2025年 06月 25日
「巴誉タイル展 幾何の肖像 」5日目














「巴誉タイル展 幾何の肖像 」の5日目。
昨晩より開始しましたオンラインストアで多くのご注文をいただき誠にありがとうございます。本日15時までに確定したご注文分はすでに発送済みです。商品到着まで今しばらくお待ちください。
現時点(6月25日18時)で、展示作品の在庫は9点となっております。作品数が限られてきたため、店頭での展示販売は当初の予定を繰り上げ、6月26日(木)までとさせていただきます。なおオンラインストアは6月28日(土)20時までご利用可能です。引き続きウェブ上にてご覧いただければ幸いです。
また巴誉さんの作品について「どのように使用するのか」とのご質問をいただくことがあります。これらは陶製のフラットなタイルであり、お菓子皿やコースター、花台や茶席の敷板、鍵の置き台など日常のさまざまな場面でのご利用が可能です。イメージをお伝えする写真を撮りましたので参考になさってください。
もっとも多くのお客様は、実用性以上に作品の世界観そのものに魅せられておられる方が多く、絵画のように壁に飾ったり、身の回りに置いて楽しむといった形でご活用いただいているようです。鑑賞のスタイルはさまざまですので、ご自身の思いでご利用いただければ幸いです。
点数は少なくなっておりますが、まだ魅力的な作品が残っておりますので、ぜひご覧ください。
【巴誉展オンラインストア】
販売期間:6/28 20時まで
巴誉タイル展 幾何の肖像
2025年6月21日(土)~26日(木)
営業時間 11時~18時
※店頭販売は6/26までに会期を繰り上げさせて頂きます
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6
プロフィール
福本巴誉/Tomoyo Fukumoto
1984年 埼玉県生まれ
2007年 武蔵野美術大学デザイン情報学科卒業
2007年 広告代理店勤務(3年間)
2010年 タイル制作を始める
2014年 奈良県で制作(5年間)
2025年 現在埼玉県熊谷市で制作(2020~)
解説文
埼玉県熊谷市を拠点に活動するタイル作家・巴誉(ともよ)さんの個展を開催いたします。タイルは古代より、単なる建材や装飾を超え、文明の象徴として歴史を刻んできました。メソポタミアやエジプトの王宮を飾り、イスラム建築では幾何学と精神性が融合したアラベスク模様として昇華され、日本でも飛鳥時代から瓦として受け継がれ、実用と美の両面で進化してきました。そんな悠久の歴史に呼応するかのように、巴誉さんの作品には時代と文化を超えたタイルの深遠な魅力が息づいています。美大卒業後、広告代理店でアートディレクターとしてのキャリアを積んだ巴誉さん。しかし「手を動かすものづくりがしたい」との想いから、タイルの道へと進みます。スペインタイルの絵付け教室で学び、モロッコでは工房を巡り歩くなど、世界各地のタイル文化に触れながら、その精神と美を吸収してきました。地元埼玉で創作を始め、一時はシルクロードの終着点・奈良にも拠点を移し、古都の空気を吸いながら自身の表現を磨き続けました。代表作「やんごとなきアニマルズ」シリーズでは、動物の神聖さや崇高さをテーマに据え、可愛らしさに依存しない、内なる力を感じさせる表現を追求しています。ダークトーンの釉薬に模様を織り交ぜ、文様と動物が一体となった姿は、生命の尊厳と自然との共生を深く語りかけてきます。またアルハンブラ宮殿の装飾から着想を得た「グラナダ」シリーズ、さらには今展で初披露となる、インド・アグラ城とタジマハールにインスパイアされた「アグラシリーズ」では、黒土を用いた深みある色彩で、伝統の重層性と現代的な解釈とを融合するべくチャレンジしています。作品の根底には、「やんごとなき」という言葉に象徴される、気高くも媚びない、静謐でノーブルな世界観が幾何的なタイルの枠の中に表現されています。当店では今回が初のご紹介となります。どうぞ巴誉さんのタイルに織り成される美の肖像を心ゆくまでご堪能ください。店主


by sora_hikari | 2025-06-25 18:00 | 巴誉

