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須田二郎さんの木の皿

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千駄ヶ谷 SHIZEN 2008年10月

須田二郎さんの木のお皿です。大きい方のプレートは、朴(ほう)の木。30センチほどの大きさですので、いくつかの料理を盛り付けるワンプレートとしても便利です。リムの厚みが2.5センチあるのでしっかりとした造りになっています。小さい方の鉢はシデの木だそうです。リムが緩やかに外に広がり、全体的にたわんだラインが自然で綺麗だなと思います。こちらは少し深さがありますので、汁のある料理にも使えます。木の器づくりは、独学で学んだそうです。その技術の習得にはアメリカの木工旋盤のノウハウを公開しているサイトなどからも学んだそうです。その底流が西洋な印象がある須田さんの器に繋がっているのかもしれません。

by sora_hikari | 2008-11-14 01:37 | 須田二郎さん

須田二郎さんの個展@SHIZEN

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千駄ヶ谷のSHIZENさんで開催されている須田二郎さんの個展へ行ってきました。須田さんは東京八王子で木の器を制作されています。元々は、夏には農業を、冬には林業を仕事としていたそうですが、10年前に木工旋盤を買い、独学で木の器づくりを始められたそうです。須田さんの使う木は、雑木林などで不要になって切り倒された木や、森の間伐材を使っているそうです。そういう木は、曲がっていたりして価値は低く、市場に出してもパルプ材として100円程度で取引きされてしまうのだそうです。そういう木を敢えて器とすることに、こだわり持っておられるのか、それとも入手のし易さから選んでおられるのかわかりませんが、なんとなくそういう見放された木への愛情が根底にあるような気がしてなりません。須田さんの風貌も生来の木こりのような、いや森のくまさんのような、、なんだか木とともに生活があるのがとても自然に感じられますし、慈しみをもって木の器づくりをされているように思うからかもしれません。今回の展示された器も、そういう木に対する自然体で飾らない様子がそのまま表れた、とても健やかな器ばかりです。ボウル、プレート、お盆、カトラリー。油ものも、汁ものも大丈夫だという木の器。日常生活のなかで、どんどん使って深みが増していく器だと思います。ボウルの流れるようなライン、リム皿の滑らかな面など形も綺麗ですし、自然なオイルで仕上げられた手触りの質感も良いです。器を見ていると、雑木だったとは思えない木の持つ美しさにみとれてしまいます。須田さんの手によって捨てられる木が、新たに人の生活用具として高められた、そういう神聖な気もしてきます。展示品の横に添えられた手書きのPOPも、自分の言葉で書かれていて、自分のつくったものを、きちんと使い手に橋渡しをしていきたいという思いが伝わってきました。今回は体験できませんでしたが、期間中は小皿づくりのワークショップをお店の外でやっているそうです。そういうお仕事の姿が垣間見れるのも貴重かもしれません。お店に広がる木やオイルの香りが心地よい展示会でした。


須田二郎 木のしごと展
2008年10月4日(土)-10月9日(木)
12:00-19:00(最終日は17:00まで)
~小皿を作る~ ワークショップ
SHIZEN (千駄ヶ谷) ※ホームページ

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須田さん手書きのDM。拡大はこちら


by sora_hikari | 2008-10-06 00:42 | 須田二郎さん

須田二郎さんの木のボウル

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東京千駄ヶ谷 SHIZENさんにて 2006年11月

先日、SHIZENさんで行われた須田二郎さんの個展の際の木のボウルです。材質は、あさだという木です。楕円形に削られた器にオイル仕上げされた木目が綺麗に浮かびあがっています。たっぷりオイルを塗られた木なので、油ものを盛り付けても大丈夫らしいです。須田さんは森林保護のお仕事にも関わられておられ、そんな関係から障害木や間伐材などの木を活かすために木の器づくりを始められたそうです。個展当日は、木工旋盤を持ち込まれ、ワークショップを開かれていましたが、赤いつなぎを来てF1のメカニックのごとくプロの手付きで寡黙に作業されるお姿が、なんともかっこよく見えました。上の写真にある独楽は、須田さんが、するするとあっという間に削って作って下さったものです。

by sora_hikari | 2006-11-22 23:11 | 須田二郎さん