「大桃沙織展 綾なす鍛金」ありがとうございました

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大桃沙織展 綾なす鍛金」は本日終了しました。会期中ご来店下さいました方、ネットを通じてお選び下さいました方、皆様に厚く御礼申し上げます。尚、オンラインストアは明日11月26日(日)23時までご利用頂けます。若干ですが、未掲載だったものを追加しております。興味のある方はどうぞご覧ください。

写真は新潟市江南区の大桃沙織さんの工房を訪ねた際に見せて頂いた製作の様子です。当然ですが加工される前の金属板はソリッドで武骨です。その無機質な金属を力強く叩き、切り抜き、徐々に打金で模様を打ち付けていきます。大桃さんの繊細な作品とは裏腹に、作業は決して易々とはしておらず、しかし自分のイメージする作品に近づくために、累々と工具が置かれた作業机の中心に向かって意識は集約され、やがてそれは美しい金属へと生まれ変わっていくのです。

大桃さんが自らの作業を刺繍に例えるように、かつて工業化が進む産業革命以前の人手による縫いものやレース編みは、労力と思いの蓄積であったことでしょう。それは作る人の魂を宿した物でもあり、また着飾る側の思いを移植する媒体でもあったと思います。衣服にして工芸品にしても実用と表裏一体となる祈りが伴うことが本来の道具の姿であると思います。

今展にご来店されたお客様を見ていると、ものにはそういう力が宿っていることを痛感します。機能性だけではない思いの産物。小さい頃から縫物が得意だったお母様のそばで、ちくちくと縫った少女の頃の大桃さんの思い。その延長上にある鍛金作品。それに同調するかのように選ぶ人も夢見る世界を描いているように思えました。今回大桃さんの作品との邂逅が、その人にとって愛すべきものに代わる瞬間にたくさん立うことで、道具とはそういう魅力があるものだと、あらためて思わされる8日間でした。この出会いを大切に。お選び下さいました皆様に感謝を込めて。そして大桃さんに。この度はありがとうございました。

【大桃沙織展オンラインストア】
https://utsuwanoteshop.stores.jp/
販売期間:11/26(日)23時まで

大桃沙織展 綾なす鍛金
2023年11月18日(土)~25日(土)
ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6

プロフィール
1979年 新潟県新潟市生まれ
2003年 長岡造形大学工芸デザイン鍛金コース卒業
2005年 長岡造形大学 助手(2年間)
2007年 個展・グループ展などで作家活動
2012年 高岡クラフトコンペ グランプリ
2023年 現在、新潟県新潟市にて制作

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by sora_hikari | 2023-11-25 17:00 | 大桃沙織展

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