2008年 07月 01日
小野寺あきさんのオブジェ

恵比寿 知器 2008年6月
神奈川県相模原市で制作されている小野寺あきさんのオブジェです。これは、先日の個展で展示された粗々しい土の表情のものとは対照的なつるつるとした表面をした作品です。土で成形し、乾燥した段階と素焼した段階で磨きあげることで、このような質感が得られるそうです。形や質感が古代の勾玉のような印象があります。神聖な儀式の際に使われた力を持つ石のようにも感じます。ふわふわした雲のような形、青い色は空を反射したよう。堅いのだけれど柔らかい印象。真ん中に穴があって紐を通すと首から下げられそうです。土の持つ根源的な力に魅せられた小野寺さん。土の持つ大きく異なる2つの表情を表しながら、そこに通じる生命の不思議を繋ぎ合わせようとしているように思います。
by sora_hikari | 2008-07-01 00:24 | 小野寺あきさん

