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「石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」7日目-3

石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」の7日目が終了しました。会期は残すところあと2日。2月2日(日曜)17時で終了します。

石黒剛一郎 作
白磁茶碗
白瓷リュトン
青磁水注

厚いガラス層を纏った神々しい白磁茶碗。大きな貫入とそれを繋ぐ鎹(かすがい)が特徴的です。重文の青磁茶碗の馬蝗絆(ばこうはん)を捻った石黒さんの遊び心を感じる一品です。その他、ちょっと愛らしい獅子顔のついたリュトン杯。そして清涼かつ端整な青磁水注。いずれもこの企画展ならではでしょう。

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石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展 
中国・安南・朝鮮 古陶磁アンソロジー
2020年 1月25日(土)~2月2日(日)会期中無休
営業時間 11時~18時 
最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図

石黒剛一郎
1977年 愛知県生まれ
2000年 東京電機大学物質工学修了
2005年 瀬戸窯業高校陶芸科 修了
2008年 瀬戸市にて独立
2020年 現在岐阜県多治見市在住

日高伸治
1972年 愛知県豊田市生まれ
1997年 東京芸大大学院油画修了
2011年 愛知県立窯業高等技術校修了
2011年 岐阜県瑞浪市にて独立
2020 年 現在岡山県備前市在住

高木剛
1978年 鹿児島県生まれ
1998年 山梨県で陶芸を学ぶ
2002年 東京江東区でにて制作を始める
2012年 韓国青松白磁窯にて研修
2020年 現在京都市右京区在住

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by sora_hikari | 2020-01-31 17:54 | 石黒剛一郎・日高伸治・高木剛展

「石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」7日目-2

石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」を開催中です。

高木剛 作

酒器など

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石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展 
中国・安南・朝鮮 古陶磁アンソロジー
2020年 1月25日(土)~2月2日(日)会期中無休
営業時間 11時~18時 
最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図

石黒剛一郎
1977年 愛知県生まれ
2000年 東京電機大学物質工学修了
2005年 瀬戸窯業高校陶芸科 修了
2008年 瀬戸市にて独立
2020年 現在岐阜県多治見市在住

日高伸治
1972年 愛知県豊田市生まれ
1997年 東京芸大大学院油画修了
2011年 愛知県立窯業高等技術校修了
2011年 岐阜県瑞浪市にて独立
2020 年 現在岡山県備前市在住

高木剛
1978年 鹿児島県生まれ
1998年 山梨県で陶芸を学ぶ
2002年 東京江東区にて制作を始める
2012年 韓国青松白磁窯にて研修
2020年 現在京都市右京区在住

「石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」7日目-2_d0087761_12544728.jpg「石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」7日目-2_d0087761_12545776.jpg


by sora_hikari | 2020-01-31 16:27 | 石黒剛一郎・日高伸治・高木剛展

「石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」7日目

石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」を開催中です。

日高伸治 作 
白磁飾り蓋付硯(蟹/蝦/蔓)
白磁刻花合子

貼花(ちょうか)、つまり飾り付きの硯(すずり)です。ベトナムはメコン川をはじめ大きな川が流れていますから、淡水の魚文などの装飾が他の骨董にも見られます。この蓋付の硯は日高さんのアレンジ。文人趣味の一品です。実際に墨を摺って変化していく様子を見たくなります。

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石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展 
中国・安南・朝鮮 古陶磁アンソロジー
2020年 1月25日(土)~2月2日(日)会期中無休
営業時間 11時~18時 
最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図

石黒剛一郎
1977年 愛知県生まれ
2000年 東京電機大学物質工学修了
2005年 瀬戸窯業高校陶芸科 修了
2008年 瀬戸市にて独立
2020年 現在岐阜県多治見市在住

日高伸治
1972年 愛知県豊田市生まれ
1997年 東京芸大大学院油画修了
2011年 愛知県立窯業高等技術校修了
2011年 岐阜県瑞浪市にて独立
2020 年 現在岡山県備前市在住

高木剛
1978年 鹿児島県生まれ
1998年 山梨県で陶芸を学ぶ
2002年 東京江東区にて制作を始める
2012年 韓国青松白磁窯にて研修
2020年 現在京都市右京区在住

「石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」7日目_d0087761_12544728.jpg「石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」7日目_d0087761_12545776.jpg


by sora_hikari | 2020-01-31 13:55 | 石黒剛一郎・日高伸治・高木剛展

「石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」6日目-2

石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」の6日目が終了しました。

石黒剛一郎 作
青瓷香炉
青瓷腰袴香炉
白瓷魚耳杯
青磁有蓋壺(摘)
白磁有蓋壺
白磁有蓋壺
白磁刻花文合子

青磁と白磁の香炉、耳杯、蓋物(茶入)。

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石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展 
中国・安南・朝鮮 古陶磁アンソロジー
2020年 1月25日(土)~2月2日(日)会期中無休
営業時間 11時~18時 
最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図

石黒剛一郎
1977年 愛知県生まれ
2000年 東京電機大学物質工学修了
2005年 瀬戸窯業高校陶芸科 修了
2008年 瀬戸市にて独立
2020年 現在岐阜県多治見市在住

日高伸治
1972年 愛知県豊田市生まれ
1997年 東京芸大大学院油画修了
2011年 愛知県立窯業高等技術校修了
2011年 岐阜県瑞浪市にて独立
2020 年 現在岡山県備前市在住

高木剛
1978年 鹿児島県生まれ
1998年 山梨県で陶芸を学ぶ
2002年 東京江東区でにて制作を始める
2012年 韓国青松白磁窯にて研修
2020年 現在京都市右京区在住

「石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」6日目-2_d0087761_12544728.jpg「石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」6日目-2_d0087761_12545776.jpg


by sora_hikari | 2020-01-30 18:38 | 石黒剛一郎・日高伸治・高木剛展

「石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」6日目

石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」を開催中です。

高木剛 作
刷毛目5寸平鉢
象嵌三島4.5寸皿
象嵌三島5寸皿
白磁面取5寸鉢
無地刷毛目飯碗
無地刷毛目茶碗

日常向きの皿、鉢、碗。今や殊更に李朝だの粉青沙器だの言う必要もなく、土もの和食器の定番と化した感のある作風でしょう。あとは作家ごとのアプローチの差になってくるでしょうか。高木さんはお人柄とも重なりますが、これらの食器にはツイードのジャケットやニットのような温かさを感じます。

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石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展 
中国・安南・朝鮮 古陶磁アンソロジー
2020年 1月25日(土)~2月2日(日)会期中無休
営業時間 11時~18時 
最終日は17時迄
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石黒剛一郎
1977年 愛知県生まれ
2000年 東京電機大学物質工学修了
2005年 瀬戸窯業高校陶芸科 修了
2008年 瀬戸市にて独立
2020年 現在岐阜県多治見市在住

日高伸治
1972年 愛知県豊田市生まれ
1997年 東京芸大大学院油画修了
2011年 愛知県立窯業高等技術校修了
2011年 岐阜県瑞浪市にて独立
2020 年 現在岡山県備前市在住

高木剛
1978年 鹿児島県生まれ
1998年 山梨県で陶芸を学ぶ
2002年 東京江東区にて制作を始める
2012年 韓国青松白磁窯にて研修
2020年 現在京都市右京区在住

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by sora_hikari | 2020-01-30 14:09 | 石黒剛一郎・日高伸治・高木剛展

「石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」5日目-2

石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」を開催中です。

日高伸治 作 
青花宝相唐草文壺写
青花唐草文碗写
青花菊唐草文碗写
青花八角合子
鉄絵草花文瓜形壺写

ベトナム陳朝末(14世紀末)から黎朝(15~16世紀)に作られた青花(染付)の壷・碗と鉄絵壷を本歌とする作品です。1400年前後(15世紀初)に中国以外で青花を生産し、海外に輸出した国はベトナムしかありませんでした。(日本・有田の染付は1650年(17世紀)から)

安南手(ベトナムもの)と言うと、染付の碗や合子のイメージが沸きますが、その中でも絞り手と呼ばれる滲んだ呉須が印象深いのではないでしょうか。日高さんはベトナム古陶磁の中で青花(染付)に当初は関心が無かったそうですが、徳川美術館所蔵の「蜻蛉文茶碗」を見て考えが変わったそうです。今回の日高さんの青花は「泣き呉須」が流れつつ踏みとどまり、安南手らしい風合いを再現しています。明瞭な中国青花とはまた違った不完全性に思入れるのは日本らしい感情でしょう。

日頃の日高さんの器を見ると型打ちによる陽刻はあるものの、絵付けのイメージはありませんでした。しかし考えてみれば大学時代(東京芸大)は油画専攻ですから、本来絵は巧みなはずです。今回、安南青花写しでその封印が解かれたのだとしたら、今後の展開が楽しみです。

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石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展 
中国・安南・朝鮮 古陶磁アンソロジー
2020年 1月25日(土)~2月2日(日)会期中無休
営業時間 11時~18時 
最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図

石黒剛一郎
1977年 愛知県生まれ
2000年 東京電機大学物質工学修了
2005年 瀬戸窯業高校陶芸科 修了
2008年 瀬戸市にて独立
2020年 現在岐阜県多治見市在住

日高伸治
1972年 愛知県豊田市生まれ
1997年 東京芸大大学院油画修了
2011年 愛知県立窯業高等技術校修了
2011年 岐阜県瑞浪市にて独立
2020 年 現在岡山県備前市在住

高木剛
1978年 鹿児島県生まれ
1998年 山梨県で陶芸を学ぶ
2002年 東京江東区にて制作を始める
2012年 韓国青松白磁窯にて研修
2020年 現在京都市右京区在住

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by sora_hikari | 2020-01-29 19:26 | 石黒剛一郎・日高伸治・高木剛展

「石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」5日目

石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」の5日目です。

石黒剛一郎 作

水仙盆
青瓷輪花碗
青瓷洗
青瓷盤
青磁長頸瓶(大)
青磁長頸瓶(小)

青磁の最高峰と言われる北宋汝窯(じょよう)の水仙盆に倣った作品をはじめとする青磁。汝窯青磁水仙盆は世界に6点(台北故宮博物館4点、大阪東洋陶磁美術館1点、中国吉林省博物院1点)しかなく、そのうちの5点が一堂に会した2017年の展覧会は記憶に新しいところです。「雨過天晴 雲破処」雨上がりの雲の間からのぞく空の青を意味し、天青色(てんせいしょく)と呼ばれる淡い青色は、皇帝を魅了しひと際品格の高い存在でした。

青磁を語り始めると斯様に、歴史な伝承や学術的な知識を背景に、つい教条的な説明に成りがちです。書く側も間違っていけないと、つい肩肘が張る。特に浅学かつ付け焼刃で説明しようとすると、どこかでコピペしたままの情報になってしまいます(自分)。しかしこれでは、知っている事が良いのか、見て楽しんでいるのか、分からなくなる。知識を尊重するのはもちろんですが、それを先行させると敷居が高くなり、多くの人を阻んでしまいがちです。

生活工芸が広がってから久しく、青磁の良さは特殊領域に限られているように思います。もちろん青磁で日常食器を日頃から作る石黒さんはじめたくさんの作家さんはいると思いますが、その歴史的原点に基づく作家群とは大きな距離があると思います。

今回はこの距離を縮めて、もっと素直に青磁に接して欲しいと願っています。淡く清涼な青は心を洗うような美しさです。歴史に基づく形は、凛として人の気持ちを引き締めます。普段から日常食器を作っている石黒さんだからこそ、この古典的な青磁に取り組むことに意味があるのです。意味も価格帯も敷居を下げ、予備知識なく接することが出来るはずです。

本日から店内で流しているのは作曲家・吉松隆さんとピアニスト田部京子さんによる「プレイアデス舞曲集」や「Pianissimo」。吉松さんは、現代音楽の非音楽的な傾向に異を唱え、調性やメロディを復活させた「新(世紀末)抒情主義」を唱えている方。田部さんは国際コンクールで輝かしい評価を得ている方。しかし確かな技巧を備えながら、決して誇張的でなく日常の中で気持ちが潤うピアノ曲です。

生活工芸と美術工芸。実用工芸と鑑賞工芸。両分野は交じり合わない距離がいまだにあるように思いますが、しかしその間には、線引きする必要のない豊かな河が流れているように思うのです。今回の青磁、ベトナム陶磁、朝鮮陶磁の在り方は、そこを繋ぐヒントをもたらしてくれると信じています。

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石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展 
中国・安南・朝鮮 古陶磁アンソロジー
2020年 1月25日(土)~2月2日(日)会期中無休
営業時間 11時~18時 
最終日は17時迄
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石黒剛一郎
1977年 愛知県生まれ
2000年 東京電機大学物質工学修了
2005年 瀬戸窯業高校陶芸科 修了
2008年 瀬戸市にて独立
2020年 現在岐阜県多治見市在住

日高伸治
1972年 愛知県豊田市生まれ
1997年 東京芸大大学院油画修了
2011年 愛知県立窯業高等技術校修了
2011年 岐阜県瑞浪市にて独立
2020 年 現在岡山県備前市在住

高木剛
1978年 鹿児島県生まれ
1998年 山梨県で陶芸を学ぶ
2002年 東京江東区でにて制作を始める
2012年 韓国青松白磁窯にて研修
2020年 現在京都市右京区在住

「石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」5日目_d0087761_12544728.jpg「石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」5日目_d0087761_12545776.jpg


by sora_hikari | 2020-01-29 14:06 | 石黒剛一郎・日高伸治・高木剛展

「石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」4日目-2

石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」を開催中です。

高木剛 作

彫刷毛目魚文扁壺
刷毛目祭器
絵刷毛目人参葉文俵壺
彫刷毛目草花文扁壺
堅手壺
彫刷毛目壺
白磁祭器

朝鮮古陶磁に取り組む作家は多く、また多くの骨董ファンを魅了する分野ですから、今更説明するまでもありませんが、所謂日本人の見立てによってその美が発見された要素は着目すべき点です。技巧的にも正調な高麗青磁は鑑賞陶器として明治の頃から蒐集対象となっていたようですが、大正十一年に「白樺」で李朝陶磁が特集されるまでは、稚拙な技巧の李朝は全く価値を認められていませんでした。これを変えたのは、やはり浅川兄弟、そして柳宗悦の力によるものでしょう。いびつ、不完全な造形に作為無き美を見出し、そこに日本的な自然観や仏教観によって意味づけたことが、今の李朝陶磁の確固たる人気に繋がっています。

鹿児島県出身の高木さんが陶芸に興味をもったのは、東京に出て工芸系ギャラリーの仕事に携わったことがきかっけでした。やがて山梨県の陶芸家の元で修業をし、器づくりを始めます。当初は明確に朝鮮陶磁を意識はしていなかったそうですが、2012年に京都の川口美術の川口さんによる推薦で韓国白磁が焼かれた青松(チョンソン)で研修に参加したことで、より強く朝鮮古陶磁に魅せられるきっかけになりました。

今展では粉青と呼ばれる化粧ものに細工をした扁壷や祭器が並んでいます。本歌となる骨董は存在しますが、高木さんの場合、それを忠実になぞるのではなくサイズや使い勝手をアレンジして日常に落とし込んでいるのが特徴です。李朝期の器がもつ寂寥とした情緒性を如何に実用器に写し取れているか。そこを今展でご覧頂きたいと思います。

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石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展 
中国・安南・朝鮮 古陶磁アンソロジー
2020年 1月25日(土)~2月2日(日)会期中無休
営業時間 11時~18時 
最終日は17時迄
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石黒剛一郎
1977年 愛知県生まれ
2000年 東京電機大学物質工学修了
2005年 瀬戸窯業高校陶芸科 修了
2008年 瀬戸市にて独立
2020年 現在岐阜県多治見市在住

日高伸治
1972年 愛知県豊田市生まれ
1997年 東京芸大大学院油画修了
2011年 愛知県立窯業高等技術校修了
2011年 岐阜県瑞浪市にて独立
2020 年 現在岡山県備前市在住

高木剛
1978年 鹿児島県生まれ
1998年 山梨県で陶芸を学ぶ
2002年 東京江東区でにて制作を始める
2012年 韓国青松白磁窯にて研修
2020年 現在京都市右京区在住

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by sora_hikari | 2020-01-28 18:00 | 石黒剛一郎・日高伸治・高木剛展

「石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」4日目

石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」の4日目。

日高伸治 作 

白磁刻花蓮弁文瓜形水注写
白釉褐彩唐草文壺写
灰釉猪頭壺写
白磁蓋付鉢写
白磁蝦飾水注写
白磁蓮弁文器台写
白磁蓮弁文壺写
白磁刻花蓮弁文瓜形水注写

ベトナムの古い陶磁器を写した作品8選。漢代並行期、李朝、陣朝の白磁を中心にしたものです。ベトナムは政治的にも文化的にも中国の影響を大きく受けた地域ですが、李朝期以降、ベトナム独自の陶磁器文化が育成されました。日本で一般的に安南手(ベトナム写)は染付が多いのに対して、それ以前の時代を捉えた日高さんの今回の作品は、また別のベトナム古陶磁の魅力に気づいて頂けるのではないでしょうか。

日高さんは元々、大学で油画を学んだ後にゲーム業界で制作に携わってきた経歴を持っています。40歳前になって陶芸の道を選び現在に至りますが、日頃は東南アジア陶磁に着想を得た日常的な食器をはじめ、いわば生活工芸の領域での活動を主にしています。

今展にあたって、あらためてベトナム古陶磁を忠実に捉えるために、東南アジア陶磁1300点を有する町田市博物館の協力を得て、実物を見せてもらい、寸法や重さも計測した上で製作に取り組んでいます。それゆえに本歌に迫る再現性の高い「写し」をご覧いただけます。

さてでは何故ベトナム古陶磁なのか。今回は学術的な視点からの「写し」の意味もありますが、それ以上に存在の魅力にあるでしょう。白磁は全般的に硬質で薄造りですが、釉調は人肌のように柔らかく、精選され過ぎない白の濁りに哀愁を感じます。正調な中国の青磁や白磁に比べ、成り切れない人間的な情緒性こそ、日高さんが今回没頭した理由のように思います。

どうぞ実物を手に取ってその肌合いをお確かめください。

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石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展 
中国・安南・朝鮮 古陶磁アンソロジー
2020年 1月25日(土)~2月2日(日)会期中無休
営業時間 11時~18時 
最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図

石黒剛一郎
1977年 愛知県生まれ
2000年 東京電機大学物質工学修了
2005年 瀬戸窯業高校陶芸科 修了
2008年 瀬戸市にて独立
2020年 現在岐阜県多治見市在住

日高伸治
1972年 愛知県豊田市生まれ
1997年 東京芸大大学院油画修了
2011年 愛知県立窯業高等技術校修了
2011年 岐阜県瑞浪市にて独立
2020 年 現在岡山県備前市在住

高木剛
1978年 鹿児島県生まれ
1998年 山梨県で陶芸を学ぶ
2002年 東京江東区でにて制作を始める
2012年 韓国青松白磁窯にて研修
2020年 現在京都市右京区在住

「石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」4日目_d0087761_12544728.jpg「石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」4日目_d0087761_12545776.jpg


by sora_hikari | 2020-01-28 12:09 | 石黒剛一郎・日高伸治・高木剛展

「石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」3日目

石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」の3日目。

石黒剛一郎 作 

青磁鳳凰耳花瓶
青磁下蕪花瓶
青磁香炉
青磁輪花碗

石黒剛一郎 作
青磁鳳凰耳花瓶
青磁下蕪花瓶
青磁香炉
青磁輪花碗

北宋から明代初まで栄えた中国浙江省・龍泉窯の名品に倣った青磁四選。日本では砧青磁という呼ばれ青緑色の呈色が特徴です。青磁の青色は、顔料による色ではなく、釉薬に含まれるわずかな鉄分が還元炎によって発色します。それは釉薬に含まれる微量な金属とガラス層に閉じ込めれた気泡が光の屈折によって青に見えるのです。ゆえに青磁と言っても様々な色があり、また光源の種類、角度によっても様々な青色に感じます。「天青」「粉青」「翠青」など様々に呼び分けるのも繊細な色ゆえでしょう。

石黒さんは元々青色に憧れがあり、窯業学校の頃から青磁に取り組んでいます。大学が理系であったゆえか、この青もゼーゲル式で分析したうえで再現しています。きりっとした硬質なフォルム、清涼な青。いずれも品格のある逸品に仕上がっています。

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石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展 
中国・安南・朝鮮 古陶磁アンソロジー
2020年 1月25日(土)~2月2日(日)会期中無休
営業時間 11時~18時 
最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図

石黒剛一郎
1977年 愛知県生まれ
2000年 東京電機大学物質工学修了
2005年 瀬戸窯業高校陶芸科 修了
2008年 瀬戸市にて独立
2020年 現在岐阜県多治見市在住

日高伸治
1972年 愛知県豊田市生まれ
1997年 東京芸大大学院油画修了
2011年 愛知県立窯業高等技術校修了
2011年 岐阜県瑞浪市にて独立
2020 年 現在岡山県備前市在住

高木剛
1978年 鹿児島県生まれ
1998年 山梨県で陶芸を学ぶ
2002年 東京江東区でにて制作を始める
2012年 韓国青松白磁窯にて研修
2020年 現在京都市右京区在住

「石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」3日目_d0087761_12544728.jpg「石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」3日目_d0087761_12545776.jpg


by sora_hikari | 2020-01-27 19:00 | 石黒剛一郎・日高伸治・高木剛展