小野哲平さんの個展@桃居

小野哲平さんの個展@桃居_d0087761_14181864.jpg小野哲平さんの個展@桃居_d0087761_14185413.jpg
小野哲平さんの個展@桃居_d0087761_1420862.jpg小野哲平さんの個展@桃居_d0087761_14203865.jpg
小野哲平さんの個展@桃居_d0087761_1425140.jpg小野哲平さんの個展@桃居_d0087761_14251151.jpg
小野哲平さんの個展@桃居_d0087761_14252997.jpg小野哲平さんの個展@桃居_d0087761_15232647.jpg
小野哲平さんの個展@桃居_d0087761_14224518.jpg小野哲平さんの個展@桃居_d0087761_142354.jpg
小野哲平さんの個展@桃居_d0087761_14232665.jpg小野哲平さんの個展@桃居_d0087761_14235645.jpg
小野哲平さんの個展@桃居_d0087761_14274943.jpg小野哲平さんの個展@桃居_d0087761_14243970.jpg

西麻布の桃居で開催されている小野哲平さんの個展へ行ってきました。力強い器がたくさん並びます。一部だけガス窯のものがありますが、ほとんどの展示品は薪窯で焼成されたものです。従来の釉薬を掻き落として模様を付けたものは今回は一部しかなく、シンプルに土と釉と火によって生み出された器中心です。表現の幅としては狭い範囲になるのかもしれませんが、その中で見せる焼き色の変化はより一層多彩になり、むしろ心の奥に届く深さは広がっているように思います。それは魅力が横に広がるのではなく、縦方向へ掘り下げていった世界です。陶器は焼きもの。その一番の魅力は「焼き」だとすれば、その焼きの良さがストレートに表れた器ばかりです。焼き締めの器の場合は、窯変や灰被りなど薪窯による焼成の意味合いが分かり易いのですが、このようなくすりものの器の場合、どういう魅力が加わるのかお尋ねしてみました。答えは明らかに違いが出ると。色合い、深み、変化。比較的低い温度帯でじっくりねらしながら焼きを進め、火力、窯圧による熱量によって釉薬と土が見せる色の深みが出るそうです。また薪窯による場所による温度の差も同じ窯から出てくるものに違いが出る面白みがあるようです。安定性という点でコントロールしづらいものだけれど、そのリスクを超えて焼きの魅力を引き出せるのが薪窯の良さなのだと思います。哲平さんの作る器は、その真っ直ぐなお人柄からも心の奥に刺さるものがあるように思います。それは外見的なものだけではない、何か目に見えない強さが器に宿っているからのように思えてなりません。


小野哲平 作陶展
2008年11月24日(月)-29日(土)
11:00-19:00
桃居 (東京・西麻布) ※ホームページ

小野哲平さんの個展@桃居_d0087761_14294619.jpg



by sora_hikari | 2008-11-26 15:45 | 小野哲平さん

<< ブリキのオイル注し 古橋治人さんの木皿、古橋真理子... >>