新道工房の個展

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元麻布のギャラリーhigh-kyoさんで開催されている新道工房の個展へ行ってきました。新道工房は瀬戸で制作されている宮本茂利・智子さんご夫婦の工房の名前です。個人名を主にしないのは、かつては焼き物は分業制であり、個人名を名乗らずに生産されてきたスタイルを踏襲されたく考えていらっしゃるからのようです。音楽に例えると、料理がボーカル、器はバックバンドという関係で考えているとのことでした。新道工房の作る器は、灰釉の器、白磁、染付、絵付け。今回の展示は染付や絵付のものはなく、無地の器だけでしたからとてもシンプルな印象でした。その根っこには中国の宋時代や唐時代の古陶磁や江戸期の焼き物の形に触発されているようです。一見すると、作家性が排除された量産のプロダクツにも感じました。主張しない主張。飾らない抑えた器の中から新道工房のスタイルが伝わってきます。

新道工房作陶展「時代と形」
2007年10月18日(木) - 28日(日)
土日 13:00-21:00
平日 15:00-21:00
※火曜日はお休み
ギャラリーhigh-kyo (元麻布)

by sora_hikari | 2007-10-19 08:02 | 新道工房

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