植松永次さんの個展 @ 日々

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銀座の日々(にちにち)で開催されている植松永次さんの個展へ行ってきました。植松さんは、三重県伊賀で製作されています。陶のオブジェ。そして器。どちらにも特に境目はないそうです。植松さんの根っこにあるのは、土との対話なのかもしれません。土をどう表現するか。土の描き方。土がキャンパスであったり、火が絵具であったり。土をいじりながら造形していく領域、窯に入れて焼成していく領域、そして作品を公にして人の手に渡す段階で、さらに作品の意味を相手に委ねる新たな対話という領域が生まれるのかもしれません。学生時代はリトグラフを描かれていたそうです。その後、土の魅力にとりつかれ陶のレリーフの製作を。さらに発展して現在のような陶の作品が生み出されていったそうです。アート作品の様相ですが、美術館のショーケースに入るよりも直接手に触れる距離感が相応しいようにも思います。植松さんご自身、アーチストとしての気負いも感じられず、とても自然体で人と接しておられます。「植松さんの作るものは、土の柔かさがまだ残っている感じがする」と、日々(にちにち)の根本さんが言っておられました。確かに火をくぐって焼き固まった力強い立体にもかかわらず、どこか優しい表情をしているように思います。それは造形物としての一面であり、また作家の人間性の一面でもあるように思います。


植松永次 作品展
2009年3月5日(木)~10日(火) 会期中無休
12:00~19:00 (最終日17:00まで)
日々(東京・銀座) ※ホームページ

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※植松さんの作品写真とエッセイ

「月とお日さまの間」
植松 永次 (著) / 出版:赤々舎 (2007年11月発行) / Amazon

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by sora_hikari | 2009-03-08 23:50 | 植松永次さん

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