2007年 12月 05日
清野学さんの粉引蓋もの
益子陶器市 2007年11月
秋の益子陶器市の際の清野学さんのものです。清野さんの作る白は、少し黄色みがかっていて柔らかい質感で、暖かさを感じます。その白の中にぽつりぽつりと浮き出た鉄粉の粒や、化粧土のしわが、単調になり過ぎずに表情を与えています。この蓋付きの鉢は、少し上に開いた口の形や、ふたのつまみの形がかわいらしいです。洗練されたフォルムに手触りのよい生成りの布を着せたような質感が魅力的な器です。
by sora_hikari | 2007-12-05 14:00 | 清野学さん