2024年 03月 19日
「山本亮平・ゆき展 色は匂へど」3/23(土)より
3月23日(土)から始まる「山本亮平・ゆき展 色は匂へど」の出品物です。
泉山陶石と砂岩系粘土を合わせて焼締めた「灰陶」。直接焔があたる胴木間で炭化した無釉の焼き物。須恵器に近いものですが、中国殷代に作られた青灰色の土器に通じる呼称です。窯変した渋い焼きあがりですが、こういうものにも山本亮平さんらしい繊細さが表れるのが不思議です。土質、造り、焼成の掛け合わせの結果な訳ですが、作者がどこを見て作っているかという「眼」があるからこそと思います。
灰陶皿 径17・高さ5.5cm
灰陶花入 径19.5・高さ8.5cm
山本亮平・ゆき展 色は匂へど
2024年3月23日(土)~3月30日(土)
11:00~18:00 最終日は17時迄
作家在廊日 3月23日
※初日3月23日は予約制(予約は一杯となりました)
※3月28日は休みとなります。
プロフィール
山本亮平
1972年 東京都生まれ
1998年 多摩美術大学油絵科卒業
2000年 佐賀有田窯業大学短期修了
2024年 佐賀県有田町にて制作
平倉ゆき
1978年 長崎県生まれ
2000年 佐賀有田窯業大学短期修了
2001年 絵付師として三年間活動
2024年 佐賀県有田町にて制作
by sora_hikari | 2024-03-19 18:00 | 山本亮平・ゆき展2024