2007年 04月 19日
竹本ゆき子さんのご飯茶碗



東京千駄ヶ谷 SHIZEN 2007年4月
SHIZENさんの三人展での竹本ゆき子さんの器です。深い緑色に土に含まれた鉄粉が所々に浮き出ていて味のある仕上がりになっています。こういう色は、鉄分の濃い目の土に土灰釉をかけて焼成されているのだそうです。ろくろも伸びやかにひかれ、色も素材感を活かした美しい器です。京都で陶芸を学ばれた後、青木亮さんに師事された最後のお弟子さんだったそうですが、器に魅せる要素はしっかりと受け継がれているように思います。まだお若い方ですが、これからお作りになる器が楽しみです。
by sora_hikari | 2007-04-19 20:49 | 竹本ゆき子さん