2008年 07月 09日 manufact jam / mano spun (古橋治人＆古橋真理子）

栃木県益子町にあるmanufact jam / mano spun へ行ってきました。ここは木工作家で建築設計も手掛ける古橋治人さんと、手編みニット作家の古橋真理子さんご夫婦のオフィス・工房・ショップを兼ねたところです。益子の焼き物通りからは離れて、益子から宇都宮方面に向かう123号線沿いにあります。手作りで改装した建物には、お二人の作品が、古道具などと一緒に陳列され、隣はオフィスに、奥は工房となっています。ご主人の古橋治人さんは、建築設計・内装や古材を活かした家具製作、木のカトラリーやお盆などを製作されています。使い込まれたような風合いのテーブルや、のみ跡を活かしたカトラリーなど味わいのある作品です。奥様の古橋真理子さんは、糸車を廻して紡いだ糸で編んだニット帽、マフラー、子供用ソックス、コースターなど生活に密着した優しい手編みの作品を作られています。お二人でこだわった手作りの空間。自分達の目線で、心地よく作ること、働くこと、暮らすことを調和させていて、そんな気持ちが見る側にも伝わってくる温かい所でした。

manufact jam （古橋治人さんのHP）


mano spun （古橋真理子さんのHP）

栃木県芳賀郡益子町七井3887-3　（地図）
※営業日は不定期なので事前の問合せが必要とのことです。

少し先ですが10月18日（土）19日（日）に千葉県市川市で開催される「工房からの風」にお二人ともご出展されるそうです。