2023年 06月 17日
「稲吉オサム展 渥美古窯レクイエム」ありがとうございました。
展示会初日はワイルドな革パンで決めてくれた稲吉オサムさん。この季節にも関わらず、さぞかし関東初の個展に気合いを入れて一張羅で臨んでくれたのだろうと思いきや、彼のホームページで紹介している映像を見ると、窯焚きでも革パン、、。作業着?いや日頃からロックな魂、気合いが入っているのです。
今回はDM写真のために豊橋市の工房を訪れましたが、撮影を終えた帰り際におもむろに古い建具をノコギリでギコギコと切り始めるので、きっと窯焚きの焚き付けに使うのだろうとお尋ねしたところ、「今度、射的屋を始めるんですよ。その台づくりで」。ああきっと地元の付き合いで余興としてやるのだろうと思いきや、「いや本気で」、、、とのこと。渥美復興まっしぐらと信じたあれはなんだったのか、とガラガラと瓦解した訳ですが、稲吉さんを理解するには、まだまだ時間が足りない8日間でした。
どうぞこれからも全国の祭りで、いや、願わくば渥美焼の作品展で再会できることを願って、今展を終了させて頂きます。どうもありがとうございました。
by sora_hikari | 2023-06-17 17:00 | 稲吉オサム展