2007年 06月 18日
艸田正樹さんのガラスカップ
西麻布 桃居 2007年6月
先日、桃居さんで行われた艸田正樹さんの個展の際のものです。すっと伸びた持ち手の部分は無垢のガラスでなのでテーブルに置いても安定感があります。透き通ったガラスが清々しく爽やかな印象です。ピンブローで広げられた口は、少し波を打っていて透けて見える景色を綺麗に見せてくれます。艸田さんは学生時代に弓道をしていたことがあるそうですが、ガラスを造形するときには、その時と同じ”呼吸”の大切さと似たものを感じるそうです。マニュアルでは表せない微妙な間合いが必要な”呼吸”が、きっとこんな素敵な形に表れているのだろうと思います。
by sora_hikari | 2007-06-18 19:59 | 艸田正樹さん