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「竹花正弘 展  素の唐津」6日目-2

竹花正弘 展  素の唐津」の6日目-2。

写真でご紹介するのは、唐津、青唐津、朝鮮唐津、刷毛目、斑唐津、粉引。30,000-60,000yenの範囲。一部売約済みのものがあります。

さて竹花さんの茶碗。ここが彼の姿勢を理解するポイントでしょうか。

強調したろくろ目を出さず、意図的な梅華皮(かいらぎ)を求めず、古色づけもなく。実に素っ気ないほどさっぱりしています。経年変化する以前の唐津の姿のようでもありますが、しかし当時も奥高麗などは茶の湯好みに合わせた演出もあったでしょうから、むしろ竹花さんのこれは食器のような数ものから派生した茶碗の姿と見る事も出来ます。

現行の茶碗需要を考えると、通常はもう少し見所を演出的に求める作者が多いように思います。実際にその巧さは売れ行きに影響します。しかしそれを行わない。ここに竹花さんの思想や信念が顕れるのです。

ではどこにその美を見るのか、料理に例えてみましょう。豪華な食材や濃い口の味は分かり易くはあるけれど日常には重くもあります。一方で良い素材から丁寧に出汁をとった薄口の味はいつまでも飽きません。繊細な中に深い味わいを見出す。味に対して、誰しもとても鋭敏なセンサーを持っているはずです。too muchな濃い味の料理に対して、澄んだ黄金色のスープの旨みとでも言いましょうか。

飾ることよりも、その本質にある旨みを求める。そんな姿勢が竹花さんの作る器全般にあり、特に茶碗にその姿勢が顕れるのです。今展の副題に選んだ「素の唐津」とは、まさにこれをお伝えしたいと思ったからです。健やかで清々しい美しさ。竹花さんの唐津は長く付き合う中で、しっかりと丹田に届く確かさを感じるのです。

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竹花正弘 展  素の唐津
2019年2月23日(土)~3月3日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市小仙波町1-7-6) 地図

竹花正弘プロフィール
1974年 東京都生まれ
1999年 熊本大学工学部土木科卒業
2000年 唐津市のあや窯(中里文子氏)にて3年修行
2003年 唐津市厳木町に割竹式登窯を築窯
2004年 初窯焚き
2019年 佐賀県唐津市の浪瀬窯にて制作

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by sora_hikari | 2019-02-28 19:27 | 竹花正弘展

「竹花正弘 展  素の唐津」6日目

竹花正弘 展  素の唐津」の6日目。

ぐい吞各種。8,000-10,000yen+tax。骨董愛好家の間で、備前は徳利、唐津はぐい吞み。この固定観念は青山二郎辺りから来ているのでしょうか。店主もこれに乗って、ここを謳い上げるべきなのでしょう、、。現行作家の作る斑唐津のぐい吞も、やはりその恩恵を受けています。窯のスペースを取らず、たくさん焼けて、比較的価格もつけ易い。有り難いアイテムでもあります。愛玩性が高く、茶碗ほどの価格にならず、そのエッセンスを楽しめるコレクターズアイテム。それは大人のミニカー趣味的とでも言えますでしょうか。竹花さんのそれは、スーパーカーというより、大衆車や働く車のような実直な良質さが魅力だと思います。特殊なものより、そういう方がいいっていう人は意外に多いのではないでしょうか。

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※一部売約済みです。


竹花正弘 展  素の唐津
2019年2月23日(土)~3月3日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市小仙波町1-7-6) 地図

竹花正弘プロフィール
1974年 東京都生まれ
1999年 熊本大学工学部土木科卒業
2000年 唐津市のあや窯(中里文子氏)にて3年修行
2003年 唐津市厳木町に割竹式登窯を築窯
2004年 初窯焚き
2019年 佐賀県唐津市の浪瀬窯にて制作

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by sora_hikari | 2019-02-28 12:11 | 竹花正弘展

「竹花正弘 展  素の唐津」5日目-2

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竹花正弘 展  素の唐津」の5日目-2。

絵唐津水指。50,000yen+tax。唐津の極みは枯れ芸にあり。美の壺的な惹句ですが、、。侘びた風情はノスタルジーなのかそれとも哀しみなのか。いずれにしても個々の内面にある鋭敏な部分とレゾナンスする感性の世界です。この抽象性を共有できる日本の美意識は、考えてみれば高度だと思います。


竹花正弘 展  素の唐津
2019年2月23日(土)~3月3日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市小仙波町1-7-6) 地図

竹花正弘プロフィール
1974年 東京都生まれ
1999年 熊本大学工学部土木科卒業
2000年 唐津市のあや窯(中里文子氏)にて3年修行
2003年 唐津市厳木町に割竹式登窯を築窯
2004年 初窯焚き
2019年 佐賀県唐津市の浪瀬窯にて制作

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by sora_hikari | 2019-02-27 19:10 | 竹花正弘展

「竹花正弘 展  素の唐津」5日目

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竹花正弘 展  素の唐津」の5日目。

吹墨亥文五寸皿。3500yen+tax。皿面を月に見立てた兎の模様の染付皿を見たことはありますが、亥文は始めてです。どこに亥?と思いましたが、亥の親子を俯瞰して上から見たシルエットになっているのだとか。なるほど、竹花さんオリジナルの今年の干支を描いた吉祥柄なのでした。しかし、飛沫をあげる海の岩礁にも見えないでしょうか?受け手の自己解釈もまた良し。海の珍味を盛り付けても楽しそうなお皿です。食器は自由な遊び心が大切です。


竹花正弘 展  素の唐津
2019年2月23日(土)~3月3日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市小仙波町1-7-6) 地図

竹花正弘プロフィール
1974年 東京都生まれ
1999年 熊本大学工学部土木科卒業
2000年 唐津市のあや窯(中里文子氏)にて3年修行
2003年 唐津市厳木町に割竹式登窯を築窯
2004年 初窯焚き
2019年 佐賀県唐津市の浪瀬窯にて制作

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by sora_hikari | 2019-02-27 13:21 | 竹花正弘展

「竹花正弘 展  素の唐津」4日目-2

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竹花正弘 展  素の唐津」の4日目-2。

絵唐津湯呑。3000yen+tax。筆でスッと一周、以上お仕舞い。いさぎよい鉄絵良し。腕のいい鮨職人のような仕事。


竹花正弘 展  素の唐津
2019年2月23日(土)~3月3日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市小仙波町1-7-6) 地図

竹花正弘プロフィール
1974年 東京都生まれ
1999年 熊本大学工学部土木科卒業
2000年 唐津市のあや窯(中里文子氏)にて3年修行
2003年 唐津市厳木町に割竹式登窯を築窯
2004年 初窯焚き
2019年 佐賀県唐津市の浪瀬窯にて制作

「竹花正弘 展  素の唐津」4日目-2_d0087761_1361938.jpg「竹花正弘 展  素の唐津」4日目-2_d0087761_1363120.jpg


by sora_hikari | 2019-02-26 22:30 | 竹花正弘展

「竹花正弘 展  素の唐津」4日目

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竹花正弘 展  素の唐津」の4日目。

無地刷毛目5寸平鉢。3000yen+tax。ほんのりと火色を帯びた白化粧。柔らかな風合いです。この時点で半分の完成。残り半分は使う人が育てて仕上げて下さい。使う悦び。馴染んだ様子が愉しみな一枚です。


竹花正弘 展  素の唐津
2019年2月23日(土)~3月3日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市小仙波町1-7-6) 地図

竹花正弘プロフィール
1974年 東京都生まれ
1999年 熊本大学工学部土木科卒業
2000年 唐津市のあや窯(中里文子氏)にて3年修行
2003年 唐津市厳木町に割竹式登窯を築窯
2004年 初窯焚き
2019年 佐賀県唐津市の浪瀬窯にて制作

「竹花正弘 展  素の唐津」4日目_d0087761_1361938.jpg「竹花正弘 展  素の唐津」4日目_d0087761_1363120.jpg


by sora_hikari | 2019-02-26 11:47 | 竹花正弘展

「竹花正弘 展  素の唐津」3日目-2

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竹花正弘 展  素の唐津」の3日目-2。

絵唐津5寸皿。3500yen+tax。灰釉に沈む草文の筆は伸びやかです。焼き上がり、土味、いずれも素直です。奇を衒わぬ定石の唐津と言っていいでしょう。


竹花正弘 展  素の唐津
2019年2月23日(土)~3月3日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市小仙波町1-7-6) 地図

竹花正弘プロフィール
1974年 東京都生まれ
1999年 熊本大学工学部土木科卒業
2000年 唐津市のあや窯(中里文子氏)にて3年修行
2003年 唐津市厳木町に割竹式登窯を築窯
2004年 初窯焚き
2019年 佐賀県唐津市の浪瀬窯にて制作

「竹花正弘 展  素の唐津」3日目-2_d0087761_1361938.jpg「竹花正弘 展  素の唐津」3日目-2_d0087761_1363120.jpg


by sora_hikari | 2019-02-25 18:34 | 竹花正弘展

「竹花正弘 展  素の唐津」3日目

竹花正弘 展  素の唐津」の3日目。

染付蕎麦猪口。2500yen+tax。初期伊万里のような柔らかさを感じる磁器。同幅に引かれた線譜が味わい深く。高台に残る砂目にそそられます。

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竹花正弘 展  素の唐津
2019年2月23日(土)~3月3日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市小仙波町1-7-6) 地図

竹花正弘プロフィール
1974年 東京都生まれ
1999年 熊本大学工学部土木科卒業
2000年 唐津市のあや窯(中里文子氏)にて3年修行
2003年 唐津市厳木町に割竹式登窯を築窯
2004年 初窯焚き
2019年 佐賀県唐津市の浪瀬窯にて制作

「竹花正弘 展  素の唐津」3日目_d0087761_1361938.jpg「竹花正弘 展  素の唐津」3日目_d0087761_1363120.jpg


by sora_hikari | 2019-02-25 11:46 | 竹花正弘展

「竹花正弘 展  素の唐津」2日目

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竹花正弘 展  素の唐津」の2日目。

竹花さんの青唐津4寸皿。2500yen+tax。食卓の脇役として相応しい小皿。見た目の派手さよりも、長く付き合える地味さ。主役の華々しさよりも脇役の存在感。どこに目を向けるかは、個々の人生観とも繋がっているような、、。ちょっと大袈裟な見解ではありますが、竹花さんの器はそういう例えが伝わり易いように思います。


竹花正弘 展  素の唐津
2019年2月23日(土)~3月3日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市小仙波町1-7-6) 地図

竹花正弘プロフィール
1974年 東京都生まれ
1999年 熊本大学工学部土木科卒業
2000年 唐津市のあや窯(中里文子氏)にて3年修行
2003年 唐津市厳木町に割竹式登窯を築窯
2004年 初窯焚き
2019年 佐賀県唐津市の浪瀬窯にて制作

「竹花正弘 展  素の唐津」2日目_d0087761_1361938.jpg「竹花正弘 展  素の唐津」2日目_d0087761_1363120.jpg


by sora_hikari | 2019-02-24 17:40 | 竹花正弘展

「竹花正弘 展  素の唐津」始まりました

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竹花正弘 展  素の唐津」は本日よりスタートしました。初日よりたくさんの皆様にご来店頂き誠にありがとうございます。会期は3月3日(日曜)まで休まず営業致します。


竹花正弘 展  素の唐津
2019年2月23日(土)~3月3日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市小仙波町1-7-6) 地図

竹花正弘プロフィール
1974年 東京都生まれ
1999年 熊本大学工学部土木科卒業
2000年 唐津市のあや窯(中里文子氏)にて3年修行
2003年 唐津市厳木町に割竹式登窯を築窯
2004年 初窯焚き
2019年 佐賀県唐津市の浪瀬窯にて制作

「竹花正弘 展  素の唐津」始まりました_d0087761_1361938.jpg「竹花正弘 展  素の唐津」始まりました_d0087761_1363120.jpg


by sora_hikari | 2019-02-23 17:35 | 竹花正弘展