カテゴリ:山本亮平さん( 6 )

山本亮平さんの輪花豆鉢

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二子玉川 KOHORO 2010年3月

山本亮平さんの豆鉢です。型打ちという方法で作られた輪花の形。柔かい白が優しく陰影を描きます。山本さんは有田で作っておられますが、地元の硬質な磁器よりも、クリームのような滑らかで温かい白が特徴的です。

by sora_hikari | 2010-05-27 21:30 | 山本亮平さん

山本亮平 展 @ KOHORO

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二子玉川のKOHOROで開催されている山本亮平さんの個展に行ってきました。山本さんは佐賀県有田で制作されています。美大では油絵を専攻し、その後陶芸を有田の窯業学校で学ばれました。山本さんの器は、型打ちと呼ばれる有田の伝統技法で作られています。ろくろで回転体となる器形をひいた後、石膏にそれを押し当てて成形する方法です。輪花や面取りの形の器を制作するのに適しています。有田焼きの場合は、その後、染付という絵付け作業が加わりますが、山本さんはそれを行わず白いままの器を主に作られています。シンプルですが、美しい。型にはめますから人工的な印象になりそうですが、実際は柔からく手作り感がほんのり漂います。白も有田の磁器のクリアな白ではなく、ソフトで滑らかな白です。生クリームのようなきめの細かい柔かさを感じます。それが丁寧に作られた形に覆われ全体を優しく包んでいます。今回の展示会では、そんな白の器を中心にしながら、小鉢や小皿、レンゲなどの小品に染付を施した器もはじめて並んでいます。今後は、有田で作ることの意味をもっと考えてみたいとお話されていました。日本磁器を代表する地で、山本さんがその伝統をどう活かされていくのか、これからも楽しみです。


山本亮平 展
2010年3月20日(土)~29日(月)
11:00~19:00
KOHORO (東京・二子玉川) ホームページ

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by sora_hikari | 2010-03-20 23:58 | 山本亮平さん

山本亮平さんの鉢

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二子玉川 KOHORO 2009年3月

山本亮平さんの八角形と輪花の白磁の鉢です。磁器土に掛った柔かい白い肌合いが綺麗です。山本さんの器の魅力は、型打成型による人工的な静謐さと、柔かな白の釉調が見せる人間的な暖かさの両面性ではないでしょうか。

by sora_hikari | 2009-04-20 21:09 | 山本亮平さん

山本亮平さんの個展 @ KOHORO

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二子玉川のKOHOROで開催されている山本亮平さんの個展へ行ってきました。山本さんは有田で制作されています。型打ちという石膏型にろくろでひいいた粘土を押しあてて成型する器を作られています。和の伝統的な花形や八角形の器、洋の雰囲気があるリム皿など、独特の柔かい白に流麗な形が美しい山本さんの器の数々です。元は美大で油絵を学んでいたそうです。黒田泰造さんに憧れ陶芸作家の道に進まれたそうです。主な技術は有田の窯業学校で学ばれたそうです。そのときは染付をやられていたそうですが、現在は、無地の白い器を作っておられます。’描く’ことを大学や窯業校で修練してきたにも関わらず、その経験を使わずに、むしろ削ぎ落とした白と形のみで器を表現しているのは興味深いことだと思います。山本さんの器は、薄手の造りで磁器土をベースにしていますが、それを覆った乳白色が器を柔かく包んでいて、とても暖かい肌合いをしています。器に映る光が、型打ちで作られた曲面に薄いグラデーションを作る様が綺麗です。花びらのような飾りのある器を型打ちで作るのは必然性があるのですが、プレーンな形をしたリム皿も同じように石膏型を作って型打ちをしているのだそうです。本来なら、ろくろ成形をしてから削りの工程で完成するのですが、敢えて型に押し当てることで、手で作ったものを客観的な存在にするのだそうです。手造りと量産品の間。人為がこもり過ぎない距離感が山本さんの白い器の清さの魅力なのだろうと思います。


山本 亮平展
2009年3月21日(土)-~29日(日) 会期中無休
11:00~19:00
KOHORO (東京・二子玉川) ホームページ

盛付料理:フルタヨウコ
after hours:珈琲・お菓子

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by sora_hikari | 2009-03-22 00:15 | 山本亮平さん

山本亮平さんの白磁皿

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二子玉川 KOHORO 2008年1月

佐賀県有田で制作されている山本亮平さんの白磁のお皿です。山本さんの作る器は白。形はすきっとして綺麗です。土は磁器土ですが、上に掛った釉薬が柔らかく、器の面を優しく反射します。形づくりは、有田の伝統的技法である型打ちで作られているそうです。ろくろひきした後に、石膏型に押し当てて、このような花型や飾りの凹凸を出されています。鋳込みとは違って、土を当てた面に少しあまい弛みが出て、それがかえって磁器ながらも冷たさを感じさせない柔らかなラインを生み出しています。一見すると、自己表現を抑えた量産品のようでありながら、実は並んでいる器を見ると山本さんの個性がしかっりと表れています。この写真のものは飾りのついたお皿ですが、その他のもっとシンプルな形の器も静かな佇まいが綺麗でした。技術の向こうに見えている山本さんの世界観をもっと見てみたい気がします。

by sora_hikari | 2008-01-30 22:07 | 山本亮平さん

山本亮平さんの個展

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二子玉川のKOHOROさんで開かれている山本亮平さんの個展へ行ってきました。山本さんは有田で制作している30代半ばの作家さんです。今回はじめて個展へお伺いしましたが、どの器も白くてシンプルで綺麗です。磁器土を使っていながら、冷たい感じではなく、上に掛った白釉が、少し生成り色で温かく柔らかい質感を出しています。形はプレーンなラインもの、リム皿、面取りや花形のものがありました。これらは、ろくろひきをした後、型打ちという工程を経ることで、凛としたラインを出されているようです。堅さに柔らかさ。清涼なうつわ達。一見すると、さっぱりとして普通。この個展が「いつものうつわ」と題されたのも頷けます。しかしじっくり見ると、山本さんがイメージして生み出したラインの流れやしっとりした質感に魅了されます。

山本亮平展 いつものうつわ
2008年1月18日(金)-27日(土)
11:00-19:00
KOHORO(二子玉川)

※会場写真を撮らなかったのでDMを掲載させて頂きました。

by sora_hikari | 2008-01-19 21:36 | 山本亮平さん