2026年 05月 16日
「梶原靖元展 唐津ぬらりひょん」ありがとうございました


















「梶原靖元展 唐津ぬらりひょん」は本日終了しました。会期中ご来店くださいました皆様、ネットを通じてお選びくださいました皆様に心より御礼申し上げます。
「わずか数時間で薪窯を焚き終え、それでいてしっかり焼き締める作家がいるらしい」――そんな話を耳にしたのは、もう20年以上前のことでした。実際にお会いして話を伺うと、400年前の合理性と実践に根ざした土づくりや窯焚きの考え方を知り、それまで抱いていた焼き物の常識が静かに覆されるような感覚を覚えたものです。
その実践から立ち上がった古唐津の仕事を、そのまま時代や市場に寄せて展開していけば、唐津の作家として、もっとわかりやすい評価や安定も得られたのかもしれません。けれど梶原さんは、世間の期待を軽やかにかわすように、ひとところに留まることなく、その時々の関心に従って焼き物に向き合ってこられました。経済や評価に強く寄りかかることなく、自分の歩幅で歩み続けてきた作家、という印象があります。
ある人には変わり者に映り、ある人には求道者のように映るかもしれません。ただ、その飄々とした在り方と、焼き物に対する揺るぎない姿勢は、近年、日本だけでなく中国をはじめ海外の作家たちにも影響を与え、共感するお客様も増えてきました。通じるものは、通じるものだなと、そんなことを、今展を終えてあらためて感じています。
梶原さんの焼き物の在り方にご賛同くださいました皆様にあらためて感謝申し上げます。
【梶原靖元展オンラインストア】
販売期間:5月16日(土)20時迄
梶原靖元展 唐津ぬらりひょん
2026年5月9日(土)~16日(土)
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6
経歴
1962年 佐賀県伊万里市生まれ
1980年 唐津焼太閤三ノ丸窯に弟子入り
1986年 京都 平安陶苑にてクラフトを習う
1989年 大丸北峰氏に師事して煎茶道具を習う
1997年 佐賀県唐津市相知町に穴窯築窯
2026年 現在、唐津市相知町佐里にて作陶


by sora_hikari | 2026-05-16 17:00 | 梶原靖元展2026

