うつわノート:中田光展
2020-03-15T21:04:08+09:00
sora_hikari
埼玉県川越市のギャラリーうつわノートのブログです。器のことを中心にご案内しています。
Excite Blog
「中田光 急須展 遇茶喫茶」ありがとうございました
http://utsuwanote.exblog.jp/28004674/
2020-03-15T21:02:00+09:00
2020-03-15T21:04:08+09:00
2020-03-14T23:36:10+09:00
sora_hikari
中田光展
「中田光 急須展 遇茶喫茶」は本日無事終了しました。このような時機にも関わらずご来店下さいました皆様に御礼申し上げます。
今回急須のみに絞ったのは中田さんのご意思でした。高麗、李朝、安南の骨董に通じる外形的要素を纏いながら、その根底にある仏教美術や説話の概念世界を表したいとの思いがありました。茶を喫することは、喉を潤し味わいを楽しむ生理的な欲求を満たすと共に、茶を介して精神を律する作用があるように思います。その両者を繋ぐのが急須の役目でもあるでしょう。その意味で仏教具と共通する要素があるかもしれません。
今展でお持ち帰り頂きました中田光さんの急須が皆様のお暮しと共に末永くご愛用頂けますことを心より願っております。
これからの営業案内
うつわノート(埼玉県川越市小仙波町1-7-6)
3/16(月)~3/20(金) 搬出・設営休
3/21(土)~3/29(日) 山本亮平・ゆき展
3/30(月)~4/3(金) 搬出・設営休
4/4(土)~4/12(日) 壷田和宏・壷田亜矢展
営業カレンダー
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「中田光 急須展 遇茶喫茶」8日目
http://utsuwanote.exblog.jp/28004033/
2020-03-14T18:00:00+09:00
2020-03-14T18:03:35+09:00
2020-03-14T14:09:38+09:00
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中田光展
写真は群馬県桐生市にある中田さんの工房の様子です。利根川水系の桐生川のそばの古民家を仕事場にしています。桐生市は古くから桐生織で知られる絹織物の産地です。
中田さんは生まれも育ちも神奈川県。群馬県は特に縁のない土地だったそうですが、窯業地を敢えて避け、ここ桐生市で2013年から制作を行っています。急須づくりは、絹織りものと同様に、こつこつと作業を積み重ねていく作業です。外部に影響されず自分自身の急須を深めていくには良い環境なのでしょう。
中田光 急須展 遇茶喫茶
2020年3月7日(土)~ 15日(日)
営業時間 11時~18時
最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図
プロフィール
1983年 神奈川県生れ
2006年 武蔵野美術大学 デザイン情報学科卒
2008年 武蔵野美術大学大学院 陶磁専攻修了
2013年 群馬県桐生市に築窯
2020年 現在同地で製作
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「中田光 急須展 遇茶喫茶」7日目
http://utsuwanote.exblog.jp/28003035/
2020-03-13T17:42:46+09:00
2020-03-13T17:42:46+09:00
2020-03-13T17:37:07+09:00
sora_hikari
中田光展
薪窯による焼締めの急須です。常滑の朱泥や万古の紫砂も無釉の焼き締めですが、中田さんのこれは中世の炻器の流れにある日本的な焼き締め急須です。精緻な土味の常滑や万古の急須に比べると、窯変も見所のひとつになる侘び寂の方向にあるでしょう。これもまた中国的急須の世界と日本の焼き物の良さを合わせもった急須と言えます。
中田光 急須展 遇茶喫茶
2020年3月7日(土)~ 15日(日)
営業時間 11時~18時
最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図
プロフィール
1983年 神奈川県生れ
2006年 武蔵野美術大学 デザイン情報学科卒
2008年 武蔵野美術大学大学院 陶磁専攻修了
2013年 群馬県桐生市に築窯
2020年 現在同地で製作
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「中田光 急須展 遇茶喫茶」6日目
http://utsuwanote.exblog.jp/28001855/
2020-03-12T17:57:28+09:00
2020-03-12T17:57:28+09:00
2020-03-12T17:57:28+09:00
sora_hikari
中田光展
本日は土瓶を。胴の横や後ろに把手がついた急須に対して、持ち手が上についています。今展の中小サイズの急須に比べて、たっぷりサイズの容量。お湯の量が多めの熱湯でうま味が出るほうじ茶、番茶、玄米茶がお勧めです。ちなみに後ろ手でも大き目のサイズはポットと呼んでいます。
中田光 急須展 遇茶喫茶
2020年3月7日(土)~ 15日(日)
営業時間 11時~18時
最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図
プロフィール
1983年 神奈川県生れ
2006年 武蔵野美術大学 デザイン情報学科卒
2008年 武蔵野美術大学大学院 陶磁専攻修了
2013年 群馬県桐生市に築窯
2020年 現在同地で製作
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「中田光 急須展 遇茶喫茶」5日目
http://utsuwanote.exblog.jp/28000704/
2020-03-11T17:50:00+09:00
2020-03-11T18:09:22+09:00
2020-03-11T17:50:21+09:00
sora_hikari
中田光展
今日は中国茶向きの小さな急須を。
例えば宜興の紫砂茶壷が中国茶の味を追求しその精神世界を表すのだとしたら、中田さんのこれは日本的焼き物観と茶の湯の情緒性を併せ持つ急須ではないでしょうか。
中田光 急須展 遇茶喫茶
2020年3月7日(土)~ 15日(日)
営業時間 11時~18時
最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図
プロフィール
1983年 神奈川県生れ
2006年 武蔵野美術大学 デザイン情報学科卒
2008年 武蔵野美術大学大学院 陶磁専攻修了
2013年 群馬県桐生市に築窯
2020年 現在同地で製作
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「中田光 急須展 遇茶喫茶」4日目
http://utsuwanote.exblog.jp/27997454/
2020-03-10T18:00:00+09:00
2020-03-11T17:46:39+09:00
2020-03-08T21:23:58+09:00
sora_hikari
中田光展
煎茶の歴史 基礎編
1)中国 唐代〜宋時代
1200年前の唐時代に飲茶が貴族や富裕層に広がる。この頃はまだ茶葉を粉末にしてお湯で飲むスタイル。宋時代には同じく粉末茶による点茶が流行する。これが日本に伝わる「茶の湯(抹茶)」の原形となる。
2)明時代
明王朝の初代皇帝が貢納品を固形茶から茶葉に切り替えたことで粉末茶スタイルが廃れる。茶葉を「煎じる」「淹れる」飲み方が明時代の終わり頃に日本に伝わる。
3)日本の煎茶の始まり
日本の煎茶の源流は中国華南地方の喫茶文化。煎茶道具はほぼ中国の文物で構成された。
煎茶の始まりは1654年に福建省から来た隠元禅師が伝えた中国明時代の喫茶法による。隠元禅師がもたらした茶道具に紫砂茶壺が京都の萬福寺に残っている。
17世紀に中国宜興窯で作られた茶壺(急須)による茶葉を使った飲み方が日本に伝わる。このようにして日本では伝統的な抹茶と新種の煎茶の新旧の茶文化が並びたった。
4)煎茶の広がり
日本で煎茶を広めたのは江戸中期の禅僧 売茶翁。61歳より京の街路で煎茶を売り、禅や茶の精神性を伝え同時代の文人に大きな影響を与えた。江戸後期には文人趣味として文化人に煎茶は広まり、京都や大阪から江戸でも人気に火がつく。
5)日本の煎茶器
煎茶文化の中心であった京都の陶工 青木木米や仁阿弥道八達が中心になり京焼の煎茶器の基本が作られた。「木米急須」は煎茶器のシンボルになる。この他、京都の陶工たちが中国煎茶器に基づく急須を文人や地方窯へ技術を広めた。京都に近い滋賀県湖東焼、愛知県常滑急須、三重県万古急須が産地として成長した。
6)近現代の煎茶の隆盛
明治時代を通じて文人趣味と煎茶は全国的に大流行するが、日露戦争、第一次世界大戦の勝利により中国大陸への進出を開始した頃から、その勢いに陰りが見えはじめる。昭和時代には日本の知識人を魅了した文人趣味と煎茶は急激に影が薄くなる。
その一方で、日本独自の伝統的な文化として、江戸時代後期にはほとんど忘れられていた桃山時代の美術・工芸と茶の湯が復権する。
中国文化への憧れを基調とした煎茶の人気が、その座を桃山時代の茶の湯の伝統に再び明け渡さざるをえなかった背景には、国威発揚する社会状況があった。
今は桃山や茶の湯は、煎茶に関する説明よりもはるかに力が入れられており、桃山時代から今日まで日本文化の基調となっていたかのように思われがちだが、文人文化の煎茶の存在をあらためて感じて欲しい。
以上はINAXライブミュージアムの「急須でお茶を」の森達也さんの講座の章を参考に引用・要約・改編しました。
お勧めです
急須でお茶を―宜興・常滑・急須めぐり (INAXミュージアムブック) https://www.amazon.co.jp/dp/4864809143/
中田光 急須展 遇茶喫茶
2020年3月7日(土)~ 15日(日)
営業時間 11時~18時
最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図
プロフィール
1983年 神奈川県生れ
2006年 武蔵野美術大学 デザイン情報学科卒
2008年 武蔵野美術大学大学院 陶磁専攻修了
2013年 群馬県桐生市に築窯
2020年 現在同地で製作
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「中田光 急須展 遇茶喫茶」3日目
http://utsuwanote.exblog.jp/27997437/
2020-03-09T18:00:00+09:00
2020-03-08T21:10:02+09:00
2020-03-08T21:10:02+09:00
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中田光展
中田光 急須展 遇茶喫茶
2020年3月7日(土)~ 15日(日)
営業時間 11時~18時
最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図
プロフィール
1983年 神奈川県生れ
2006年 武蔵野美術大学 デザイン情報学科卒
2008年 武蔵野美術大学大学院 陶磁専攻修了
2013年 群馬県桐生市に築窯
2020年 現在同地で製作
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「中田光 急須展 遇茶喫茶」2日目
http://utsuwanote.exblog.jp/27997050/
2020-03-08T18:00:00+09:00
2020-03-08T17:58:35+09:00
2020-03-08T15:24:25+09:00
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中田光展
「中田光 急須展 遇茶喫茶」を開催中です。
象嵌魚々子地鳳凰文横手急須。
細かな円文状の魚々子地(ななこじ)に鳳凰(ほうおう)を線彫りした後に、化粧土を象嵌しています。掠れた白化粧と文様が相まって情趣ある風合いに仕上がっています。(茶杯・茶托・茶則・茶匙・古銅は参考品です)
中田光 急須展 遇茶喫茶
2020年3月7日(土)~ 15日(日)
営業時間 11時~18時
ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図
プロフィール
1983年 神奈川県生れ
2006年 武蔵野美術大学 デザイン情報学科卒
2008年 武蔵野美術大学大学院 陶磁専攻修了
2013年 群馬県桐生市に築窯
2020年 現在同地で製作
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「中田光 急須展 遇茶喫茶」始まりました
http://utsuwanote.exblog.jp/27996147/
2020-03-07T18:31:38+09:00
2020-03-07T18:31:38+09:00
2020-03-07T18:31:38+09:00
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中田光展
「中田光 急須展 遇茶喫茶」は本日より始まりました。このような時期にも関わらずご来店下さいました皆様に厚く御礼申し上げます。展示会はまだ始まったばかりです。会期は3月15日(日曜)まで休まず営業致します。
中田光 急須展 遇茶喫茶
2020年3月7日(土)~ 15日(日)
営業時間 11時~18時
ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図
プロフィール
1983年 神奈川県生れ
2006年 武蔵野美術大学 デザイン情報学科卒
2008年 武蔵野美術大学大学院 陶磁専攻修了
2013年 群馬県桐生市に築窯
2020年 現在同地で製作
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「中田光 急須展 遇茶喫茶」3/7(土)より
http://utsuwanote.exblog.jp/27994821/
2020-03-06T18:00:00+09:00
2020-03-06T16:27:55+09:00
2020-03-06T16:27:55+09:00
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中田光展
明日3月7日(土)から始まる「中田光 急須展 遇茶喫茶」の準備が整いました。急須(茶壷・ポット・土瓶・水注含む)ばかりが211点揃いました。それぞれの急須は、土、化粧、文様、焼き上がりが異なり1点ものになりますので、どれを選ぶかかなり迷うのではないでしょうか。初日は中田さんが在廊されます。ご来店をお待ちしております。
中田光 急須展 遇茶喫茶
2020年3月7日(土)~ 15日(日)
営業時間 11時~18時
作家在廊日 3月7日
ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図
プロフィール
1983年 神奈川県生れ
2006年 武蔵野美術大学 デザイン情報学科卒
2008年 武蔵野美術大学大学院 陶磁専攻修了
2013年 群馬県桐生市に築窯
2020年 現在同地で製作
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「中田光 急須展 遇茶喫茶」3/7(土)より
http://utsuwanote.exblog.jp/27994582/
2020-03-06T12:04:03+09:00
2020-03-06T12:04:03+09:00
2020-03-06T12:04:03+09:00
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中田光展
明日3月7日(土)から始まる「中田光 急須展 遇茶喫茶」の出品物が届いています。
中田光 急須展 遇茶喫茶
2020年3月7日(土)~ 15日(日)
営業時間 11時~18時
作家在廊日 3月7日
ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図
プロフィール
1983年 神奈川県生れ
2006年 武蔵野美術大学 デザイン情報学科卒
2008年 武蔵野美術大学大学院 陶磁専攻修了
2013年 群馬県桐生市に築窯
2020年 現在同地で製作
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「中田光 急須展 遇茶喫茶」開催のお知らせ
http://utsuwanote.exblog.jp/27989454/
2020-03-02T18:00:00+09:00
2020-03-01T22:42:06+09:00
2020-03-01T22:42:06+09:00
sora_hikari
中田光展
3月7日(土)から15日(日)に開催する「中田光 急須展 遇茶喫茶」のご案内です。
群馬県桐生市の中田光さんの個展です。従来より茶器に拘ってきましたが、今回は急須(ポット、茶壷含む)のみに絞った内容になります。美大当初は情報デザイン学科に在籍し、大学院で転籍し陶磁を専攻修了しました。卒業後は敢えて産地を避け、現在の地にて活動しています。
手掛ける作風は李朝、高麗、安南、焼締めなど特定の様式に留まりませんが、全般的に土味を活かした風合いが特徴的です。同じ茶器でも茶碗でなく急須を選んだ理由として、観念的評価よりも機能性など明解な結果を得易いからとの考えです。
しかしながら今展では外形的な様式、機能性を踏まえつつも、その根底にある仏教美術に通じる意識を捉えたいと思っています。それゆえか象嵌や線彫文様も鳳凰 牡丹 宝相華などが多く見られます。
その意に合わせてタイトルは碧巌録にある「遇茶喫茶」を選びました。茶に遇うては茶を喫す。即ち、悟りを得た人は淡々と暮らし、こだわりの無いそのままが仏道である、という意味で達観した境涯を表現しています。形から入りやがてその意識を越える、用途から内面的アプローチへの表明、楽しみな急須展です。店主
※DMでご案内しておりました3月14日のお茶会は時節柄、自粛することにしました。参加を考えておられた方にお詫び申し上げます。
1983年 神奈川県生れ
2006年 武蔵野美術大学 デザイン情報学科卒
2008年 武蔵野美術大学大学院 陶磁専攻修了
2013年 群馬県桐生市に築窯
2020年 現在同地で製作
中田光 急須展 遇茶喫茶
2020年3月7日(土)~ 15日(日)
営業時間 11時~18時
作家在廊日 3月7日
ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図
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