「瀬川辰馬 展 負の刻印」6日目

「瀬川辰馬 展 負の刻印」6日目_d0087761_14514028.jpg

「瀬川辰馬 展 負の刻印」6日目_d0087761_14514359.jpg

「瀬川辰馬 展 負の刻印」6日目_d0087761_14514668.jpg

「瀬川辰馬 展 負の刻印」6日目_d0087761_14514865.jpg

「瀬川辰馬 展 負の刻印」6日目_d0087761_14515005.jpg

「瀬川辰馬 展 負の刻印」6日目_d0087761_14515325.jpg


欠品しておりましたハードクラック硫化銀彩のリム皿と鉢をオンラインストアに追加掲載しました。

ご覧の通りヒビ状(ハードクラック)に割れた土に覆われ、その上に銀を塗って焼き付けています。またピカピカの銀色ではなく、事前に銀を硫化させることで落ち着いた銀にしてあります。因みに銀製のカトラリーやアクセサリーが黒ずむのは、酸化するのではなく、空気中の硫化水素と反応することで生じる硫化現象です。

敢えて硫化させた銀色にしているのが、瀬川さんの銀彩です。また同じハードクラック硫化銀彩でも、明るめのシャパンゴールド系と深い緑の緑青系があるのは、硫化させる度合いによる違いになります。

これを正確に言い表そうとすると、(1)ハードクラック+(2)硫化銀彩+(3)色味(浅煎りor深煎り)+(4)アイテム名(鉢とかリム皿)と学術的名称のような長さになる訳ですが、出来ればもっと簡潔に言えないものでしょうか。例えば「ヒビ銀彩」、「泥ヒビ銀」、うーむ。もっと直感的な呼称として「干し銀」、「銀パリ」、「パリパリ」、、、いっそのこと現象から離れて「アルマジロ」とか。イマイチですかね?

それは置いておいて銀彩の食器を作る作家さんはいろいろいらっしゃいますが、ハードクラックと硫化銀を組み合わせた食器を作るのは瀬川さんのオリジナルです。視覚的にもキャッチーな独特の銀彩のマチエールに引き付けられる方は多いです。

どうぞ追加のハードクラック硫化銀彩(長い!)をご覧ください。

【瀬川辰馬展オンラインストア】
販売期間:7月27日(土)17時まで
https://utsuwanoteshop.stores.jp/

【瀬川辰馬 展 負の刻印】
2024年7月20日(土)~27日(土)
11時~18時 最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6

【略歴】
1988年 神奈川県生まれ、千葉県育ち
2011年 慶応義塾大学 環境情報学部 修了
2014年 多治見市陶磁器意匠研究所 修了
2016年 東京都足立区にて独立
2017年 千葉県長柄町に築窯
2024年 東京都足立区にて制作


「瀬川辰馬 展 負の刻印」6日目_d0087761_18031602.jpg
画像の拡大




by sora_hikari | 2024-07-25 18:00 | 瀬川辰馬2024

<< 「瀬川辰馬 展 負の刻印」7日目-1 「瀬川辰馬 展 負の刻印」5日目 >>