柴代直樹さんの個展@in-kyo

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蔵前のin-kyoさんで開催されている柴代直樹さんの個展へ行ってきました。柴代さんは、神奈川県の藤野町の山奥で作っておられます。主な器は、南蛮焼き締めです。無骨で飾らない男っぽい印象の器です。また今回の展示では、磁器土に銀彩を施した器も見ることが出来ました。柴代さんは横浜市出身で、愛知県立芸大に進み、鯉江良二さんに師事されたそうです。その後、藤野の山間の古家屋に住み、自ら窖窯を作り、主に薪で焼成されています。土も藤野の山から掘ってきたものを使ったり、ろくろは蹴ろくろ使ったり、焼成には廃材として譲り受けた松などの丸太を薪として使っているそうです。そういう回り道だけど自分で生み出す行為を大切にすることで、既成の要素を排し、根っこの強さを器づくりに求めているのかもしれません。


柴代直樹 「土の色、火の色」展
2008年11月15日(土)~22日(土)
11:00~18:00 (最終日は17:00まで)
in-kyo (東京・蔵前) ※ホームページ

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by sora_hikari | 2008-11-15 22:00 | 柴代直樹さん

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