くるみの木、秋篠の森

奈良にあるくるみの木と秋篠の森へ行ってきました。

◆くるみの木
くるみの木、秋篠の森_d0087761_201226.jpgくるみの木、秋篠の森_d0087761_19595911.jpg
◆cage(くるみの木内)
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奈良の東大寺から車で10分ぐらいのところにある「くるみの木」に行ってきました。素敵な雑貨や食事を扱うことで人気のあるところで、知っている方も多く当日もたくさんのお客さんが訪れていました。敷地内には、雑貨を扱うcage(カージュ)と食事のできる建物とに分かれています。食事は予約をしても1時間ぐらい待つほどの人気ぶりです。また雑貨店の方は、地元奈良の食品、作家の器・カトラリー、古道具などセンスの良く選ばれた生活用具が並んでいます。

くるみの木
奈良市法蓮町1534

◆秋篠の森
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◆月草(秋篠の森内)
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◆ノワ・ラスール(秋篠の森内)
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こちらも「くるみの木」が運営する「秋篠の森」という所です。「くるみの木」からは車で20分ほどの距離にあります。道から少し入った斜面に木々を残した敷地内に、作家の器や生活道具を扱う「ざっか月草」、創作和食の「なず菜」、2室のみのホテル「ノワ・ラスール」の3棟があります。月草には作家ものの器が置いてあり落ち着いたお店の中で手にすることができます。秋篠の森のそれぞれの建物の内部には、作家の手によるオブジェや器、そして古道具が、間合いを活かしてディスプレイされていて、空間をうまく演出していました。「なず菜」で出される器使いも素敵でした。

秋篠の森
奈良市中山町1534

# by sora_hikari | 2007-04-26 20:38 | 見て歩き

東洋陶磁美術館 (大阪)

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大阪の淀屋橋駅の近くにある大阪市立東洋陶磁美術館へ行きました。古い器が好きな人は一度は訪れてみたい所だと思います。特に李朝時代の白磁、粉青沙器などが好きならば見応えのあるコレクションが展示されています。東京だと日本民藝館が有名ですが、点数や品質においてはここが世界一のコレクションと言われるだけあって素晴らしい器が並んでいます。今回訪れた際には、「安宅英一の眼」と称する安宅コレクションの器が中国、高麗、朝鮮の器が展示されていました。私はどちらかと言えば、文様のない無地の白磁や粉青沙器が好きなのですが、本でしか見たことのなかった器が目の前に展示されていて感慨深いものがありました。特に李朝中期の白磁は都内の骨董屋さんでも目にすることは稀なのですが、それらがたくさん展示されており、その乳白色を実際に目にすることができ感激でした。本当は白磁の大壺も見たかったのですが、今回の企画展には含まれていなかったようでちょっと残念でしたが、逆に浅川伯教の旧蔵品であった蓮文壺を見ることができ、その美しさに魅了されました。また機会があればじっくりと訪れてみたい美術館です。

東洋陶磁美術館
大阪市北区中之島1-1-26

# by sora_hikari | 2007-04-26 01:39 | 見て歩き

graf、saji (大阪)

大阪にあるインテリアショップと生活道具屋さんに行きました。

◆graf bld.

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大阪の国立国際美術館の隣にあるgrafビルに行ってきました。1,2階は飲食のカフェ、3、4階はリビング関連のショップ、5階はギャラリーになっています。grafといえば、奈良美智さんの展示ディスプレイをするデザイン会社というイメージがあったのですが、活動の幅はもっと広く家具・プロダクト・グラフィック・空間などのデザインからプロデュースまで行う会社だそうです。そんな活動を具体的に見れるために作られたのが、このgrafのビルのようです。3、4階のショップを主に見ましたが、grafデザインの器やカトラリー、家具、そして作家ものの器など一定のトーンを保った商品が陳列されていました。単にセレクト商品を扱うだけのお店とは違ってビル全体をgrafの活動としてプレゼンテーションし体現するところなのだろうと思いました。

graf bld.
大阪市北区中之島4-1-18 graf bld.

◆saji

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大阪の西長堀駅から歩いて10分ぐらいの路地の2階にある小さなお店です。人気のある作家さんの器と生活道具が並んだお店でした。店内の奥にはギャラリーもあり企画展も定期的に開催されているようです。

大阪市西区南堀江4-10-5 石村ビル2E

# by sora_hikari | 2007-04-26 01:02 | 見て歩き

神戸栄町通り、海岸通りのお店 (神戸)

神戸の阪神元町駅から10分ほどの栄町通り、海岸通り界隈にあるお店は古いビルをうまく活かした素敵なお店がたくさんありました。古道具、器が好きな方には楽しい通りだと思います。

◆GRAIN D'AILE(グランデール)

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栄町ビルディングという古いビルの1階にあるアンティーク屋さんです。主にフランスの古いものを扱っているようでした。小さなお店ですが、セレクトされた器、本、楽譜などは魅力的なものばかりです。黒いケビントの棚の中には時代のたった書籍と一緒に帽子のサンプルに使われた鳥の剝製もディスプレイされていて少しドキリとしますが、見る側に歩みより過ぎない少し刺のある商品がかえって魅力を醸し出しているように思いました。タミゼの吉田さんもお気に入りなお店だそうです。

神戸中央区栄町通り3-1-7 栄町ビルディング110
紹介サイト

◆MARUNI

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ここも栄町ビルディングにあります。4階の部屋ですが、扉に「MARUNI」と書かれただけのお店のため、入っていいものか一瞬ためらってしまいます。お店の中には、鉄錆のオブジェや器などが並び、古道具屋というよりは現代アートギャラリーのような感覚です。ご店主は、西荻窪の魯山さんと交流があるようで、一部の商品も大嶌さんのものを置かれていました。ご店主のこだわりを感じるお店です。

神戸中央区栄町通り3-1-7 栄町ビルディング401

◆plage(プラージュ)

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こちらは栄町ビルから5分ぐらいの所にある古道具屋さんです。主に古い文具類を扱っており、
古い封筒や便箋など素敵なものが置かれていました。

神戸市中央区栄町通2-2-10
紹介サイト

◆cafe&bar anthem(アンセム)

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ここは東京恵比寿にあるタミゼの吉田昌太郎さんが内装デザインのお手伝いをしたカフェです。吉田さんは東京でもいくつかお店のデザインをされているようですが、こちらのお店は、どちらかというと男性的なイメージでまとめられたとのお話でした。古材を使ったテーブル、デルフトのお皿、モランディのアトリエのような陳列など古いものがもつ雰囲気をうまく生かしたお店でした。今では大変な人気があるようでお昼や夜には席がとりづらいようです。

神戸市中央区海岸通2-3-7グランディア4F
ホームページ

◆草灯舎

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ここは明治時代にオーストラリア交流のために使われていたという古くて風格のあるビルの2階にある器屋さんです。人気のある作家さんの器と古道具が少し置かれています。天井が高くビル内の色合いも素敵なところでした。

神戸市中央区海岸通3-1-5 海岸ビルヂング206号
ホームページ

(※店内の撮影の許可をいただけない所ばかりでしたので外観の写真だけですが、どのお店も魅力的な商品の置いてあるところでした。)

# by sora_hikari | 2007-04-26 00:35 | 見て歩き

長峰菜穂子さんの個展 (芦屋)

長峰菜穂子さんの個展 (芦屋)_d0087761_2228295.jpg長峰菜穂子さんの個展 (芦屋)_d0087761_2229281.jpg
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兵庫県芦屋市にあるbontonさんで開催されていた長峰菜穂子さんの個展に行ってきました。ネットを通じて知り合いになり、一度訪ねてみたいと思っていたお店にようやく行くことができました。レンガ作りの落ち着いたビルの2階にあり、外光が綺麗で器が美しく映えるお店でした。bontonさんの初個展ということで、記念すべき時にお伺いできて良かったです。展示の器は、長峰さんの定番の緋色をアクセントにした器に加えて、今回初めてとなる白マット釉や色釉を使った器を見ることができました。磁器ならではの凛とした清潔感と、ほのかな緋色が暖かさを感じさせてくれます。白い器シリーズも冷たくなり過ぎない質感で柔らかさを感じるものでした。今回は展示空間と器が美しく相まった心地の良い個展を楽しむことができました。頻繁にはお伺いできませんが、また行ってみたい器屋さんのひとつになりました。

長峰菜穂子展
2007年4月18日~23日
bonton(兵庫県芦屋市公光町10番10号 B.Block S-2)

# by sora_hikari | 2007-04-24 22:47 | 長峰菜穂子さん