2006年 10月 25日
左藤玲朗さんの広口コップ




千葉市川 工房からの風にて 2006年10月22日
兵庫県丹波市におられるガラス作家、左藤玲朗(さとうれいろう)さんの広口コップです。大学卒業後、沖縄や長崎で硝子のお仕事をされていたそうです。沖縄にいっらしゃるときに経験された再生ガラスとの出会いが根底にあるのかもしれません。この広口は、大正時代ぐらいの年代を意識されたレトロな感じのする仕上がりです。再生ガラスを使い、ガラス表面はややゆがみ、気泡がところどころに見られます。新しい現代の作品なのに、どことなく懐かしい感じがするのも、そういう技法や素材を用いているからなのでしょう。
ご本人のHP
by sora_hikari | 2006-10-25 00:47 | 左藤玲朗さん