2008年 02月 06日
小澤基晴さんのマグカップ






神楽坂 ラ・ロンダジル 2007年1月
土岐市の小澤基晴さんのマグカップです。小澤さんの定番である白(黄粉引)、黒(鉄釉)、赤(柿釉)のシリーズにあらたに加わった2つの色合いです。上のものは、胴に鎬を施し、高台が裾広がりになった飴色の釉薬のもの。下のものは、灰緑色で生山葵のような色合いのものです。小澤さんの作るものは、まずベーシックな形があり、その上に釉薬の色合いでラインを広げていく一定の秩序を感じます。この中では、飴色のものは、そういうラインからは少しはずれていて、もう少し民陶のような、それもちょっと南仏の田舎の古い器を感じさせるような温かみを持った新たな雰囲気を感じさせてくれます。フラットな部分と、鎬や高台の部分に溜まった釉薬の濃淡が綺麗です。山葵色の方は、白・赤・黒のシリーズにあらたな緑が加わったような印象です。今後これらの器達がどういう広がりや深みを見せていくのか楽しみです。
by sora_hikari | 2008-02-06 21:49 | 小澤基晴さん

