笠間のひいらぎ坂文化祭へ

日曜日は笠間に行って来ました。

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笠間にあるひいらぎ坂という陶芸作家さんの工房が点々と集まる所へ行ってきました。今回は、この周辺にお住いの作家さんの工房をそのまま使ってオープンな展示を行う文化祭です。薪窯のある工房での展示ですので、実際にお作りになる現場を見ながら、作家さんとお話もできるので貴重な体験でした。参加作家は、今野春雄さん、佐藤泰正さん、松田博さん、仲本律子さんの4人のベテランの方々です。作品の良さもさることながら、自然に囲まれた中での作陶環境が素晴らしく、憧れを持って拝見してきました。都心のような便利さはないけれど、心も体も自然体な暮らし。何が本当に豊かなことなのか、少し考えさせられる気もしました。

# by sora_hikari | 2006-11-27 00:10 | 見て歩き

深田容子さん、野田敬子さん、鶴野啓司さん、常滑の作家さんの展示会へ

土曜日もいろいろな方の展示会を見てきました。

■深田容子さんの個展
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神楽坂のラ・ロンダジルさんでの深田容子さんの個展の様子です。土味のある化粧ものの器を作られる深田さんは、茨城県龍ヶ崎で作られています。土鍋、耐火の器、火鉢、化粧の器など温かみのある色合いの器たちが冬の食卓に良く似合いそうです。

深田容子陶展
11/21~26
ラ・ロンダジル

■野田敬子さんの個展
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千駄ヶ谷のSHIZENさんで、都内で作陶されている野田敬子さんの個展を見ました。野田さんは器屋さんでの個展は始めてらしいのですが、どの器も繊細で綺麗なフォルムと質感で魅力的な器ばかりでした。なかなか拝見する機会がないので今回の個展は貴重かもしれません。

野田敬子 器展
11/25~30
SHIZEN

■鶴野啓司さんの個展
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碑文谷の宙さんで開催されいる鶴野啓司さんの個展を見ました。鶴野さんは益子で作陶されており、今回は薪窯による粗く味わいのある器の展示でした。写真のご許可を頂けなかったので展示の様子が残せなかったのが残念です。

鶴野啓司
11/25~12/3

■常滑の作家さん&活花の企画展
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常滑の作家さんと活花のコラボレーションの展示を見てきました。会場は、田園調布のガレリア・アビターレ。集合住宅に併設されたギャラリーで建築的にもユニークなところです。作家さんは、常滑の吉川正道さんをはじめとして、栢野紀文さん、太田亜矢子さん、正木渉さん、大原光一さん、浜坂尚子さんたちと、お花の関本青樹さんたちの、陶と花の組合せによる展示でした。それぞれの陶作品ごとに、大胆に活けられた花が加わり、オブジェ作品のように空間をドラマチックにしていました。(栢野さん、ご紹介ありがとうございました)

吉川正道(陶)・関本青樹(花)
11/23~26
ガレリア・アビターレ

# by sora_hikari | 2006-11-26 00:26 | 見て歩き

森岡成好さんの灰釉中碗と南蛮焼締め碗

灰釉碗
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南蛮焼き締め碗
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東京中落合 器スタジオTRYさんにて 2006年10月

10月に器スタジオTRYさんで行われた森岡成好(しげよし)さんの個展の際のものです。以前もご紹介しましたが、森岡さんは和歌山の山奥で鉄砲窯という薪窯で焼成されています。灰釉碗は、気持ちよくひかれた轆轤による形に、とろりと掛かった灰釉が暖かいグレー色になり、高台には梅華皮(かいらぎ)が出ていて井戸茶碗のような仕上がりです。また南蛮焼き締めの方の碗は、緋色とともに土にある雑味が出てとてもいい色をしています。どちらの碗も豪快ながらも美しい佇まいを見せてくれる器です。現在、奈良県にある古民家をギャラリーにした夢雲というところで、森岡さんをはじめとし、若い陶芸家たちとの企画展が開催されています。お近くにお住いの方はご覧になっては如何でしょうか。

森岡成好と若い陶芸家達
11/17~26まで
ギャラリー夢雲
奈良県宇陀郡室生村向渕415

# by sora_hikari | 2006-11-24 23:00 | 森岡成好・由利子さん

小沼智靖さん、吉岡萬理さんの個展へ

23日のお休みは小沼さんと吉岡さんの個展にお伺いしました。

小沼智靖さんの個展
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埼玉県吹上で漆器の制作をされている小沼さんの個展が恵比寿の知器さんで開催されていました。木目を大胆に活かし、擦れたように仕上げた漆塗りが木地のもつ自然さを失わないように表現されており、味わいのある漆器が並んでいました。

小沼智靖 漆の仕事
11/17~23
知器(恵比寿)

吉岡萬理さんの個展
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奈良県で作陶されている吉岡萬理さんの個展を見に、鎌倉のうつわ祥見さんに行って来ました。吉岡さんの作る器は、黒化粧や刷毛目による土の味わいを出したものと、マジョリカ陶器やトルコタイルのような色彩豊かに彩色された上絵の器と両極端なものを並行して作っておられます。一見みると同じ作家さんのもの?というようにも思いますが、それが不思議と同じ空間にあっても違和感なく共存しています。陶芸家とともにアメリカンフットボールの監督もされているという吉岡さんですが、お話をさせていただいてとても気さくで男気のありそうな印象を受けました。

吉岡萬理展
11/23~12/2
うつわ祥見(鎌倉)

# by sora_hikari | 2006-11-24 00:35 | 見て歩き

須田二郎さんの木のボウル

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東京千駄ヶ谷 SHIZENさんにて 2006年11月

先日、SHIZENさんで行われた須田二郎さんの個展の際の木のボウルです。材質は、あさだという木です。楕円形に削られた器にオイル仕上げされた木目が綺麗に浮かびあがっています。たっぷりオイルを塗られた木なので、油ものを盛り付けても大丈夫らしいです。須田さんは森林保護のお仕事にも関わられておられ、そんな関係から障害木や間伐材などの木を活かすために木の器づくりを始められたそうです。個展当日は、木工旋盤を持ち込まれ、ワークショップを開かれていましたが、赤いつなぎを来てF1のメカニックのごとくプロの手付きで寡黙に作業されるお姿が、なんともかっこよく見えました。上の写真にある独楽は、須田さんが、するするとあっという間に削って作って下さったものです。

# by sora_hikari | 2006-11-22 23:11 | 須田二郎さん