竹下鹿丸さんの個展

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六本木のサボアヴィーブルさんで開催されている竹下鹿丸さんの個展へ行ってきました。竹下さんは益子で作られています。益子で掘った土を使い、窖窯(あながま)で1週間をかけて焼成されているそうです。薪の炎をくぐった焼き締めの器はどれも良い色合いで、鉄分を含む赤い南蛮焼きのような赤色も、薪から出た灰を被った肌合いも美しい表情をしています。形もシンプルで、薪焼成の一種のくどさが抜けたさっぱりとした素直な器です。また一部、ガス窯で焼かれた織部釉の器も深みのある良い色をしています。この個展の案内にあった説明では、ご両親ともに陶芸家であり、育った環境に自然とやきものが存在していたようですが、特に気負いなく「誰もやったことがないことをやろうなんて、思ったことがない」という言葉がとても印象的です。その言葉の姿勢を表すように、素直に土と焼成に向かうことで生まれた器。そんなストレートさが気持ち良く伝わってくる個展でした。毎年、益子の陶器市に出展されているようなので、また機会があればお訪ねしてみたいなと思います。


竹下鹿丸 展
2008年8月21日(木)-28日(木)
11:00-19:00 (最終日17:00まで)
サボア・ヴィーブル(六本木) ※HP

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by sora_hikari | 2008-08-22 22:56 | 竹下鹿丸さん

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