「董全斌展 変化-茶的天意」6日目

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董全斌展 変化-茶的天意」の6日目。

引き続き、董(ドン)さんのQ&Aをご紹介します。

Q:蓮の絵を描いていますが、何を表そうとしているのですか
A:蓮の花を描くだけでなく、いつでも見たり触れたりできる身近な場所から描いています。あなたが毎日いつでも周りにいることができるような印象をつくり出すために、親しみやすさは必須です。あなたはそれを注意深く観察し、そしてそれを毎年見ることができるので、それが含んでいるものが自ずと現れるでしょう。何が含まれていますか?ハスを描くことは、いわゆる生物学的知識を理解することではなく、種の形態的特徴を描くことでもありません。そうすることは、実は本質から遠くなってしまいます。本当に観察すべきなのは、睡蓮の発達です。ハスはジンデゼンに到着するとすぐに育てられました。人間の手入れは必要ありません。自然界で非常によく生き残り、順応性に優れています。当時、庭の西側で育ち、池の一部が太陽から遮られ、蓮の花の開花期間が非常に短く、蓮の花が何らかの形で開花していました。日当たりの良い場所では、蓮の花が密集し、葉が重なり合っています。しかし、同じ繰り返しがなされることはありません。毎年成長する新しい葉の組み合わせは、無限の方法で展開します。しかし、数が多ければ多いほど、境界によって描かれるようになります。無限だけど境界はちゃんとある。だからそれは補完的な役割を持っています。それは存在の時間と空間を意味します。可能性は時間と空間に広がります。移動により、この蓮の池は大きな桶に移されましたが、そのような変化の中で、この形で展開する様子を観察し続けてください。この「個体」の境界は非常に明確で、土壌では生き残れず、プールでしか生き残れません。そのような境界の変化は至る所にありますが、境界から境界へはどうでしょうか?そこにあるものは何でしょうか?この境界の違いを認識すると、無限の境界がより広い範囲の可能性の展開を促進し、それが一体性としてそれ自体に戻ることがわかります。

Q:蓮の絵を描くことと急須や茶杯を作る際の思いの違いはありますか
A:両者を探究するために違いはないけど、形式としては全然違います。 個々の描写を通して「完成」を示します。 ここでは「一体性」を意味します。

【董全斌展オンラインストア】~2月25日23時迄

Dong Quanbin 茶会 
2/23 茶禅草堂 岩咲ナオコ(満席)
2/24 茶絲道 堀口一子(満席)
2/25 櫻井焙茶研究所 櫻井真也(満席)

董全斌展(ドン チュァンピィン) 変化-茶的天意
The Exhibition of Dong Quanbin
2023年2月18日(土)~25日(土) 会期中無休
営業時間 11:00~18:00 最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6
049-298-8715 utsuwanote@gmail.com

董全斌プロフィール
1979年生まれ。
中国河北省張家口市宣化県。
河北師範大学美術デザイン学科卒業。
卒業後、北京にデザインカルチャー
コミュニケーション会社を設立。
10年後、景徳鎮にて陶芸を始める。
現在、景徳鎮にて制作活動。


by sora_hikari | 2023-02-23 11:07 | 董全斌展2023

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