松村英治さんの灰釉の深皿

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吾妻橋 土庵 2008年9月

松村英治さんの灰釉のお皿です。径28.5センチほどの大ぶりな深皿です。松村さんのお作りになる器は、磨き込まれてつるんとした焼き締めが主ですが、今回はじめてこのような灰釉をかけたお皿を見ることができました。地元の土を使い、どっしりとひかれたろくろに、たっぷりと掛った灰釉が見込みに変化のある流れを作っています。焼き締めの器とは違った表情ですが、やはり作り手の松村さんの男っぽさを感じる共通性があります。何度も磨いたり焼成を繰り返して生み出す松村さんの焼き締めと比べると、ストレートに制作をした灰釉のお仕事だと思いますが、こんな勢いを感じる器もまた松村さんの力強い魅力を引き出していると思います。

※松村さんは下記で紹介した益子陶器市の地図1番の陶芸メッセの広場に毎回出展されています。(但し、この秋も出展されるかは確認をとっておりません。)

by sora_hikari | 2008-10-28 01:03 | 松村英治さん

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