田宮亜紀さんの片口と小皿

田宮亜紀さんの片口と小皿_d0087761_2042336.jpg
代官山 ギャラリー無垢里 2008年10月

田宮亜紀さんの片口と小皿です。片口は少し大き目でたっぷりと入ります。焼き締めならではの火のあたり方の変化が表れていて、いろいろな角度から見た表情が違いが楽しめます。小皿の方は、たわんだ形の流れが美しく、その渦に沿うように刷毛目が施されています。小さい器ながら、見込みには大きな空間が生まれています。田宮さんの作る焼き締めは、くどくなり過ぎない素直な形に、土と火が織りなす自然の文様が写された味わい深さが魅力的です。そこに女性らしさが加わって焼き締めの粗さが少し抑えられ、優しい顔をした器となっています。


11月28日(金)から静岡で個展を開催されるそうです。

田宮亜紀 陶展  ※ホームページ
2008年11月28日(金)~12月7日(日)
ギャラリー文夢(静岡市) 

田宮亜紀さんの片口と小皿_d0087761_20423935.jpg



by sora_hikari | 2008-11-27 21:04 | 田宮亜紀さん

<< 遠藤素子さんの個展@MADO ブリキのオイル注し >>