「太田修嗣展 確かなるもの」5月11日(土)より

「太田修嗣展 確かなるもの」5月11日(土)より_d0087761_16531045.jpg

「太田修嗣展 確かなるもの」5月11日(土)より_d0087761_16531309.jpg

「太田修嗣展 確かなるもの」5月11日(土)より_d0087761_16531576.jpg

「太田修嗣展 確かなるもの」5月11日(土)より_d0087761_16531813.jpg

「太田修嗣展 確かなるもの」5月11日(土)より_d0087761_16532171.jpg

「太田修嗣展 確かなるもの」5月11日(土)より_d0087761_16532394.jpg


5月11日(土)から始まる「太田修嗣展 確かなるもの」の出品物です。

こちらも「捧盤」ですが、木目を覆った黒根来塗りで仕上げています。拭き漆に比べて塗物として端正な印象が強くなります。太田さんは古い時代の漆器にも関心があるそうですが、江戸以降の華飾を施した大名趣味な漆器よりも、室町以前の質実剛健な漆器に惹かれると言います。太田さんの漆器全般を通して感じるのは、過剰な表現を抑え、自分自身を一歩外に置いた謙譲の美徳を芯に据えていることです。これらの脚付き盤も道具としての強さを持ちながら、それ以上に語らぬ脇役の品格を感じるのです。

黒根来捧盤 W40.5/D27/H8

太田修嗣展 確かなるもの 
2024年5月11日(土)~18日(土)
作家在廊日 5月11日 
11:00~18:00 最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6

略歴
1949年 愛媛県松山市生まれ
1981年 鎌倉・呂修庵にて塗師の仕事を始める
1983年 村井養作氏に師事 蒔絵や変り塗りを学ぶ
1987年 神奈川県厚木市にて独立
1987年 ろくろ・指物・刳物一貫制作の工房を開く
1994年 愛媛県広田村(現・砥部町)に移転
2024年 現在 同地にて制作

「太田修嗣展 確かなるもの」5月11日(土)より_d0087761_16414680.jpg
画像の拡大


by sora_hikari | 2024-05-05 18:00 | 太田修嗣2024

<< 「太田修嗣展 確かなるもの」5... 「太田修嗣展 確かなるもの」5... >>