2026年 04月 07日
「中根嶺展 Ren’s Method」4日目

「中根 嶺 展 Ren’s Method」の4日目。
オンラインストアのプレビューを開始しました。ご購入手続きは本日(4/7)の20時より承ります。尚、店頭でも同時に販売しておりますので先に売約済みになる場合がございます。どうぞご了承ください。
We have launched a preview of our online store. Orders will be accepted starting at 8:00 PM today (April 7). Please note that items are also available for purchase in-store at the same time, so some may already be sold out. We appreciate your understanding.
【中根嶺展 オンラインストア】
販売期間:4月7日(火)20時~4月11日(土)21時まで
中根嶺展 Ren’s Method
2026年4月4日(土)~11日(土)
営業時間 11時~18時 最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6
経歴
1989年 滋賀県生まれ
2008年 京都市立銅駝美術工芸高等学校卒業
2009年 東京でジュエリーデザイン・製作
2014年 京都市にて鍛金作家として独立
2026年 現在、同地にて制作
解説
父は焼き物、母は染織。幼い頃からものづくりに囲まれて育った中根 嶺(なかね・れん)さんは、美術系工芸高校で彫刻を学んだ後、東京で金工の仕事に出会い、ブライダルジュエリーの制作を通して素材と技術への理解を深めました。2014年に京都市で独立し、現在は哲学の道に程近い築100年の建物を改装し、工房兼ギャラリーを構えています。そこには自作の作品が静かに並び、その魅力はもとより、空間全体に行き届いた美意識の高さにも目を見張ります。現在は鍛金の技法を用い、薬缶やドリップポット、鍋、容器、カトラリー、照明器具など、暮らしに寄り添う道具を中心に制作しています。基本は受注生産とし、使い手の要望に応じて細やかにかたちを調整する姿勢も大きな特徴です。金属という硬質な素材に、手仕事ならではの揺らぎと温もりを宿すこと。作品に残る鎚目の表情からは、人の手が介在した確かな気配が伝わります。古いものに惹かれる理由を「時間と手の痕跡」に見出すその眼差しは、自然物にも通じる有機的な造形感覚となって作品に表れています。過度な自己主張に傾くのではなく、使い易さと佇まい、個性と余白のバランスを探り続ける姿勢には、手でつくる意味への静かな問いが通底しています。デザイナーであり、職人であり、作家であり、発信者でもある。多面的な役割を担いながら自らの価値と向き合うその姿は、SNS時代における新しい作家像の一つともいえるでしょう。本展では、銅のやわらかな光をたたえた作品の魅力とともに、時代を生きる作り手の思考と実践となる「Ren’s Method」をご紹介いたします。洗練されたフォルムのなかに刻まれた鎚目が語りかける、中根嶺さんの手の温もりを、ぜひ会場で感じ取ってください。店主


by sora_hikari | 2026-04-07 10:00 | 中根嶺展

