市で入手されたもののようです。どれも用途は良くわからないのですが、上のものがねじ式蓋のついた缶、下のものが木製のハンドルと照明器具の飾り金具のようです。鉄や木の時間を経た色合いが深くて良い色になっており部屋に置いておくといい雰囲気を醸し出してくれます。

# by sora_hikari | 2007-01-14 00:47 | 古いもの

大野七実さんの7寸深皿

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東京 日本橋浜町 ヒナタノオトさんにて 2006年12月

昨年、ヒナタノオトさんに伺った際の大野七実さんの深皿です。土もののお皿ですが、色合いがとても綺麗です。お店にはこの写真の青みのあるもの以外に、黄みがかったもの、茶色のものなど、土と色が微妙に混ざり合ったような風合いのあるお皿があり、どれにするかとても迷いました。色をなかなかうまく表現できないのですが、アースカラーのような自然に溶け込む色と質感が大野さんの器を魅力的にしています。以前、「そら・くも・さくら」と題した個展を開催されたようですが、そんな自然をモチーフにした表現がとてもしっくりと似合います。

# by sora_hikari | 2007-01-12 03:26 | 大野七実さん