升たかさんの個展

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西麻布の桃居さんで開催されている升たかさんの個展へ行ってきました。升たかさんの作る陶器は、オリエンタルな雰囲気のある絵が特徴的ですが、今回はあらたに陶器をベースにし、その上に漆を塗って作りだした「漆陶(しっとう)」が主体に展示されています。それは、升さんの作る形に塗られた赤や黄土によるもの、そして李朝の漆を思わせるような渋さのある黒や茶のものです。そのマチエールには、漆そのものとは違う陶胎漆器としての独特の質感があります。焼きものとして焼成、漆としての焼き付けし、それを何度も重ね、そして磨いて作りだされた表情はひとつひとつに深みがって、不思議な空気感を生み出しています。この漆を使ったのは、升さんが黒や赤に求めるイメージがあって、それに近づける方法として漆を選んだそうです。元々、演劇の世界に入り、そしてイラストレーターとして活躍し、50歳になって取り組んだ陶器の世界でありながら、短期に自分の世界観を作り、そして今なお新たな表現を試み続ける、そんな升たかワールドを今回も堪能することができました。

升たか 漆陶展
2007年12月17日(月)-22日(土)
11:00-19:00
桃居 (西麻布)

# by sora_hikari | 2007-12-20 00:58 | 升たかさん

横山拓也さんの器

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西麻布 桃居 2007年11月

桃居さんで行われた個展の際のものです。手で作りだされたライン。ゆったり流れるように繋がっています。上のものは、リリーの花びらのようで、胴が少し膨らんで内側の空間を包んでいます。今はこれにコーヒーを入れて飲んでいますが、暖かく昇る湯気が綺麗に見えます。下の銅鑼状の鉢は、口縁のラインが波を描いて、緩やかな山の稜線のように見えます。手でひとつひとつ形づくられた線と、塗り付けた白の化粧土の質感に、横山さんが静かに器に向かっている姿が感じられます。

# by sora_hikari | 2007-12-19 00:04 | 横山拓也さん

宮岡麻衣子さんの染付

小鉢
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そば猪口
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小皿
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町田 百福 2007年11月

宮岡麻衣子さんの染付の器です。宮岡さんの作る器は、形も呉須の絵も古い時代の器を彷彿とさせ、懐かしい味わいがあるものです。その源流には古染付や初期伊万里の器があるようです。滲みのある絵や勢いよくひかれた線は、元々油絵を描いていた力量もあるように思います。キャンパスを白磁の器に変えて、古きよき味わいを食器という用途あるものに作り出していく。表現は違えど、宮岡さんの器は食卓に彩りを与えてくれます。

# by sora_hikari | 2007-12-17 22:58 | 宮岡麻衣子さん

福田敏雄さんの長手敷

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千駄ヶ谷 SHIZEN 2007年11月

輪島の漆作家、福田敏雄さんの長手敷です。すらりとした長方形に漆。シャープな美しいフォルムに惹かれます。その形に漆の持つ柔らかな温かさがあって綺麗です。

# by sora_hikari | 2007-12-17 19:01 | 福田敏雄さん

越智伸明さんのペーパーウェイト

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南青山 うつわ楓 2007年11月

山梨県で制作されている越智伸明さんが作った土のペーパーウェイト。石ころのようにごろんとしています。土を何種類か練り込んでいて、混ざり合った土がマーブル状になっています。表面には漆が施されているそうです。今回伺った個展では、森の木にたたら状にした土を押しつけて、その木肌をそのまま写し取った板皿などが展示されていましたが、このおもりも、何かしら自然から啓発を受けて作られた形や質感のように思えます。

# by sora_hikari | 2007-12-17 16:20 | 越智伸明さん