うつわノート:岩田圭介さん
2013-07-04T00:27:07+09:00
sora_hikari
埼玉県川越市のギャラリーうつわノートのブログです。器のことを中心にご案内しています。
Excite Blog
岩田圭介・岩田美智子 展 @ Zakka
http://utsuwanote.exblog.jp/12316108/
2010-11-20T21:38:00+09:00
2013-07-04T00:01:23+09:00
2010-11-21T01:12:00+09:00
sora_hikari
岩田圭介さん
原宿のZakkaで開催されている岩田圭介さんと岩田美智子さんの二人展に行ってきました。お二人は福岡県で制作されています。ご主人の圭介さんは陶の作品を、奥さまの美智子さんは木や紙を使った箱やオブジェを作られています。本展はお二人の器や箱やアートピースを見ることが出来ます。岩田圭介さんは、貝目をアクセントにしたボウル・色柄をあしらったカップ・ころんとした片口・石ころのような花器を、岩田美智子さんは、古紙をコラージュした木箱・アクリル箱・ペンキ塗りの瓶などを見ることができました。岩田圭介さんの器は飄々としたクールな印象があり、また岩田美智子さんの作品はノスタルジックで静かな佇まいです。お二人の作るものは素材も作風も異なりますが、お互いの作品が醸し出す空気感には共通した何かを感じます。それは、モノに対して一定の距離感をもった客観性のようなもの。近づき過ぎず、感情を入れ込み過ぎず。離れた位置から静かにものを見つめる視点。実際にはご自身の手で作品を作る訳ですから、自己の感情や意図は知らずに入り込む訳ですが、何故かそれを感じない突き放した乾いた存在を感じます。そういった冬の海辺の漂流物のような静けさが、心の奥にしんみり届く、そういった感覚を得られる展示会です。
岩田圭介&岩田美智子 展
2010年11月15日(月)~20日(土)
11:00~19:00(最終日は17:00迄)
Zakka (東京・原宿) ホームページ
※Zakkaさんが現在の場所から少し離れた所へ12月初旬に引っ越しをされるそうです。
詳細はこちらをご覧ください。
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岩田圭介さんの土の輪
http://utsuwanote.exblog.jp/10750728/
2010-02-08T23:51:00+09:00
2013-07-04T00:05:34+09:00
2010-02-08T23:51:08+09:00
sora_hikari
岩田圭介さん
神宮前 Zakka 2009年11月
岩田圭介さんの土の輪です。直径10センチ程。線が細く折れてしまいそうな儚さ。無釉で焼かれていて土器のような質感。古代の装身具のように見えます。
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岩田圭介さんの花器
http://utsuwanote.exblog.jp/10641223/
2010-01-07T23:36:00+09:00
2013-07-04T00:07:36+09:00
2010-01-08T00:10:47+09:00
sora_hikari
岩田圭介さん
西麻布 桃居 2009年11月
岩田圭介さんの花器。石ころのように丸く、上部に小さな穴が開けられています。径は6センチ程で手の中に収まるサイズです。岩田さんは学生時代に彫刻を専攻されていたそうですが、陶の作品もまた彫刻的な要素があるように思います。器もオブジェも境目なく制作されているそうです。花を一輪挿すと、球体と自然の造形が合わさり、生活に一服の潤いを与えてくれます。
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岩田圭介 作陶展 @ 桃居
http://utsuwanote.exblog.jp/10488435/
2009-11-23T23:17:00+09:00
2013-07-04T00:07:36+09:00
2009-11-24T11:06:36+09:00
sora_hikari
岩田圭介さん
西麻布の桃居で開催されている岩田圭介さんの個展へ行ってきました。各所で個展を開催されていますが、桃居でははじめての展示会になるそうです。岩田さんは福岡県で製作されています。大学の彫刻学科を卒業後、瀬戸の窯業学校で陶芸を学び、河本五郎氏に師事された後、1983年に独立されたそうです。岩田さんは、器からオブジェまで境目なく多彩な形や表現のものをお作りになられます。そのどれもが個性的で、軽やかな自在さを感じます。焼き物ならではの質感や可塑性を活かしながら、リズムを感じる色合いであったり、土器のような土質であったり、石のような重厚な質感があったりと、作る形状、用途によって、その印象は異なりますが、共通した空気感があるように思います。それは作品との適度な距離感のとり方にあるように感じます。それぞれ手づくりの作品なのですが、情念が籠り過ぎない一定の客観性とでも言えばいいのでしょうか、そういう対象への目線の置き方が、形や表現が違ってもクールなかっこ良さを生み出しているように思います。今回の個展に向けて寄せれたメッセージが桃居のホームページに掲載されていますが、その文章からも何故か同じようなトーンを感じるように思います。陶器をこのようなスタイルで表現してきた方として先駆けになる方なのだと思いますけれど、どこかそういう年齢や時間の積み重ねを感じさせない、飄々とした雰囲気が魅力的な展示作品だと思いました。
岩田圭介 作陶展
2009年11月23日(月)~11月28日(土)
11:00~19:00
桃居 (東京・西麻布) ホームページ
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岩田圭介さんの中鉢
http://utsuwanote.exblog.jp/4223432/
2006-11-28T10:43:00+09:00
2013-07-04T00:27:07+09:00
2006-11-22T01:08:06+09:00
sora_hikari
岩田圭介さん
東京原宿 zakkaさんにて 2006年11月
先日、zakkaさんで開催された岩田圭介さんの個展の際の中鉢です。この器は薄く掛かった化粧土を無釉で仕上げています。表面はかさついた感じです。岩田さんは、最近良く見かける無釉や削り目に鉄系の釉薬を刷り込んだような表現の器など、ちょっとスタイリッシュな器を先駆けてお作りなった方のようです。味わいの器といったものよりは、彫刻的な表現のものが多いように思います。現在、多治見で活躍されている人気の若手作家さんの大村剛さんは岩田さんに師事されていたことがあるそうです。この写真の器だけではイメージが湧かないかもしれませんので、ネットで検索したページをいくつかご紹介します。
インタビュー
器の写真(1)
器の写真(2)
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