岡見周二さんの個展 @ 桃居

岡見周二さんの個展 @ 桃居_d0087761_3412697.jpg岡見周二さんの個展 @ 桃居_d0087761_341555.jpg
岡見周二さんの個展 @ 桃居_d0087761_342511.jpg岡見周二さんの個展 @ 桃居_d0087761_3421216.jpg
岡見周二さんの個展 @ 桃居_d0087761_3422947.jpg岡見周二さんの個展 @ 桃居_d0087761_3423732.jpg
岡見周二さんの個展 @ 桃居_d0087761_3425447.jpg岡見周二さんの個展 @ 桃居_d0087761_343687.jpg
岡見周二さんの個展 @ 桃居_d0087761_3431289.jpg岡見周二さんの個展 @ 桃居_d0087761_3431886.jpg
岡見周二さんの個展 @ 桃居_d0087761_3432993.jpg岡見周二さんの個展 @ 桃居_d0087761_3433972.jpg
岡見周二さんの個展 @ 桃居_d0087761_34409.jpg岡見周二さんの個展 @ 桃居_d0087761_344871.jpg

桃居で開催されている岡見周二さんの個展へ行ってきました。岡見さんは山梨県の増穂町で穴窯によって焼成する器を作っておられます。伊賀や信楽のような自然灰が掛った焼き締めの器が主です。80時間に及ぶ火をくぐってきた器が見せる様相は、人為的には描ききれない土と釉の協奏を生み出しています。花器に見られる彫刻的な造形がその幾重にも連なる色合いを受け留めています。現代的な生活に溶け込むシンプルな器の隆盛に対して、力強さが際立つ岡見さんの器の世界ですが、焼き物の火による造形美を意図して表現できる熟達した技に心を惹かれる方も多いのではないかと思います。若い頃は白磁を学んだり、民窯の職人を目指した時期もあるそうです。やがて信楽の古谷道生さんとの出会いにより薪窯の世界を深めて行かれたそうです。時代にぶれずに自分の焼物づくりを続けていかれる清さが伝わってくる器の数々だったように思います。


岡見周二 展
2009年4月13日(月)~4月18日(土)
11:00~19:00
桃居 (東京・西麻布) ホームページ

岡見周二さんの個展 @ 桃居_d0087761_345208.jpg



by sora_hikari | 2009-04-17 00:39 | 岡見周二さん

<< 額賀章夫さんの個展 @ うつわ楓 富井貴志さんの刳り皿 >>