2024年 03月 02日
「外池素之展 厳選掛け流し」ありがとうございました










「外池素之展 厳選掛け流し」は本日終了しました。会期中ご来店下さいました方、ネットを通じてお選び下さいました方、皆様に厚く御礼申し上げます。尚、オンラインストアは明日3月3日(日)23時までご利用頂けます。未掲載だった17点を追加しておりますので、関心のある方はどうぞご覧ください。
【外池素之展オンラインストア】
写真は2022年に訪れた外池素之さんの工房の様子です。常滑港沿いにあり、周辺には急須職人の作業場が集まり、ここは倉庫として使われていたそうです。現在ここでは仕上げと焼成だけで、土作り、ろくろ挽き、化粧掛けはご自宅(東海市)で行っているそうです。
外池さんとのご縁は、2022年に開催した「沢田重治と外池素之展 常滑古今」になります。とこなめの陶芸研究所に勤めていた頃に沢田重治さんの壷との接点があり、壷の収集をはじめ、献身的に手伝ってくれることで実現することが出来ました。また磯部商店さんとの企画展を繋いでくれたのも外池さんでした。
外池さんは愛知県大府市生まれで、大学では地域政策学部にて江戸時代の古文書研究をしていました。お伊勢参りの道程の細かな記録を調べることで、当時の庶民の暮らしぶりが見えてくるそうです。歴史を読み解いていく面白さは、今の焼き物にもつながっているのかもしれません。
大学を卒業してからは、新聞広告を扱う代理店に勤務しますが、生き馬の目を抜くような業界の仕事になかなか馴染めず、まもなく退社。その後、自分の手で自己完結できる職に憧れ、とこなめ陶の森 陶芸研究所で陶芸を学びました。そこで助手を数年経験したのちに、2019年から作家として活動しています。
現在のうつわは原土や木灰を使い、焼成によって得られる焼き物らしい現象を活かしています。実用的な器の形に、自然の有する割り切れない変数がどう現れるかは、十分にコントロール出来ず、ゆえに窯出し後の喜びと苦労の繰り返しです。
出会った頃に比べると、今は発表の場が大きく広がっており、やればやるだけ結果が伴う勢いがあります。とにかく今は依頼は極力断らず、作れるだけ作るという若さと気力を感じます。前回以上にパワーアップしたうつわの魅力と価格設定の良心が相まって国内外のお客様にしっかりと伝わっていることを実感する8日間でした。今年もたくさんの展示会の予定があるようです。どうぞこれからも外池素之さんのお仕事にご注目ください。
この度はありがとうございました。
【外池素之展 厳選掛け流し】
2024年2月24日(土)~3月2日(土) 会期中無休
11時~18時 最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6
【プロフィール】
1992年 愛知県大府市生まれ
2014年 愛知大学地域政策学部卒業
2014年 広告代理店勤務
2019年 とこなめ陶の森陶芸研究所修了
2024年 常滑を拠点に製作活動


by sora_hikari | 2024-03-02 17:00 | 外池素之展

