カテゴリ:西浦裕太( 15 )

「 西浦裕太 木彫刻展 」 ありがとうございました

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西浦裕太 木彫刻展」は本日終了しました。ご来店頂きました皆様に御礼申し上げます。

写真は西浦さんのノート。作品タイトルを思考した痕跡が残っています。

彫り立ての木から香るにおい。繊細なノミ跡から感じる肌合い。写真や言葉では伝わらない、空間と作品の世界に包まれる、それが展示会の醍醐味でしょう。その解釈は鑑賞者と作品の間で結実する訳ですから、ギャラリー側が言葉で伝える無力を痛感します。

庭の桜の咲き始めから、散り際で終わる。作品を登場人物にした桜の戯曲を見るような美しい彫刻展でした。この度はどうもありがとうございました。


これからの営業案内

うつわノート本店(埼玉県川越市小仙波町1-7-6)
4/2(月)~4/6(金) 搬出・設営休み
4/7(土)~4/15(日) 山本亮平展
4/16(月)~4/20(金) 搬出・設営休み
4/21(土)~4/29(日) 長谷川奈津展
4/30(月)~5/11(金) 搬出・設営・GW休み

川越店の営業カレンダーはこちら

うつわノート八丁堀店(東京都中央区八丁堀2-3-3 4F)
http://utsuwa-note.com/hatchobori
営業日:月~土曜 13時~19時
定休日:日曜日
常設品の器を展示しております。


by sora_hikari | 2018-04-01 19:18 | 西浦裕太

「 西浦裕太 木彫刻展 」 8日目

西浦裕太 木彫刻展」の8日目。会期は明日4月1日で終了します。最終日は西浦さんが在廊します。

写真は神奈川県中郡にある西浦さんの工房の様子。高台で海の望める気持の良い環境で製作されています。国内外で映画、彫刻、水墨画、現代アートと多彩な経歴を見れば分かる通り、ご自身の思いに従って行動されてきたことが伝わってきます。

最近は製作をしながら落語を聞くことが多いとか。江戸時代の話であっても、人情は変わらぬもの。そういう感慨に浸りながら作業を進めているそうです。耳で聞きながら、手は無心に。話芸とノミのリズムが心地よいのでしょう。

1974年  神奈川県横浜市に生まれ
1995~96年 大学在学中に映画を学びにスコットランド留学
1997~98年 タンザニアの大学で美術を学び、彫刻に出会う
1998~2000年 日本の美術学校で水墨画を学ぶ
2002~05年 ドイツの美術学校でビジュアルコミュニケーションを学ぶ
2007年~  代官山で初個展以降、木彫刻家として活動
2018年   現在、神奈川県にて制作

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西浦裕太 木彫刻展 
憶えのある声を遠くに聞いたのは きっと想い出が近づいているからさ

2018年3月24日(土)~4月1日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
次回在廊日 4月1日
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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by sora_hikari | 2018-03-31 18:26 | 西浦裕太

「 西浦裕太 木彫刻展 」 7日目-2

西浦裕太 木彫刻展」の7日目。会期は残り2日となりました。最終日の4月1日は再び西浦さんが在廊します。

「桃の皮のうぶ毛」と題する作品。

水泳帽とゴーグルをつけた三人。それぞれが赤い糸で繋がれています。この状況を説明するには難解なタイトルです。

西浦さん曰く、桃の皮のうぶ毛は、害虫や病気などから自らを守る役割があるそうで、それを人それぞれの殻(防衛本能?)に例えながら、三人の関係性を描いているとのことでした(咀嚼あり)。

保守的な自分、しかし他者とは切り離せない自己。ある一定の距離を保ちつつ、人間同士の社会が成立している例えとでしょうか。背を向けながら手に糸を持つ人、両手で持つ人、片手で繋ぐ人。解釈はまちまちです。

この作品に限らず、西浦さんの作品は「間(ま)」から読み取るストーリーの面白さがあります。見方を変えれば、作品そのものではなく、作品同士の間に成立する目に見えない形而上の世界を作品として提示しているとも言えるのです。

そう言えば、西浦さんは水墨画を学んでいた時期もあり、墨で描きながら、むしろ余白を表す意識にも近いかもしれません。余韻余情、余白こそ饒舌である。観念的な話ではありますが東洋的美意識を併せもつところも西浦作品の魅力のひとつでしょう。

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西浦裕太 木彫刻展 
憶えのある声を遠くに聞いたのは きっと想い出が近づいているからさ

2018年3月24日(土)~4月1日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
次回在廊日 4月1日
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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西浦裕太プロフィール
1974年  神奈川県横浜市に生まれ
1995~96年 大学在学中に映画を学びにスコットランド留学
1997~98年 タンザニアの大学で美術を学び、彫刻に出会う
1998~2000年 日本の美術学校で水墨画を学ぶ
2002~05年 ドイツの美術学校でビジュアルコミュニケーションを学ぶ
2007年~  代官山で初個展以降、木彫刻家として活動
2018年   現在、神奈川県にて制作


by sora_hikari | 2018-03-30 17:36 | 西浦裕太

「 西浦裕太 木彫刻展 」 7日目

西浦裕太 木彫刻展」の7日目。

作品2題

「懐かしい寝息の拍子は よく知った一枚の絵を浮かばせる」

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「遠く空に近い場所にて」( 14 Jan.& 30 Oct.)

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西浦裕太 木彫刻展 
憶えのある声を遠くに聞いたのは きっと想い出が近づいているからさ

2018年3月24日(土)~4月1日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
次回在廊日 4月1日
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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西浦裕太プロフィール
1974年  神奈川県横浜市に生まれ
1995~96年 大学在学中に映画を学びにスコットランド留学
1997~98年 タンザニアの大学で美術を学び、彫刻に出会う
1998~2000年 日本の美術学校で水墨画を学ぶ
2002~05年 ドイツの美術学校でビジュアルコミュニケーションを学ぶ
2007年~  代官山で初個展以降、木彫刻家として活動
2018年   現在、神奈川県にて制作


by sora_hikari | 2018-03-30 11:14 | 西浦裕太

「 西浦裕太 木彫刻展 」 6日目

西浦裕太 木彫刻展」の6日目。

「このまま何も変わらないで欲しい」という名の作品。

口先の鋭いペンギンとはりつけにされた男性。サーカスのナイフ投げのような場面です。タイトルを見る限り、男性はこの状況を肯定している訳で、マゾヒスティックな気持ちがあるのでしょうか。二者の間の空気を緊張とせずに、逆説的に見たタイトルが光ります。

この感覚をどこかで経験したように感じていたのですが、そういえば村上春樹の小説に出てくる世界と重なることに気づきました。世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド、羊をめぐる冒険、海辺のカフカ、、など。直接的なシーンの引用ではなく、イメージを紡ぎだす手法との相似と言えばいいでしょうか。平滑な言葉の編み込みによって生れる奇想のストーリー。交わされる会話の洗練と意外性。日常のなかに仕掛けられる迷路、、、。

この作品は始めに、はりつけにされた男のイメージが西浦さんの夢に出て来て、その向う側に何がいるのか最初は分からなかったそうです。結論を決めずに書き進む創作スタイルも通じるところがあるでしょう。難解な言葉を並べて表現するよりも、平易な言葉で編みだす無意識の顕在化の手法が、プロの仕業だと思うのです。

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西浦裕太 木彫刻展 
憶えのある声を遠くに聞いたのは きっと想い出が近づいているからさ

2018年3月24日(土)~4月1日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
次回在廊日 4月1日
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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西浦裕太プロフィール
1974年  神奈川県横浜市に生まれ
1995~96年 大学在学中に映画を学びにスコットランド留学
1997~98年 タンザニアの大学で美術を学び、彫刻に出会う
1998~2000年 日本の美術学校で水墨画を学ぶ
2002~05年 ドイツの美術学校でビジュアルコミュニケーションを学ぶ
2007年~  代官山で初個展以降、木彫刻家として活動
2018年   現在、神奈川県にて制作


by sora_hikari | 2018-03-29 18:06 | 西浦裕太

「 西浦裕太 木彫刻展 」 5日目

西浦裕太 木彫刻展 憶えのある声を遠くに聞いたのは きっと想い出が近づいているからさ」の5日目。

今展のタイトルとなった作品。
「憶えのある声を遠くに聞いたのは きっと想い出が近づいているからさ」

鳥のマスクをつけ赤い鳥を抱えた民俗衣装の少年。その向うには小さな椅子が置かれた鳥かごがあります。この2つの間に生まれるストーリーは何なのか。鳥は解放されたのか。いや戻るべき場所に返そうとしてるのか。タイトルのイメージする世界とそこにある彫像の間に生まれる非現実感。観賞する側はタイトルと作品に仕掛けられた問いかけに迷い込んでいきます。ひとつの正解ではなく、見る人それぞれの過去の経験、その時の気持ちによって意味が付加されて関係性が成立するのです。

作る前から完成形のスケッチを描きません。作りながら、先へ先へ答えを求めてノミを彫り進めます。タイトルを決めるのは完成してから。固定されてしまいがちなイメージを、作者自身が製作の段階で如何に解放するか。これが西浦作品の創作性を縛らない所以でもあるでしょう。

さて、この作品。実はDM作品を撮影する段階では、向う側に置かれる鳥かごの具体像はまだありませんでした。結果、出来あがったのは椅子の置かれた鳥かご。さて、この椅子は休息ためなのか、それとも玉座のごとく象徴的なものなのか。会期を通して考えてみたいと思います。

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西浦裕太 木彫刻展 
憶えのある声を遠くに聞いたのは きっと想い出が近づいているからさ

2018年3月24日(土)~4月1日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
次回在廊日 4月1日
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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西浦裕太プロフィール
1974年  神奈川県横浜市に生まれ
1995~96年 大学在学中に映画を学びにスコットランド留学
1997~98年 タンザニアの大学で美術を学び、彫刻に出会う
1998~2000年 日本の美術学校で水墨画を学ぶ
2002~05年 ドイツの美術学校でビジュアルコミュニケーションを学ぶ
2007年~  代官山で初個展以降、木彫刻家として活動
2018年   現在、神奈川県にて制作


by sora_hikari | 2018-03-28 18:01 | 西浦裕太

「 西浦裕太 木彫刻展 」 4日目

西浦裕太 木彫刻展 憶えのある声を遠くに聞いたのは きっと想い出が近づいているからさ」の4日目。

Lynnシリーズ。

誰しも小さい頃は、絵本の中で空を飛んだり動物と話をしたり、その世界に入ることができたでしょう。西浦さんの空想世界に棲む動物に触れると、大人になり過ぎた自分の鎖をほどいてくれます。そう、彼らは自分の失われた記憶の鍵を開けてくれる案内人なのです。

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西浦裕太 木彫刻展 
憶えのある声を遠くに聞いたのは きっと想い出が近づいているからさ

2018年3月24日(土)~4月1日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
次回在廊日 4月1日
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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西浦裕太プロフィール
1974年  神奈川県横浜市に生まれ
1995~96年 大学在学中に映画を学びにスコットランド留学
1997~98年 タンザニアの大学で美術を学び、彫刻に出会う
1998~2000年 日本の美術学校で水墨画を学ぶ
2002~05年 ドイツの美術学校でビジュアルコミュニケーションを学ぶ
2007年~  代官山で初個展以降、木彫刻家として活動
2018年   現在、神奈川県にて制作


by sora_hikari | 2018-03-27 17:55 | 西浦裕太

「 西浦裕太 木彫刻展 」 3日目

西浦裕太 木彫刻展 憶えのある声を遠くに聞いたのは きっと想い出が近づいているからさ」の3日目。

Lynnという名の作品。古いケルト語で森や林を表し、そこに棲む架空の動物をイメージしています。二項の組み合わせによって不思議な世界を醸し出します。強いて言えば、幻想絵画または幻視芸術に通じますが、それよりも透明感のある意識下の空想世界ではないでしょうか。

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西浦裕太 木彫刻展 
憶えのある声を遠くに聞いたのは きっと想い出が近づいているからさ

2018年3月24日(土)~4月1日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
次回在廊日 4月1日
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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西浦裕太プロフィール
1974年  神奈川県横浜市に生まれ
1995~96年 大学在学中に映画を学びにスコットランド留学
1997~98年 タンザニアの大学で美術を学び、彫刻に出会う
1998~2000年 日本の美術学校で水墨画を学ぶ
2002~05年 ドイツの美術学校でビジュアルコミュニケーションを学ぶ
2007年~  代官山で初個展以降、木彫刻家として活動
2018年   現在、神奈川県にて制作


by sora_hikari | 2018-03-26 18:12 | 西浦裕太

「 西浦裕太 木彫刻展 」 2日目

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西浦裕太 木彫刻展 憶えのある声を遠くに聞いたのは きっと想い出が近づいているからさ」の2日目。

西浦さんの作品に囲まれていると、伝えたいのはそこに生れる空気なんだと気づきます。作品と作品に生まれる間。部屋を包む彫りたての木の香り。空気を通して触覚と嗅覚が刺激されます。詩を読めば分かるようにイメージの源泉は行間にあるものです。明日から平日。春の日とともに、この贅沢を楽しみたいと思います。

今回の花も齊藤謙大さんに入れて頂きました。

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西浦裕太 木彫刻展 
憶えのある声を遠くに聞いたのは きっと想い出が近づいているからさ

2018年3月24日(土)~4月1日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
次回在廊日 4月1日
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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西浦裕太プロフィール
1974年  神奈川県横浜市に生まれ
1995~96年 大学在学中に映画を学びにスコットランド留学
1997~98年 タンザニアの大学で美術を学び、彫刻に出会う
1998~2000年 日本の美術学校で水墨画を学ぶ
2002~05年 ドイツの美術学校でビジュアルコミュニケーションを学ぶ
2007年~  代官山で初個展以降、木彫刻家として活動
2018年   現在、神奈川県にて制作


by sora_hikari | 2018-03-25 17:58 | 西浦裕太

「 西浦裕太 木彫刻展 」 始まりました

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西浦裕太 木彫刻展 憶えのある声を遠くに聞いたのは きっと想い出が近づいているからさ」は本日よりスタートしました。遠方からご来店の方も多く、西浦さんの作品を支持される層の厚さを痛感する初日でした。売約済みの作品もお客様のご厚意で会期中を通して展示致しますので、全点をご覧頂けます。まだ始まったばかり。どうぞご来店をお待ちしております。


西浦裕太 木彫刻展 
憶えのある声を遠くに聞いたのは きっと想い出が近づいているからさ

2018年3月24日(土)~4月1日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
作家在廊日 3月24日・4月1日
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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西浦裕太プロフィール
1974年  神奈川県横浜市に生まれ
1995~96年 大学在学中に映画を学びにスコットランド留学
1997~98年 タンザニアの大学で美術を学び、彫刻に出会う
1998~2000年 日本の美術学校で水墨画を学ぶ
2002~05年 ドイツの美術学校でビジュアルコミュニケーションを学ぶ
2007年~  代官山で初個展以降、木彫刻家として活動
2018年   現在、神奈川県にて制作


by sora_hikari | 2018-03-24 19:31 | 西浦裕太