2007年 04月 20日
田谷直子さんの蓋付き壺




東京千駄ヶ谷 SHIZEN 2007年4月
SHIZENさんでの三人展の際の田谷直子さんの蓋のある壺です。ころんと丸くなった胴とぽちりとついた蓋のつまみがかわいらしい形をしています。ルリ釉を使っておられるそうです。一見黒っぽく見えますが、良く見ると深い紺色で釉薬の濃淡の変化がグラデーションになっていて複雑なっ表情を見せてくれて綺麗です。田谷さんはいくつかの釉薬を使い分けて器を作られていますが、それぞれの魅力の違いを出しながらも一貫して素材を活かした優しさを感じる作風が魅力になっています。
by sora_hikari | 2007-04-20 05:12 | 田谷直子さん