チョン・ゴニさんの個展 @ ギャラリー旬

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広尾のギャラリー旬で開催されているチョン・ゴニさんの個展へ行ってきました。チョンさんは、茨城県の笠間で制作されています。今回展示されているのは、地元の土を使い穴窯で焼成された粉引の器です。粉引といっても大きな面取りの器、鎬の器、印花を使った象嵌の器などがいくつかの技法によるものが並んでいます。チョンさんの器の根底にあるのは、一般的には朝鮮の粉青沙器といわれる土に化粧を施した器だと思いますが、それをチョンさんの現代の目で焼き直した独自のもののように感じました。薪で焼かれた器は、陶土と化粧土と灰釉、そして薪から出る自然灰とが織り混ざりながら、土から滲みでるような色合いの変化が美しいです。その複雑な色合いが、台皿、茶碗、徳利、花器、片口などさまざまな形状の器の上で、ひとつひとつの表情として生まれています。ベーシックな構成要素から作られた器ですが、火・形・土が掛け合わさることで多彩な個性が楽しめる展示内容だったと思います。


チョン・ゴニ 「穴窯の可能性」
2009年7月15日(水)~7月19日(日)
12:00~19:00
ギャラリー旬 (東京・広尾) ※紹介記事 | 地図
東京都港区南麻布4-2-49 サンパレスビル1階

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by sora_hikari | 2009-07-17 23:13 | チョンゴニさん

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