2006年 11月 21日
「手しごとを結ぶ庭」と「美しいもの」
クラフトに関連する本を読みました。
「手しごとを結ぶ庭」
稲垣 早苗 (著) アノニマスタジオ (2006/10)
こちらは先日、千葉県市川市で行われた「工房からの風」というクラフトマーケットを企画・運営された稲垣早苗さんの著書です。「工房からの風」の実現に至る経緯が書かれています。クラフトマーケットは楽しいお祭りという見学者としての視点しか持っていなかったのですが、これを読むとどれだけ深い思いで工芸に接して来られ、作家さんのことやモノへの慈しみを持ちながらイベントが実現に至ったのかが伝わってきて、味わいながら読みました。三谷龍二さんの寄せられたエッセイも良かったです。
「美しいもの」
赤木 明登 (著) 新潮社 (2006/10/19)
こちらは輪島で漆器の塗師をされている赤木明登さんのエッセイ集です。赤木さんと親交のある14人の作り手、音楽家、経済学者などの感じる美しい暮らしや考えを読み易い文章と綺麗な写真で綴っています。元々編集者であった赤木さんですが、魅力のある方々を優しい視点で見つめながら、それぞれの方の生活にある美しいものを描き出そうとされているようです。
「手しごとを結ぶ庭」
稲垣 早苗 (著) アノニマスタジオ (2006/10)
こちらは先日、千葉県市川市で行われた「工房からの風」というクラフトマーケットを企画・運営された稲垣早苗さんの著書です。「工房からの風」の実現に至る経緯が書かれています。クラフトマーケットは楽しいお祭りという見学者としての視点しか持っていなかったのですが、これを読むとどれだけ深い思いで工芸に接して来られ、作家さんのことやモノへの慈しみを持ちながらイベントが実現に至ったのかが伝わってきて、味わいながら読みました。三谷龍二さんの寄せられたエッセイも良かったです。
「美しいもの」
赤木 明登 (著) 新潮社 (2006/10/19)
こちらは輪島で漆器の塗師をされている赤木明登さんのエッセイ集です。赤木さんと親交のある14人の作り手、音楽家、経済学者などの感じる美しい暮らしや考えを読み易い文章と綺麗な写真で綴っています。元々編集者であった赤木さんですが、魅力のある方々を優しい視点で見つめながら、それぞれの方の生活にある美しいものを描き出そうとされているようです。
by sora_hikari | 2006-11-21 22:58 | 本