2023年 02月 22日
「董全斌展 変化-茶的天意」5日目-2
「董全斌展 変化-茶的天意」の5日目。
今日は中国蘇州市と東京赤羽を中心に中国茶教室をされている黄峰麗(ホアン・フォンリー)さんのお茶会でした。中国の潮州の工夫茶を学んだ実績を背景に、中国茶らしい滋味深い茶席をご提供下さいました。
黄峰麗
引き続き、董(ドン)さんのQ&Aをご紹介します。
■製作について
Q:急須はどんな土を使っていますか
A:宜興の黄龍山で紫色の泥を見つけましたが、自然風化していて可塑性がとても良いです。 黄龍山の紫砂から壺を作る長い歴史があり、時の洗礼を受け抜いた選択肢です。 それはいつ誰がやったというようなものではありません。
Q:急須はどういう作り方をしているのですか
A:急須の本体はろくろ成形する方法を採用しており、注ぎ口や把手は手練りで合わせて作っています。
Q:急須はどういう焼き方をしているのですか
A: 電気窯を使用しています。
Q:急須は古典作品を参考にしていますか
重要なことは、自然そのものに戻ることです。
Q:茶杯はどんな土を使っていますか
カオリンと磁器石の配合で、非常に古い白磁の素材です。 光が透けて見えるようです。 温かみがあって繊細です。
Q:茶杯はどういう作り方をしているのですか
カップはまず、絵付けとトリミングを行い、乾燥させた後、彫刻を施し、形を整えます。 その後、釉薬をかけ、焼成します。
Q:茶杯はどういう焼き方をしているのですか
天然ガスの還元焔で1日焼成して、翌日窯を開けます。
【董全斌展オンラインストア】~2月25日23時迄
Dong Quanbin 茶会
2/23 茶禅草堂 岩咲ナオコ(満席)
2/24 茶絲道 堀口一子(満席)
2/25 櫻井焙茶研究所 櫻井真也(満席)
董全斌展(ドン チュァンピィン) 変化-茶的天意
The Exhibition of Dong Quanbin
2023年2月18日(土)~25日(土) 会期中無休
営業時間 11:00~18:00 最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6
049-298-8715 utsuwanote@gmail.com
董全斌プロフィール
1979年生まれ。
中国河北省張家口市宣化県。
河北師範大学美術デザイン学科卒業。
卒業後、北京にデザインカルチャー
コミュニケーション会社を設立。
10年後、景徳鎮にて陶芸を始める。
現在、景徳鎮にて制作活動。
by sora_hikari | 2023-02-22 19:41 | 董全斌展2023