カテゴリ:富井貴志さん( 3 )

富井貴志さんの刳り皿

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原宿 Style-Hug Gallery 2009年3月

富井貴志さんの豆皿です。山桜の木を刳って拭き漆を施しています。形は六角と梅の花の形のものです。他にもいくつかの形を作っておられるようです。ベースになっているのは日本の家紋だとお聞きしました。鑿跡を残しながら引き締まった印象を受けるのは、そのような伝統の文様から来る日本的な遺伝子が宿っているのからなのかもしれません。食卓を小粋に演出してくれそうです。

by sora_hikari | 2009-04-10 23:51 | 富井貴志さん

富井貴志さんの個展 @ Style-Hug Gallery

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原宿のStyle-Hug Galleryで開催されている富井貴志さんの個展 へ行ってきました。富井さんは、現在、京都の南部の童仙房の工房()で製作されています。お作りになるのは、木の食器や家具です。元々、大学で物理を専攻されたという異色の経歴をお持ちで、木工仕事は、岐阜県高山市の養成塾で基礎を修得し、その後、木との暮らし全般を手掛ける著名なオークビレッジ社にお勤めになったそうです。そして昨年個人作家として独立し、今回が初個展となるそうです。展示されているのは、テーブルウェアを中心(一部家具も)にしたものです。刳物は、折敷や長皿・楕円皿・バターケース・小皿・さじなどを、蜜蝋や拭漆で仕上げたものが並びます。また新たな木工ろくろによる大小のお皿を見ることができます。富井さんの作る木の器は、その形の綺麗さに目がとまります。バランス感覚の良い矩形、ライン、角度。緩やかに繋がる曲線の繋がり。仕上げ方も素材を封じ込め過ぎずに、木の持つ息吹を活かしており、それが均整のとれたフォルムの中で美しく表現されています。シンプルな形のなかで自分の個性を出すことはなかなか難しいことなのだろうと思いますが、どういう器を作るかという選択の中に、富井さんの器づくりに対するしっかりとした意志を感じることができます。ご経歴のイメージから、事前に入念な設計図を描かれているのかと思ったのですが、実際はそれはないまま製作されているとのことでした。頭で数値化することよりも、実際に素材を前にして目や手で形づくって行くことの方を大切にされているのかもしれません。理論よりも経験。フィジカルなリアリティが手仕事の魅力なのでしょう。今回の展示では、ガラスの艸田正樹さんや磁器の清水善行さんの器が、一部織り交ぜられて展示されています。展示を演出するには豪華な顔ぶれですが、ごく自然にお互いが引き立てあっていて見ごたえが増しています。春らしく、すがすがしい内容だったと思います。


富井貴志 個展
・展示協力:艸田正樹(硝子)、清水善行(陶)
2009年3月14日(土)~20日(金)
11:00~18:00 (最終日17:00迄)
Style-Hug Gallery (東京・原宿) 地図 | ブログ

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※富井さんのホームページ


by sora_hikari | 2009-03-16 00:17 | 富井貴志さん

富井貴志さんの木の匙

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クラフトフェア松本 2008年5月

京都に工房がある富井貴志さんの木の匙です。李朝スプーンの形で弁柄塗りと拭き漆が施されています。ひとつの木から削りだされていて、削り出す前に木を曲げて掬う部分と柄の部分の角度をつけているそうです。富井さんの作る木工作品は、このようなテーブルウェアの他に家具をお作りなるようです。のみ跡を意図的に残し、それをシンプルな形の中で綺麗に見せています。

※富井さんのblog

by sora_hikari | 2008-06-13 23:17 | 富井貴志さん