カテゴリ:志村睦彦さん( 4 )

志村睦彦さんの陽刻青磁鉢

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水道橋 千鳥 2010年11月

志村睦彦さんの青磁鉢です。器の見込みに牡丹の花がレリーフ状に施されています。その上に青緑色の釉薬がかかり、その陰影が文様を一層立体的に見せています。志村さんは、李朝の器を背景にされていますが、これはさらに時代を遡った高麗青磁が原点。ただ高麗は象嵌文様が多く見られるのに対し、この鉢の柄は、さらに時代が古い中国の唐代~明代に開かれた耀州窯のものを見るようです。

by sora_hikari | 2011-02-02 22:34 | 志村睦彦さん

志村睦彦・宮岡麻衣子 二人展 @ 千鳥

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水道橋の千鳥で開催されている志村睦彦さんと宮岡麻衣子さんご夫妻による二人展に行ってきました。お二人は東京の青梅で花月窯という銘の工房でお仕事をされています。お二人の作る器は、古い時代に触発されたもの。志村さんは李朝初期の三島手や粉青沙器などに基づく器を、宮岡さんは古伊万里や江戸期の古典を感じる染付の器を作られています。今回の二人展は、当店では2回目となる展示会です。2年ぶりとなる本展では、より種類や造りが充実した内容になっていました。志村さんは、李朝期にならった土ものに加えて、今回はさらに時代が下る高麗時代の青磁にヒントを得た文様の碗や鉢にチャレンジされています。また宮岡さんはさらに軽やかなタッチの染付の絵柄をはじめ、型打ち、変り型の器、薬味用の蓋ものなど多彩な種類の器を展示されていました。お二人とも古い時代の器に傾倒しながらも現代の食卓に合わせて日常使いのし易い器を心がけておられるようです。暮らし方から料理まで、器を通して粋を感じるお二人の展示会です。


花月窯 志村睦彦・宮岡麻衣子 二人展
2010年11月20日(土)~28日(日)
11:00~19:00 (最終日は17:00迄)
千鳥 (東京・水道橋) ホームページ

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by sora_hikari | 2010-11-20 22:05 | 志村睦彦さん

志村睦彦さんの三島手小皿

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水道橋 千鳥 2008年11月

志村睦彦さんの小皿です。見込みに線や印花で彫り込んだ模様に白化粧土を塗り込んだものです。古い朝鮮の器に見られるもので三島手と言われます。志村さんはこのような模様の器をはじめ、朝鮮の古陶をベースにした器をお作りになります。粉引、刷毛目、鶏龍山、白磁など朝鮮陶磁が好きな方には魅力のある器です。陶芸をやられる前は、料理人であったという話をお聞きしました。その後、どのような経緯で器づくりを始められたのは知りませんが、食べることと作る器はしっかりと繋がっているのだろうなと思います。古い器を写しながらも、現代に使い易い控えめな食器づくり。こんどお会いできる機会があれば、もう少しそういう精神性のところをお尋ねしてみたないと思います。

by sora_hikari | 2009-01-08 19:55 | 志村睦彦さん

志村睦彦・宮岡麻衣子 二人展@千鳥

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水道橋の千鳥さんで開催されている志村睦彦さん、宮岡麻衣子さんの二人展へ行ってきました。お二人は東京の青梅市にある花月窯という工房でご一緒に制作されています。志村さんは、朝鮮の古陶をベースした器を、宮岡さんは古伊万里をベースにした器をお作りなります。宮岡さんの個展へは伺ったことがあるのですが、志村さんの器を拝見するのは初めてでした。志村さんは、元は和食の料理人だったそうで10年を経てから、陶芸を志し愛知県の窯業学校で学ばれたそうです。今回は朝鮮の古い器を意識して、三島手、刷毛目、鶏龍山、白磁などを作られています。宮岡さんは美大で油絵を学び、その後、同じ愛知県の窯業学校で陶芸を修得されています。古伊万里を意識した染付白磁の器です。お二人とも朝鮮・日本の古い器を好んでおられるようです。使う土や技法は違っても、お互いに共通する侘びた風情はとてもバランスが良く、どちらを組み合わせても古色ある器を楽しむことができます。価値観の通じた息の合った二人展だったように思います。


花月窯 志村睦彦 宮岡麻衣子 二人展
2008年11月22日(土)~30(日) 会期中無休
11:00~19:00 
千鳥 (東京・水道橋) ※ホームページ

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※千鳥さんのブログで展示品が紹介されています。



雑誌nidの9月号に花月窯の取材記事が掲載されています。

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 nidホームページ

by sora_hikari | 2008-11-29 23:16 | 志村睦彦さん