カテゴリ:太田修嗣2018( 13 )

「太田修嗣 展  漆器の木霊」 ありがとうございました

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太田修嗣 展  漆器の木霊」は本日終了しました。豪雨から猛暑へと極端な天候の中、ご来店頂きました皆様へ心より御礼申し上げます。

今展は太田さんの漆の塗りよりも、木工の力強さに重点を置いてご案内して参りました。昨今は洗練された木の器が多く出回る中、太田さんの器を武骨で重厚に感じた方もいるかもしれません。今の時代、思想を語ったり、精神性を籠めるのは野暮ったく受け止める風潮もあるでしょう。

そのトレンド自体を否定する訳ではありませんが、価値観が一律化することには抵抗感があります。ものを丁寧に見ていけばどちらにも魅力があり、その多様性を受け入れることが豊かだと思うのです。今回、太田さんのお仕事を通して流行を相対化する意図も含めました。

何十年も何百年もの年月を経た木を使う仕事は、自然の恵みに支えられています。今回、太田さんの愛媛のご自宅が豪雨による土砂災害にあって、あらためて自然の怖さを痛感します。太田さんの漆器を通して、自然への畏れと共に食への感謝の気持ちを忘れないようにしたいと思います。

お持ち帰り頂きました太田さんの器が皆様のお暮らしを豊かにすることを願っております。この度はありがとうございました。


これからの営業案内

うつわノート本店(埼玉県川越市小仙波町1-7-6)
7/16(月)~7/20(金) 搬出・設営休み
7/21(土)~7/29(日) 清水志郎 展
7/30(月)~8/3(金) 搬出・設営休み
8/4(土)~8/12(日) 谷口嘉 展

川越店の営業カレンダーはこちら

※うつわノート八丁堀店(東京都中央区八丁堀2-3-3 4F)の営業は7/28(土)をもって終了します。


by sora_hikari | 2018-07-15 19:34 | 太田修嗣2018

「太田修嗣 展  漆器の木霊」 8日目

太田修嗣 展  漆器の木霊」の8日目。会期は明日7月15日(日)で終了します。最終日は閉店時間を繰り上げて17時で終了させて頂きます。

太田さんのお住まい兼、工房は、愛媛県の砥部町にあります。砥部焼で有名な地域ですが、旧・広田村という焼き物産地からは離れた森林に囲まれた静かな場所です。

山沿いに建つゆえに、先日の豪雨によって母屋の隣にある資材置き場と車が土砂災害に遭いました。暫く仕事に影響が出るかと思いますが、一刻も早い復旧を祈っております。

1987年に東京・厚木市で独立、7年を経て、この地に移住したのが1994年。この周辺は林業は盛んなものの、特に漆器の産地ではありません。関東で経験した仕事をもとに、ひとりで今のスタイルを築いていきました。

引っ越した頃は、日本のバブル経済もはじけ、工芸も消費が一気に落ち込む時期だったそうです。奥様と四人のお子様。そのような転換期に、拠り所のない土地で仕事をするには、かなりの信念がなければ続けられなかったと思います。

太田さんとお話をすると、端々に木への強い敬愛を感じます。木そのものが好き。その思いから生れる器なのです。焼き物作家が原土にこだわるのと同じように、木から手掛ける太田さんならではのお仕事です。

表現的な江戸の漆器よりも、朴訥とした室町以前の寺院の漆器の方が好みだと言います。漆器の修行をしていた若かりし頃に住んだ北鎌倉のお寺に良く通ったそうです。古格ある漆器には仏の謙虚な美しさが備わっているものです。きっとその頃の原体験が、太田さんの謙譲の心を支えているのだと思います。

今年69歳。体躯もお気持も矍鑠(かくしゃく)とされており、まだまだやりたい事がたくさんあるとおっしゃいます。ご年齢の割にと言っては失礼ですが、偉ぶることは一切なく、とても謙虚です。太田さんの漆器の抑制的な形と奥底にある芯の強さは、歩んで来られた人生そのままだと思うのです。

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太田修嗣 展  漆器の木霊
2018年7月7日(土)~15日(月) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図

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太田修嗣(おおたしゅうじ)プロフィール
1949年  愛媛県松山市生まれ
1981年  鎌倉・呂修庵にて塗師の仕事を始める
1983年  村井養作氏に師事 蒔絵および変り塗りを学ぶ
1987年  神奈川県厚木市にて独立
     ろくろ・指物・刳物 一貫制作による木漆工房を開く
1994年  愛媛県広田村(現・砥部町)に移転
2018年 現在 同地にて制作


by sora_hikari | 2018-07-14 18:21 | 太田修嗣2018

「太田修嗣 展  漆器の木霊」 7日目-2

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太田修嗣 展  漆器の木霊」の7日目-2。会期は7/15(日)迄。残すところ2日となりました。お選び頂ける器はまだ十分ございます。どうぞお出掛けください。

直径40cmの大きな輪花盆。野趣に富む木の表情、肉感的な輪花の彫り。売約済みとなりましたが、どのように茶席で使われるのか楽しみです。


太田修嗣 展  漆器の木霊
2018年7月7日(土)~15日(月) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図

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太田修嗣(おおたしゅうじ)プロフィール
1949年  愛媛県松山市生まれ
1981年  鎌倉・呂修庵にて塗師の仕事を始める
1983年  村井養作氏に師事 蒔絵および変り塗りを学ぶ
1987年  神奈川県厚木市にて独立
     ろくろ・指物・刳物 一貫制作による木漆工房を開く
1994年  愛媛県広田村(現・砥部町)に移転
2018年 現在 同地にて制作


by sora_hikari | 2018-07-13 18:22 | 太田修嗣2018

「太田修嗣 展  漆器の木霊」 7日目

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太田修嗣 展  漆器の木霊」の7日目。

欅の板を刳った木鉢。変哲のない丸形。手の感触の残る素朴な揺らぎは心を安らかにしてくれます。野心を祓い去った敬虔な目線とアフリカの木鉢のような土着の強さ。そこには生活道具として滲み出てくる慈愛を感じるのです。

木鉢 欅 径28 高さ5.8cm 40,000yen+tax


太田修嗣 展  漆器の木霊
2018年7月7日(土)~15日(月) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図

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太田修嗣(おおたしゅうじ)プロフィール
1949年  愛媛県松山市生まれ
1981年  鎌倉・呂修庵にて塗師の仕事を始める
1983年  村井養作氏に師事 蒔絵および変り塗りを学ぶ
1987年  神奈川県厚木市にて独立
     ろくろ・指物・刳物 一貫制作による木漆工房を開く
1994年  愛媛県広田村(現・砥部町)に移転
2018年 現在 同地にて制作


by sora_hikari | 2018-07-13 12:27 | 太田修嗣2018

「太田修嗣 展  漆器の木霊」 6日目

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太田修嗣 展  漆器の木霊」の6日目。

山栗を拭き漆で仕上げた高盤。台座は貼り合わせではなく一木より削り出されています。気品を備えた威風のある逸品です。

高盤 栗 幅41 奥行19.5 高さ7cm 55,000yen+tax


太田修嗣 展  漆器の木霊
2018年7月7日(土)~15日(月) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図

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太田修嗣(おおたしゅうじ)プロフィール
1949年  愛媛県松山市生まれ
1981年  鎌倉・呂修庵にて塗師の仕事を始める
1983年  村井養作氏に師事 蒔絵および変り塗りを学ぶ
1987年  神奈川県厚木市にて独立
     ろくろ・指物・刳物 一貫制作による木漆工房を開く
1994年  愛媛県広田村(現・砥部町)に移転
2018年 現在 同地にて制作


by sora_hikari | 2018-07-12 18:03 | 太田修嗣2018

「太田修嗣 展  漆器の木霊」 5日目

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太田修嗣 展  漆器の木霊」の5日目。

栗板を粗く刳った盆。幅広のノミ痕は湖面の律動の様。武骨だが繊細。手取りは軽く、存在は力強く。二項が両立する盆。李朝白磁や初期伊万里を合わせたくなります。

写真1枚目
角切盆 栗 幅48 奥行32.5 高さ3.8cm 55,000yen+tax

写真2枚目
筏盆 栗 幅34 奥行23.5 高さ2cm 30,000yen+tax 
方小盆2 栗 幅20 奥行20 高さ2.5cm 18,000yen+tax
方小盆1 栗 幅18 奥行18 高さ2.5cm 12,000yen+tax


太田修嗣 展  漆器の木霊
2018年7月7日(土)~15日(月) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図

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太田修嗣(おおたしゅうじ)プロフィール
1949年  愛媛県松山市生まれ
1981年  鎌倉・呂修庵にて塗師の仕事を始める
1983年  村井養作氏に師事 蒔絵および変り塗りを学ぶ
1987年  神奈川県厚木市にて独立
     ろくろ・指物・刳物 一貫制作による木漆工房を開く
1994年  愛媛県広田村(現・砥部町)に移転
2018年 現在 同地にて制作


by sora_hikari | 2018-07-11 18:51 | 太田修嗣2018

「太田修嗣 展  漆器の木霊」 4日目

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太田修嗣 展  漆器の木霊」の4日目。

木工旋盤による薄造りの端整な形をしたお椀。筋目と見込みのコントラストが印象的な菓子盆。どちらも拭漆で仕上げ、木の瑞々しさを湛えています。一方、ノミ痕を残した栗板の縁を麻布で覆った折敷。裏四方にほんの少し足がつき手掛かりも考慮されています。深みのある色合い。上にのせる食器やお料理を美しく引き立ててくれるでしょう。

拭漆大椀 みずき 口径14.5 高さ8.3cm 15,000yen + tax
菓子盆 玄圃梨 直径21 高さ3cm 12,000yen+tax
折敷 栗+麻布 横幅48 奥行36 厚1.4cm 45,000yen + tax


太田修嗣 展  漆器の木霊
2018年7月7日(土)~15日(月) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図

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太田修嗣(おおたしゅうじ)プロフィール
1949年  愛媛県松山市生まれ
1981年  鎌倉・呂修庵にて塗師の仕事を始める
1983年  村井養作氏に師事 蒔絵および変り塗りを学ぶ
1987年  神奈川県厚木市にて独立
     ろくろ・指物・刳物 一貫制作による木漆工房を開く
1994年  愛媛県広田村(現・砥部町)に移転
2018年 現在 同地にて制作


by sora_hikari | 2018-07-10 17:55 | 太田修嗣2018

「太田修嗣 展  漆器の木霊」 3日目

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太田修嗣 展  漆器の木霊」の3日目。

一木を刳った長方の八角鉢。肉厚の縁取り。漆に透けた欅の木目も美しく。見込みに残る一気呵成に彫られたノミ跡が、いまだ躍動感を留めています。八角は縁起の良い形。風水では陰と陽の間。儒教の八徳。古来の建築物に多い形。この鉢は横辺が縦辺よりも長く、珍しい八角形です。菓子鉢、盛り鉢など日常の食卓にあって、節句などの祝い器としてもお勧めです。

偏八角鉢 欅 幅27 奥行24 高さ7cm
55,000yen + tax


太田修嗣 展  漆器の木霊
2018年7月7日(土)~15日(月) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図

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太田修嗣(おおたしゅうじ)プロフィール
1949年  愛媛県松山市生まれ
1981年  鎌倉・呂修庵にて塗師の仕事を始める
1983年  村井養作氏に師事 蒔絵および変り塗りを学ぶ
1987年  神奈川県厚木市にて独立
     ろくろ・指物・刳物 一貫制作による木漆工房を開く
1994年  愛媛県広田村(現・砥部町)に移転
2018年 現在 同地にて制作


by sora_hikari | 2018-07-09 17:50 | 太田修嗣2018

「太田修嗣 展  漆器の木霊」 2日目

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太田修嗣 展  漆器の木霊」の2日目。本日もご来店頂きありがとうございました。西日本を中心にした豪雨もようやく落ち着きを見せ始めたようです。被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。一刻も早い復旧をお祈りしております。


太田修嗣 展  漆器の木霊
2018年7月7日(土)~15日(月) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図

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太田修嗣(おおたしゅうじ)プロフィール
1949年  愛媛県松山市生まれ
1981年  鎌倉・呂修庵にて塗師の仕事を始める
1983年  村井養作氏に師事 蒔絵および変り塗りを学ぶ
1987年  神奈川県厚木市にて独立
     ろくろ・指物・刳物 一貫制作による木漆工房を開く
1994年  愛媛県広田村(現・砥部町)に移転
2018年 現在 同地にて制作


by sora_hikari | 2018-07-08 18:08 | 太田修嗣2018

「太田修嗣 展  漆器の木霊」 始まりました

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太田修嗣 展  漆器の木霊」は本日よりスタートしました。ご来店頂きました皆様へ御礼申し上げます。会期は7月15日(日曜)まで無休で開催致します。


太田修嗣 展  漆器の木霊
2018年7月7日(土)~15日(月) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図

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太田修嗣(おおたしゅうじ)プロフィール
1949年  愛媛県松山市生まれ
1981年  鎌倉・呂修庵にて塗師の仕事を始める
1983年  村井養作氏に師事 蒔絵および変り塗りを学ぶ
1987年  神奈川県厚木市にて独立
     ろくろ・指物・刳物 一貫制作による木漆工房を開く
1994年  愛媛県広田村(現・砥部町)に移転
2018年 現在 同地にて制作


by sora_hikari | 2018-07-07 18:52 | 太田修嗣2018