うつわノート:青木良太さん
2013-07-04T00:27:07+09:00
sora_hikari
埼玉県川越市のギャラリーうつわノートのブログです。器のことを中心にご案内しています。
Excite Blog
青木良太さんのボウル
http://utsuwanote.exblog.jp/10597017/
2009-12-25T23:14:00+09:00
2013-07-04T00:07:36+09:00
2009-12-26T06:28:24+09:00
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青木良太さん
西麻布 桃居 2009年10月
青木良太さんの黒いボウルです。径は12センチほど。垂直に立ち上がった胴で、内側は丸くボウル状になっています。金属系の釉薬を使っています。見込みの釉だまりが冷え固まった溶岩のようです。
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青木良太さんの個展 @ 桃居
http://utsuwanote.exblog.jp/10389428/
2009-10-28T00:18:00+09:00
2013-07-04T00:07:36+09:00
2009-10-28T00:18:10+09:00
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青木良太さん
西麻布の桃居で開催されている青木良太さんの個展へ行ってきました。青木さんは岐阜県土岐市で制作されています。日常の暮らしとの調和を求める生活の器が尊ばれる中、青木さんの作る器は、先鋭的で使用する側の日常性と対峙するような緊張を持つと言っても良いかもしれません。かつてのインタビューで安藤忠雄さんの建築に合うような器を作りたいとおっしゃっていたのを読んだことがあります。それはシャープに作られたフォルムや、緻密に調合された釉薬が生み出す実験的な作風から、その意を受け取ることができます。青木さんの工房がある美濃地方は、かつて桃山時代に数々の日本独自の斬新な器を生み出してきた地であると知れば、その因縁を感じない訳でもありません。ターバンを巻いたスタイルも従来の陶芸家とはイメージを異にして、アパレル系の業界にいる方のようにも見えます。作るものやスタイルも意図して前に押し出そうとしているように思います。多くのビジネス書に記されているように、将来、成功する自分をイメージした上で、逆算して現在のポジションの有り様を問い直すという思考がありますが、青木さんの行動を見ていると、そのようなもっと大きく自分を捉えていこうとする様子を感じます。しかし、それを成すためには、地道な製作や試行錯誤の時間がある訳で、人物の表面的な見た目や行動からだけでは見えてこないひたむきさがあるように思います。現代アートギャラリーでの個展、ニューヨークでの個展などのチャレンジの背景に、地味な多くの製作時間があることをこのような個展でひとつひとつの器から感じることができます。テレビ放映の後だけに、作り出す器だけでなく、純粋な青木さんの人物像に魅せられた方も多いのではないでしょうか。
青木良太 作陶展
2009年10月26日(月)~31日(土)
11:00~19:00
桃居 (東京・西麻布) ホームページ
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青木良太さんの個展 @ TKG代官山
http://utsuwanote.exblog.jp/9823238/
2009-06-06T00:24:00+09:00
2013-07-04T00:09:42+09:00
2009-06-06T00:24:42+09:00
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青木良太さん
代官山のTKG(小山登美夫ギャラリー)で開催されている青木良太さんの個展へ行ってきました。昨年銀座の同ギャラリーで開催された際は、器を主にした展示でしたが、今年は一転、陶のオブジェの展示になっています。会場でまず目に飛び込むのはその形状。仏舎利の尖塔ようなそれは密教の法具に啓発されたものだとお聞きしました。普段シャープでモダンな形を作る青木さんの器とは違ったある種のおどろおどろしさのある形になっています。戦国時代の武将が好んで飾った兜の装いにも通じるように思いました。そういう形に、今まで器で培ってきた金属質の釉薬で焼成してあり、ひと目では陶土で出来たものとは思えません。彫刻的と言えばいいのでしょうか。内的な器に対して外形に表現を発露した主張の強さのある作品群です。静かな形が礼讚されることの多い中にあって、敢えてミニマルな方向を選ぶのではなく、神秘的な象徴性を形にしたところに青木さんらしい挑戦する姿勢を感じます。天を突く作品群は、現代美術の象徴でもある当ギャラリーで、新たな世界を切り開こうとする青木さんからのメッセージでもあるのかもしれません。
青木良太展
2009年5月28日(木)~6月20日(土) ※日・月・祝日休み
11:00~19:00
TKG 代官山 (東京・代官山) ホームページ
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青木良太さんの白プレート
http://utsuwanote.exblog.jp/9151226/
2009-01-03T22:12:00+09:00
2013-07-04T00:13:44+09:00
2009-01-03T22:13:23+09:00
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青木良太さん
西麻布 桃居 2008年10月
青木良太さんの白いプレートです。写真で見ると皿はフラットに見えますが、実際は真ん中に向かって緩やかに凹んでいるので盛り付け易くなっています。純白の無釉の焼き締め。とはいっても土自体に釉薬の成分が含まれているので滑らかな仕上がりで、ボーンチャイナやニューボーンのような磁器質です。どこまでも白い無垢なお皿。きりっとしていて青木さんらしいシャープさが活きています。
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青木良太さんの個展@桃居
http://utsuwanote.exblog.jp/8803655/
2008-10-22T00:26:00+09:00
2013-07-04T00:13:44+09:00
2008-10-22T03:27:12+09:00
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青木良太さん
西麻布の桃居さんで開催されている青木良太さんの個展へ行ってきました。今回の個展は、白磁焼き締めの器を中心に展示され、加えて金属質の釉薬を使った器の独特の世界も見ることができます。白磁の器は、抜けるような白さで、シャープなフォルムをしています。磁器土そのものに釉薬の成分が含まれ、それをそのまま焼成し磨きあげているように見えます。手跡を一切残さずクールな印象で、そういうエッジの効いた切れ味がつーんと張りつめた空気を醸し出します。また金属釉を調合して作られた黒い器は、ごつごつとした質感を表し溶岩のようなイメージです。他に金色、銀色、ラスター彩の色とりどりのカップも独特の世界を見せています。青木さんの器は、ほのぼのとした食卓を一見突き放すように使い手側にある種の緊張感を与えます。そういう器との関係に、料理や飲み物が仲介して、器の上に盛り付けられる美的な世界が生まれるように思います。今年は多治見で全国の若手陶芸家を集めたイベントを企画したり、来年は海外での展示会にも進出したりと、活動的に前に進む青木さん。今‘桃山’の活況を現代の陶芸の世界に切り開いて行こうとしているように見えます。
青木良太 作陶展
2008年10月20日(月)-25日(土)
11:00~19:00
桃居 (東京・西麻布) ※ホームページ
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青木良太さんの個展
http://utsuwanote.exblog.jp/8044142/
2008-06-05T23:26:00+09:00
2013-07-04T00:15:56+09:00
2008-06-05T23:26:38+09:00
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青木良太さん
銀座1丁目のTKG Editionsで開催されている青木良太さんの個展へ行ってきました。今回の個展のユニークさは展示されている器にもあるのですが、それとともにこのTKG(小山登美夫ギャラリー)で開催されている点にもあるように思います。小山登美夫さんのギャラリーと言えば、村上隆さんや奈良美智さんの作品の取り扱いで有名ですが、現代アートをきちんとビジネス的な視点で捉え、その価値評価を世界に向けて発信しているギャラリーとして知られていると思います。そんなギャラリーで青木さんの器が取り上げられる様子が興味深いと思います。同ギャラリーでは過去にアダム・シルヴァーマンさんという陶芸家の展示を行ったことがあるそうですが、日本人作家としては青木さんが初めてだとのことでした。今回展示されている作品は青木さんのお作りなる全般的なもので、特殊な釉薬による鉢や碗など、そして銀彩、白磁の器などが並んでいました。展示期間も後半ということで半分以下の数しか見ることは出来ませんでしたが、それでも個々の研ぎ澄まされて緊張感のある器は、なるほど青木さんの世界だなと感じさせられます。陶芸作家はどちらかといえば、清貧の美徳を重んじることがあるように思うのですが、このようなギャラリーで陶芸というものが新たに捉えられてもっと大きな経済の流れの中で幅を広げていくのも良いのではないかと思います。屈託なく新たなチャレンジをされる青木さんの作家としての活動が、従来とは違った流通の世界と結びつけば良いなと思います。
青木良太展
2008年5月24日(土)-6月7日(土)
TKG Editions(銀座1丁目) ※HP
現代アートビジネス (アスキー新書 61)
小山 登美夫 (著)
アスキー・メディアワークス
発売日: 2008/04
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青木良太さんの茶碗
http://utsuwanote.exblog.jp/6635133/
2007-11-26T22:56:00+09:00
2013-07-04T00:19:30+09:00
2007-11-26T22:56:02+09:00
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青木良太さん
西麻布 桃居 2007年10月
先日、桃居さんで行われた青木良太さんの個展の際のものです。今回の展示会に題された「今焼き」とは、桃山時代に千利休が、当時は古来の唐物や高麗物の茶碗が珍重される中、現代版茶碗=今焼きとして、日本オリジナルの楽茶碗を生み出したというところからきているそうです。その当時の斬新さを、青木さんなりに咀嚼して表現したのが、今回の「今焼き」に繋がっています。この茶碗は、釉薬が溶岩のように溶け、ところどころがクレーターのようになっています。一般の焼きものだと、ブクが出たといって失敗になりますが、青木さんは敢えて、それを活かした変化に富む色を出されています。見込みに溜まった釉の色は、星雲のような模様を描き出しており、のぞきこむと宇宙の一部がそこにあるようです。以前お聞きしたときには、1グラム単位で釉薬の調合を変え、テストを繰り返しているとのことでした。「今焼き」にチャレンジするその背景には、偶発性ではなく、地道な努力と創造性がともなった行為から生み出されるようです。]]>
青木良太さんの個展
http://utsuwanote.exblog.jp/6433524/
2007-10-24T01:31:00+09:00
2013-07-04T00:21:24+09:00
2007-10-24T02:10:02+09:00
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青木良太さん
西麻布の桃居さんで開催されている青木良太さんの個展へ行ってきました。今回は、「今焼展」と題され、青木さんの視点による新たな茶道具が展示されています。茶碗、水差し、香合、茶入れ、花器が、金・銀・白・引出黒・溶岩のような様々な表情を持つ釉薬とフォルムで並んでいました。お茶の世界というと、いろいろな作法や約束事があり、茶碗の見どころへ常用される言葉があったりして、どうしても敷居を感じてしまいがちですが、元々、桃山の茶陶は、形式を壊してきた前衛的なものであり、それを現在の視点で表そうとした思いが、今回の「今焼」というサブジェクトにこめられているようです。和の器は、どちらかと言えば、心地良い暮らしや温かさに共感することが多いですが、青木さんの場合、その対極とも言える人との関係に緊張感をもたらす、とんがった所を感じることがあります。歩み寄らないモノとの関係。時にはそういう器との接し方で、自分の中の意外性を感じるのも新鮮です。今回のDMに書かれていた「古人の跡を求めず、古人の求めたるものを求めよ。」という言葉に青木さんの姿勢がよく表わされているように思います。
青木良太 今焼展
2007年10月22日(月)-27日(土)
11:00-19:00
桃居(西麻布)
※青木さんの紹介記事(くすだま)
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青木良太さんの白磁カップ
http://utsuwanote.exblog.jp/5424538/
2007-05-18T18:58:55+09:00
2013-07-04T00:23:13+09:00
2007-05-17T20:11:13+09:00
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青木良太さん
笠間 ギャラリー曜燿 2007年5月
笠間芸術の森公園近くのギャラリー曜燿さんで行われた個展の際のものです。薄くシャープな形に透き通ったような白。繊細ながら凛とした力を感じます。泥漿(でいしょう)で作られたものだと思います。
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青木良太さんの個展
http://utsuwanote.exblog.jp/5320734/
2007-05-03T23:04:27+09:00
2013-07-04T00:23:13+09:00
2007-05-03T23:04:27+09:00
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青木良太さん
笠間の陶器市会場の近くにあるギャラリーでちょうど青木良太さんの個展が開催されていたので見てきました。このギャラリーは元々、水戸にあったのですが3月末に笠間の方へ引越し、オープンしたばかりとのことでした。青木さんご自身も会場におられて少しお話させて頂きました。今は茶陶にも興味があり、抹茶碗や茶道具をいろいろ作ろうと考えているそうです。今回の展示でも奇抜な釉薬による器が展示されていました。秀吉好み(?)の金色で出来た茶碗もありました。
青木良太 作陶展
2007年4月27日~5月6日
10:00~18:00(最終日は17時迄)
ギャラリー曜燿
笠間市笠間2372-5
※笠間芸術の森公園の近くです。(ギャラリー門の向かい)
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青木良太さんの中碗
http://utsuwanote.exblog.jp/4162244/
2006-11-10T19:04:00+09:00
2013-07-04T00:27:07+09:00
2006-11-10T19:04:53+09:00
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青木良太さん
東京代官山 2006年10月
先日、青木良太さんの企画展のものです。見込みは銀彩、胴廻りはきめ細かいマチエールのある黒鉄釉です。黒と銀のコントラストが金属のような印象の器です。青木さんが、「安藤忠雄さんの建築に合う様な器を作りたい」と書かれていたのを拝見したことがあるのですが、確かにどの作品も手のぬくもりの暖かさというよりは、シャープでエッジの効いた使う者と使われる側とに一種の緊張感を生み出すような器のように思います。ご本人はまだお若くおしゃれな方ですが、お話をするととても真面目に制作に取組んでおられるご様子でした。岐阜県土岐市で古い馬小屋を改装して作陶されているそうです。]]>
青木良太さんの個展へ
http://utsuwanote.exblog.jp/4101629/
2006-10-30T23:07:00+09:00
2013-07-04T00:27:07+09:00
2006-10-30T23:07:29+09:00
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青木良太さん
青木良太さんの個展へ。青木さんはまだ20代のお若い作家さんながら、数々のクラフトコンペの受賞歴のある方です。白磁、銀彩、陶金、黒釉など様々な釉薬により表現多彩です。今回は桃居さんの展示では、いろいろな釉薬による実験的なもの。冷めた溶岩のようなもの、真珠のような粒が固まったもの、赤い釉薬などさまざまです。何でも釉薬の調合を1グラム単位で合わせながら微妙なテクスチャーを出しているそうです。]]>
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